かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

バドバー

2007年11月11日 | Topics


国際的に有名なビールの一つにバドワイザーがあるが、シカゴ駐在時代、チェコのバドワイザーが、アメリカのバドワイザー相手に、”本家争い”をしていた。結果はどうなったのだろう。
”本家?”バドワイザーは、見たことも飲んだこともなかったのだが、たまたま横浜に、チェコへの投資を推進する事務所があって、その催しで、いただいた。

説明書きによると、このバドバー(BUDVAR)というビールは、チェコの最高級ホップ、モルト、独自の酵母、地下300mからの良質の水で醸造され、700年の歴史があるという。なかなかの優れもの(のようだ)。飲んでみたら、独特のコクがある。古臭い味といってもいいかもしれない。700年前というから、アメリカの”亜”の字もない時代だ。

チェコには、ドイツが侵略した時も、ソ連が侵攻した時も、周りの欧州諸国からは、自国の利害から見放され、米国に支援してもらった歴史があるという。陸続きの隣国が大国というのは、たいへんだ。今は、平和の時代になって、その地の利を生かそうとしている。首都プラハは、中世の街並みがそのまま残っている素晴らしい首都だという。

シカゴ駐在時代、米国のバドワイザーの方は、愛飲していたが、ウォーターティストビアとも言われていて、”本家?”バドとは、似ても似つかない薄味。シカゴの地ビール(といっても相当売れていたはず)のオールドスタイルもよく飲んでいた。こちらは、少しは、コクがあった。
ビールといえば、ウィスコンシン州のミルウォーキーが、アメリカでは本場だが、ビール工場に見学にも行った。もちろん、見学の後は、ビール飲み放題。
ミズーリ州のセントルイス(19世紀、西部開拓の起点だった町)のバドワイザーの工場にも行ったのだが、予約が必要で、見学できなかった。それ以降、見学の機会はまだない。
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