かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

神秘のウズベキスタンその28 サマルカンド② ビビハニム、シャブ・バザール

2024年09月28日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


今日の昼は、ビアガーデン。
ちょうどいい季節?
屋根付きは、ありがたい。



ビビハニム・モスク。
15世紀の始めに、チムールの命で建てられたモスク。
ビビハニムは、チムールの妻の名。
チンギス家の末裔の娘だったという。
途中で、高さ50mのミナレットを建造しようとして、重量に耐えられず崩れ始めたという。
修復がなされたのは、最近になってからとのこと。



その先にあるのが、シャブ・バザール。
サマルカンド最大のバザール。



とにかく広い。
メロン、あんずのドライ・フルーツをゲット。
あんずの種は、いいおつまみになった。



衣装なども売っている。
庶民のためのバザール。



見あげるとハズラティヒズル・モスクが見える。
元ゾロアスター寺院の跡に建てられたモスク。
ジンギスカンに破壊され、現在の姿になったのは、19世紀。
初代ウズベキスタン大統領のイスラム・カリモフの墓があるとのこと。
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神秘のウズベキスタンその27 サマルカンド① レギスタン広場

2024年09月27日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


今日は、秋雨前線到来?
雨の中、昼は、新宿でランチ。



そして、いよいよサマルカンドに着いた。
紀元前10世紀ごろから、オアシス都市として発展した。
13世紀にジンギスカンにより破壊されたが、14世紀にアミール・ティムールにより、ティムール帝国の首都として発展した。
今回訪れた4都市の中では、一番美しい建物が多かった。

ソ連時代からの建物も多く残る。



ソ連製の車もまだ走っている。
今は、ウクライナ製のシボレーが、ロシアに輸出されているそうだが。



ティムール像。



レギスタン広場脇にある廟。

レギスタン広場。
砂の場所という意味。
ウズベキスタンを代表する光景。
ティムール時代から建設が始まった。

左が、ウルベク・メドレセ、正面が、ティラカリ・メドレセ、右が、シェルドルメドレセ。
3つの巨大なイスラム神学校が、向かい合っている。



一番見事に見えるのが、シェルドルメドレセ。
1636年に、シャイバニ朝の君主ヤラングドシュ・バハドールによって建造された。

虎にしか見えないライオンが描かれている。
シェルドルは、タジク語で、ライオンのこと。
鹿を追っている。
イスラム教の教えに反する絵だが、既に亡くなっているとして(鹿の胴体に切れ目が描かれている)、そのままにされたという。
背中には、太陽に人の顔。
後ろに見えるドームも美しい。



巨大さ、美しさが、際立つ。



正面のティラカリ・メドレセ。1660年建造。
サマルカンドのメインモスク。



ウルグベク・メドレセ。
君主であり、天文学者でもあったウルグベクによって、1420年に、最初に作られた。
デザインは、星をモチーフにしたモザイク画で埋められている。
個室が50ほどあり、100名以上の学生が住んでいた。



ティラカリ・メドレセの礼拝堂。
ティラカリとは、金箔を施されたの意味で、礼拝堂全体が、まばゆく輝いている。



ティラカリ・メドレセの礼拝堂の天井は、ドーム状に見えるが、平面で、遠近法を用いて描かれている。



天文学者でもあったウルグベク。



ウルグベクが15世紀に建てたと伝わる天文台の模型。
サマルカンド発祥の地であるアフラシャブの丘周辺で、1908年に土に埋もれていた遺跡が発掘されている。
1年の日数を正確に計算した。



高度な天文学の知識を有していた。

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One Hand Clapping

2024年09月26日 | The Beatles


今日は、昼は庭仕事で、夜は、久しぶりに映画を見に日比谷。
映画の聖地?



One Hand Clapping。
CDは、出ていたが、映画は、今日が、世界公開日。
ここでは、今日は、1回の上映なので、sold out。
恐るべし。



初めての、Dolby Atmos。
元々、1974年の音なので、効果は、限られたが、四方八方から音が、聞こえて来る。
この設備を持っている会場も限られるだろう。
私が、高校に入った頃で、一番聞いていた時期になるが、こんなプロジェクトが進行していたなど、知る由もない。
10月から、通常公開されるが、普通の音響になる。



Band Oe The Runで大成功を納めたポールが次作を製作すると同時に、Wings のツアーを計画している時期。
メンバー交代のハプニングは、続いたが(ドラマーは、次作製作途中で、交代、ギタリストの1人は、数年後、ドラッグで亡くなる)、Wings が、ピークに向かっていた時期と言える。
撮影は、4日間に渡って行われ、Wingsの旧曲から、新曲、未発表曲、オールディーズなど、歌いまくる。
バンド編成もあるし、一人での、ギター弾き語り、ピアノ弾き語り、オーケストラを入れての演奏など、やりたい放題。
最初と最後に、今のポールが出てくるが、本当に楽しかったと回想している。
ビートルズ解散後、試行錯誤を続けてきたポールが、方向感を定めることができた時期。
ビートルズ時代のように、回りに気を使う必要もないし、リンダともうまく行ってるし、大元気。

アビーロードスタジオでの撮影だが、コンセプトは、Let It Beに似ている。
ただし、カメラワークは、ちょっと変。
故意にシュールにしているものと思われる。
最後は、スタジオを出て、アビーロードスタジオの裏庭での、ギター弾き語りだが、オールディーズが中心。
今まで、数えきれないほど演奏してきたことが、わかる。

メンバーの語りが、途中インサートされ、ポールは、小さい頃は、キャバレーで歌うことをイメージしていたと、語る。
ところが、ロックに出会い、全く違う方向に向かうことになった。
ただ、キャバレー向きの曲も楽しそうに、ピアノの弾き語りで聞かせてくれる。

とにかくみな若い。
不幸にして、ギタリスト2人と、リンダは、この世にいない。
ドラッグの影響も無視できない。
そして、ポールの声が、まだビートルズ時代と変わらないほど若い!

ビートルズファンは、必見の映画だろう。



終了後、藤本さんと、和田唱さんの対談。
放映中は、近くで一緒にご覧になっていた。
和田さんは、この映画の海賊版をとっくに見ていたそうで(取り上げるシーンがかなり異なるらしい)その演奏をコピーしていたという。
高校時代のオリーブという雑誌では、ウィングス時代のポールが一番好きと答えていたそうだ。
90年代半ばのオアシス全盛のころだから、本当に好きだったのだろう。

この時間に、後に大ヒットになる曲の多くもすでに作られたいたということで、ビートルズ以降のポールの全盛期の映像と言っても過言ではないだろう。

素晴らしいイベントだった。



帰りは、地下のベトナム料理屋で。
久しぶりに333を飲んだが、高い以外は、ベトナムと一緒。
あたり前だが。
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神秘のウズベキスタンその26 ザラワシャン・カラクム廻廊③ ミル・サイード・バフロム廟

2024年09月25日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
今日も関西。
夜帰る。



1200年頃の霊廟。
右の建物は、モスクで、再建。
左の建物は、埋まっていたものを発掘した。
こじんまりとした街の中にあり、ツアーでなければ、なかなか行けない。
ミル・サイード・バフロムは、サーマーン朝の一員と考えられるが、詳しくはわかっていないという。
ブハラにあったイスマール・サマニ廟との関連が指摘されるが、それよりもかなり小さい。



霊廟内部。
ドーム部分。



棺。



果樹園。
神父さんが、熱心に育てているとのこと。
ウズベキスタンで出てくる、野菜、果物類は、全て無農薬とのこと。
地産地消ということなのだろう。



果樹園側から見た霊廟。
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CHICAGO

2024年09月24日 | Music


今日は、大阪へ移動。
崎陽軒さんの秋バージョンがあったので。
お茶まで出してるとは知らなかった。



定点観測。
明日は、難しそうなので。



そして、大阪の夜は、CHICAGO!!
グッズに並んで、Tを3着ゲット。
内2着は、お土産用。
キャップは、すでに売り切れてた。
帰りに見たら全て売り切れ。
ちょっと在庫絞り過ぎ?

席は、1階席の真ん中ぐらい。
コントロールセンターの後ろ。



開始のカウントダウンは、アルバムジャケットが次々現れる趣向。
彼らのアルバムは、ずっとナンバリングされていたのだが、今も続いているのだろうか。



王道のセトリ。
正直、デビットフォスター以降は、ラジオで流れる程度しか聴いていないのだが。
オリジナルメンバーは、どういう気持ちだったのかわからないが、今は、以前と以後と、同レベルで、披露してくれている。
前も後も、あれだけ売れたのだから、両方ともCHICAGOということなのだが、気持ち初期の曲の方が受けてたかな?



日の丸の映像。
演出は、ミニマム。
結構広い会場なので、演奏の大写しがあるとありがたかった。
映像の使い回しも多い。



ほとんどヒットパレードで、息つく暇なし?
ただ、ボーカルの衰えは?
前回は、もっと深みを感じたような気がしたが。
昨日の、Sammy Hagerとの対比誤差か?

最後の方は、やはり初期のヒット曲が続いた。



大満足のコンサート。
今回は、大阪だけだったので、私のように、東京から駆けつけたファンも多かったようだ。
私も、中学時代、一番聴いたバンドだと思うし、その後、たまたまシカゴに7年近く住んだので、(勝手に)縁のあるバンドと感じている。



セットリストを、コントロールパネルの方が見せてくれた。
ヒットパレードの意味がおわかりいただけると思う。



最寄りの福島駅まて、10分強。
夜景も美しい。
帰りに、アイアンメイデンのコンサートに行った人と多数遭遇。
被ったのかな?
感慨深いコンサートだった。
結成57年というから、流石に最後かな?
コメント (2)
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