特別展示だったのだろうか。アジャンターの壁画の模写が展示されていた。現物は、石窟の中で、かなり暗いため、なかなか見えない。このような形で、しっかり見れるのは、貴重だ。
かつ、現物は、発見当時の粗雑な保存処理により、色が、緑っぽく変色してしまっており、今後の劣化も懸念される。この模写もその変色の様子を反映している。
きっちりとした保存対策が望まれる。大々的に模写をして、展覧会でもしたらいいのではないか。デジタル写真をきっちり撮って、保存してもいい。
同じ石窟でも、敦煌の保存対策はしっかりしているように思う(かつて、多くものが、略奪されてしまったが)。
ポンペイの壁画展は、時々開催されている。アジャンターの壁画は、それに匹敵するし、かつ、仏教の起源に迫るものとして貴重だ。ただ、壁をはがして保存していないから、現物展示というわけにはいかない。
海運の歴史を展示した部屋もある。インド海軍と、東西貿易の歴史を、かなりしっかり展示してある。
これは、東インド会社の旗の変遷。Englandから、Britainになって、Indiaが、姿を現す様子がわかる。世界最初の株式会社と言われているが、欧米の亜細亜搾取の歴史でもある。
明日から、小旅行予定。でも国内だから、携帯から投稿できるかな?
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