かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

草原の国モンゴルその10 オルホン渓谷とブルド砂丘

2024年12月16日 | China・Mongolia
今日も温度は低いが穏やかな天気。
家事に集中。



天気が下り坂になり、当初オルホン渓谷ハイキングが予定されていたが、キャンセルとなり、直接オルホン渓谷を見下ろす丘へ。
オボーと呼ばれる石積み。
宗教的な意味と、ランドマーク的な意味を持つ。
チベットでもたくさん見た。



いい眺めだが、渓谷と呼ぶほどの険しさは、感じられない。



ハイキングの場合、もっと奥地に行ったのだろうか。



カラコルム市街方向を見下ろしたところ。



右上に見える白い区画が、エルデニ・ゾー寺院。



アサランド。
朝青龍が経営しているツーリスト・キャンプ。
中央のドームが目立つ。
朝青龍さんは、癌の治療中と、当地では言われている。



遊牧民の方がゲルの方に向かっていた。



続いて向かったのが、ブルド砂漠。
着いた時には、風雨が強く、ゆっくり見られなかった。



観光用ラクダも閑古鳥。



エジプト、ウズベキスタンに続いて、砂は採取してきた!
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矢野顕子 さとがえる コンサート 2024

2024年12月15日 | Music


今日、日中はゴルフ。
温度は低かったが、風が少なくラッキー。
富士山もくっきり。



紅葉は、ピークを過ぎ、晩秋。



夜は、矢野顕子のさとがえるコンサート2024の千秋楽。
青の洞窟なるライトアップが素晴らしい。
若者達のデートスポットになっていた。



ここだと、交通渋滞も気にならない。



会場は、NHKホール。
他のホールの建て替えが,進む中、老舗感大。



メンバーは、顕子さんとスカイの2人と佐橋さん。
お馴染みのメンバーだが、スカイの、2人は、最初からのメンバーだそうで、29年目!
スカイの2人だけだと、50年‼︎
ほとんど、化石?



2階席だったが、よく見えた。
顕子さんの譜面も,見えたが、楽譜ではなくて、歌詞のみ?
全然見てなかったけど。

コンサートは、ツアー最終日だけあって、完成度高し。
定番曲から、レア曲まで、バランスとれたセトリ。
YMOの曲から、1000のナイフ,behind The Maskの2曲。
ちょっと複雑な気分。

ピアノの演奏も、大熱演で、ジャジーな音色を会場いっぱいに響かせた。

アコースティックコーナーでは、スティービーワンダーの曲を。

上原ひとみさんとの3枚のコラボアルバムには、ラーメン食べたいの別バージョンがそれぞれ入っているとのことで、ラーメン食べたいを。
5月のジョイントコンサートにも行く予定。

野口聡一さんとのコラボ曲は、前回のブルーノートでも披露されたが、今回は、その宇宙飛行士を送り出す家族の気持ちを歌った歌も。
どんどん矢野顕子ワールドが広がっていく。

アンコールには、なんとMISIAが、登場。
2曲披露したが、顕子さんとの息もぴったりで凄かった。
1 曲目は、希望のうた。
MISHIAさんが、反戦歌を作って欲しいと顕子さんに依頼しできたのが、この曲だったそうだ。
そして、ラストはクリームシチュー。
まさに2人のシナジー!
来年は、30周年だが、何を企画するのか。



原宿は、いつものイルミネーション。
老舗だが、今は、いろんなところでやってるので、スペシャル感は、ないか。

ということで、年の瀬に相応しい一夜になった。
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"NO HAMBURG NO BEATLES" & BOX

2024年12月14日 | The Beatles
今日は、午前中は、家事に集中。
午後から、映画&コンサート。



映画は、横浜では今日封切りになった"NO HAMBURG NO BEATLES"。
会場は、JACK & BETTYさん。



ビートルズの下積み時代のハンブルグでの活動を追ったドキュメンタリー映画。
短めだが、よくまとまっている。



ハンブルグ時代の代表的な写真だが、まだ、ステュがいて、ドラマーは、ピート。
ハンブルグ時代に、ステュは、亡くなり、ドラマーはリンゴに変わって、ビートルズは完成した。
故人のインタビュー音源、映像、フォアマンの絵を上手く編成し、見たことがない映像をインサートして、顔見せなしのバンド演奏映像を被せて、臨場感もある作品となっていた。

ハンブルグの悪徳興行主として知られるコシュミダは、同性愛で刑務所入りになっていたのだという。
今では、考えられないが。
ハンブルグの街が、WWⅡで、徹底的に破壊されていたことも初めて知った。
長崎の原爆での死者よりも多かったという。
今の、イスラエルを非難できなくなってしまう。
リバプールもロンドンに次ぐ被害を受けていたのだという。
リバプールのビートルズが、ハンブルグで、花開いたと言うのも何か因縁深い。

正直、映画というより、NHKのドキュメンタリー番組でやるような内容ではあるが、ビートルズファンは、押さえておくべき映画だろう。
私は、実際訪れたことがあるので、リアルに雰囲気が伝わってくる。



これは、映画館の手作り?



伊勢佐木町の飾りは、昭和チック。



それから、渋谷へ移動。
凄い人。
駅の改札を出るのに10分近くかかった。



初めてのpleasure pleasure。
初めてのBOX。
BOXの方は、メンバーそれぞれの演奏は、いろんな機会に聞いては、いるが。
竹内まりやさんの新アルバムに、楽曲も提供している。
1988年にファーストアルバムを出して、それから2枚しかアルバムを出していない。
それで、即日完売だったというから恐れ入る。

J POPブームのせいか、ビートルズ人気のせいか、まりやさん人気のせいか。
私は、ビートルズサウンドに近い演奏ということで、前から一度聞きたいと思っていて、今回やっと行けたというところ。


 
座席指定にも関わらず、熱心なファンが、開場前から、行列を作っていた。



シンプルなロゴ。



2階席だったが、こじんまりした会場で(300人ぐらい?)、まったく問題なし。
観客と一体感のあるコンサートが楽しめる。



左から、ベースの小室和之、杉真理、松尾清憲、ギターの田上正和。
奥の左が、ドラムの島村英二、奥の右が、キーボードの小泉信彦。
鉄板の布陣だ。

実は、CDを持ってなくて(ほとんどネット販売らしい)、初めて聞く曲ばかりだが、メロディ、コード進行、間奏、歌詞、いろんなところにビートルズ・テイストが紛れ込まれていて、違和感なく入り込める。
ほとんどコピーと思われる部分もある。
昔のチューリップを、ちょっと思い出す。

フィンランドの杉、僕らのマジカルバス、I don't know (知らんがな) など、まんまっぽい題名の曲もあったが、中には、いろんな曲が紛れ込まされている。
リボルバー以前のビートルズの楽曲をリスペクトしながら、オリジナリティも混ぜ込んで、ライブ感あふれる演奏を繰り広げらるのが、真骨頂。
今日見た映画のネタの出た。
最初にハンブルグに行った時に一緒に行ったのが、ミニバンで、それが、マジカル・ミステリー・ツアーに繋がった?
明日、横浜の上映で、コメントする藤本さんにも遭遇。
ノリのいい曲も多く、途中アコースティックコーナーもあり、また、トークでは、ビートルズの小ネタも混ぜ込んで、楽しくかるライブ感あふれるコンサートだった。
ノスタルジーと言ってしまえばそれまでだが、若い客も多く、場所が渋谷ということもあり、初期のビートルズを味わえる、おおいに楽しめるコンサートだった。
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ビートルズ:10のエレメンツ 2010年代

2024年12月13日 | The Beatles


今日は、寒空の下、ゴルフ。
予約した時は、こんなに温度が下がるとは思わなかった。
でも、風がなかったので、どうにか完走。
富士山の頭も拝めた。
調子は普通。



ごみ焼却場が近くにあるが、煙が出ているのは見えない。
結構、街に近いところにある焼却場だ。



紅葉も終盤。



今回のビートルズ:10のエレメンツは、モントルー・ジャズ・フェスティバルの日程と重なったため、アーカイブ視聴になった。
実際の講義は、1週間前。
本講座後半から、同時配信はなくなって、アーカイブ視聴のみ(1週間限定)になったが、元々INGのテーマではないので、支障はなく、安心してゆっくり見れる。
いよいよ2010年代!
近過去だ。



それにしても、活発な動きを見せた10年間だった。
ビートルズが自らをリフレッシュしていく10年。
ポールとリンゴの2人で、ビートルズを延命させる?
アンソロジーから入ったビートルズファンもいる中、ビートルズの作品を再考察するプロジェクトが相次いだ。

藤本さんが、CDジャーナルを退職したのが、2011年6月で、2015年2月からフリーになられたという。
CDジャーナルを止めIT関連の会社に在籍していたそうで、ビートルズ893の道を歩み始めたのは、2015年だったとのこと。
ということは、かなり初期からお付き合いさせていただいていることになる。

2010年代では、まずLiving In The Material Worldの映画があった。
かなり、遠い記憶になってしまったが、内容が面白過ぎた。
マーティン・スコセッシ監督。
藤本さんが、字幕監修を始めたのも、本作品からだそうだ。

そして、Eight Days A Week。
やや暗いという評価もあったが、ロン・ハワード監督によるしっかりした造りで、貴重な映像も満載で、こちらも評価大。
珍しく映画館に見に行ったが、もう10年近く前になるのか。

ポールはこの間3枚アルバムを出しているが、NEWの評価が高いとのこと。
日本のツアーが4本入ったのも大きい。
私もかなり通って、特に最後の2018年には、全て行った。
今から考えると貴重な体験。
病気でキャンセルになった2015年のコンサートには、仮病説があるそうだが、流石にそれはないだろう?
途中からYesterdayを歌わなくなった瞬間も目撃した。
いろいろ説はあるが、やはりシャウトする曲が多い中で、Yesterdayをアンコールで歌うのがきつくなったのが、実際ではないか。
来年は来てくれるのだろうか。

Kisses On The Bottomは、ジャズ曲をカバーする意欲作だったが、当時の流行りでもあった。
そして、ポールは、楽器を演奏せず、歌だけだったので、緊張しながらの録音になったとのこと。
今もよく聞くアルバムだが、ポールの声がすばらしい。
今ツアーでは、かなり出なくなっているそうだが。
もう82歳!
そういえば、山下達郎も、厳しくなっていると報道されている。
風邪のせいではあるが、年齢とともに、ボーカルはどうしても厳しくなる。
エジプトステーションもユニークなアルバムになった。
ジャケットは、ポールの画集からのものだが、まずアルバムタイトルが???で、I Don't Knowなどという曲が???

その間リンゴは、EP作戦。
サブスクが増える中、アルバムという概念が薄れてきており、簡単に作れるEPを多く出すようになった。
鈴木さんは、追っかけ切れてないそうで、藤本さんが、主に解説。
曲作りが、イージーで、イントロクイズをやったら、誰もわからないのではないか説?
私も、リンゴは、気が向いたら買う程度。
カバーアルバムの音源が流れたが、なかなか良かったので、ちょっとゲットしてみようかな。
次作も面白そう。

来日も3回してくれた。
オールスター・バンドで、リンゴにとっては省エネツアーになっているが、メンバー交代により、雰囲気も変わり、楽しいコンサートになっている。
藤本さんと鈴木さんは、ZEPPに一緒に行ったそうだが、鈴木さんは、途中で、一旦退出したという。
リンゴのコンサートとは思えなかったのが理由という。
私は、こんなもんだと思っていたので、心底楽しめたが。
リンゴの目の前で、聴衆が興奮して卒倒したりしていた。
元々、歌いやすい曲が多いので、声の衰えの影響も少ない。

そして、もう一つのトピックスが、ポールのスーパーデラックスシリーズ。
出始めた時はどこまでやるの?と思っていたが、次々と出て、もう残るは2枚?
やりすぎ感があるものの、全作品付き合っている!
ここまで来たら、早く完成させてほしい?

そして、本家本元のビートルズのアルティメイト・コレクションも出ているが、出るたびに、曲作りの過程が明らかになる。
例えば、Straeberry Fields Foreverでは、メロトロンと歌を同時に録音していたり、サビが最初は全然できていなかったり、ベースが最後に入れられたことなどが明らかになった。
She Came In Through The Bathroom Windowでは、最初の段階からすばらしいハーモニーを聞かせていることや、最初は、ラフな歌だったのが、途中から美しいポップスに変わったことがわかる。

次は、Rubber Soulが99.9%確実とのこと?
藤本さんは、893稼業を賭けている。
バングラデッシュのコンサートのアルティメイト・コレクションも制作中とのこと。
両方とも、好きなアルバムで楽しみだ。

いよいよ次回は、2020年代で最終回。
その後、ざっくばらんなトークイベントや、インド訪問報告会が開催されることも決まっているとのこと。
いやはや、ビートルズ談義は尽きない。
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草原の国モンゴルその9 亀石

2024年12月12日 | China・Mongolia
冷え込んでいる。
家事に集中。



エルデニ・ゾーから東に5分頃行った所に、亀石はあった。
この亀石は、カラコルムに3つあるそうで、その内の一つ。
埋まっていたものを掘り起こして、現在、地上に展示されている。
チンギス・ハーンの時代の前からあるもので、突厥や、ウィグル時代のものと考えられている。
当初は、石碑が立っていたが、その石碑は失われている。
なかなかの存在感。



ここが、都があった時代のお寺のあった場所。
カラコルム博物館の、ジオラマでも再現されていたが、かなり大きなお寺であったことがわかっている。



柱のあった場所が、四角で囲まれている。



礎石が残っているところもある。



原っぱには、当時の建物に使われたらしい部材の破片が転がっている。
これら持ち帰ることは、禁止されているが、時が経つにつれ、ますます発掘は、困難になってくるだろう。



壁だったのだろうか。
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