
香港は、今年になってから、もう6回行ったことになるが、これまでは、蒸し暑くて、どんよりしている印象だった。ところが、11月、12月は、かなり様子が違う。日本で言うと、初夏の気候か。なかなよい。ということで、町中の風景を。
やはり、この高層ビル群がまず目に入る。

ビルが、壁のように並んでいる。この道路の右側が、九龍半島との海峡になる。ビルの下方が萎んだ不安定そうなビルも見える。

山の上にも、ところ狭しと高層マンションが立ち並ぶ。これだけ建てても、家賃レベルは、きわめて高い。すごい人口密度だ。

これは、たぶん今香港で一番が高いIFCビル。トップの部分が、電気髭剃りの歯の部分のように見えるので、勝手に髭剃りビルと呼んでいる。下に見える公園では、朝の太極拳体操をやっていた。中国の公園で、よく見られる光景だ。日本のわが町でも行われているが。

ビルの狭間には、歴史的らしい建築物があった。立法局大楼とあったが、今は、使われているのだろうか。

なかなか風格がある。

道路の向こうには、何かの碑が見えた。たぶん、戦没者の忠魂碑だろう。年号を見ると、第一次、第二次世界大戦の時の、戦没者が祀られているようだ。

通りから、見上げたところに、ショッピング、ホテル、オフィスビルが一体となったコンプレックスが見える。パシフィック・プレイスと呼ばれている。キャセイ関連のデベロッパーが、確か20年ぐらい前に開発したものだと思う。
とにかくこの狭いところに、よくこれだけビルと建てたものだ。今はいいが、夏は、凄い人ごみと相まって、蒸し暑くてしょうがない。