とちぎ子育てサポート協会の研修会として
作新大学の一般公開講座を受講してきました。
10時~10時50分は
石原栄子教授の
「乳幼児の育ちと遊び」 についてでした。
一時間未満の短い時間の講義でしたので、多くは勉強できませんでしたが
今回は、乳幼児の口の働きだけについて、50分間聞いていました。
「人間は生まれて死ぬまで口を使う。
赤ちゃんは、すぐにおっぱいを吸う機能の働きから
摂食、発声、発語、感触を知る、大きさを知る、形を知る
赤ちゃんはそのすべてを、口を使うことで感じていく」
30年前頃は、指しゃぶりはだめとされていたが
今は、良いこととしてやらせても良い
手しゃぶりや指しゃぶりで、口への刺激に慣れていく。
手の感覚のコントロールができる。
固形物、異物を口の感触で認識し、発達していく。
沈静作用にもなっている。
6ヶ月くらいまでに、口角が発達する(口を閉じることができる)
など、一つ一つ納得のいくお話でした。
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11時から12時までは、
小野口睦子教授の「運動遊びとからだつくり」でした。
遊びを通して、体つくりを促す遊びを教えていただきました。
手には赤と青のリボンをつけて
手を叩きながら、リズムに乗って
同じほうを向けるかどうか?で、体のひねりの運動です。
バランスの発達を促す。
ネットは風呂敷が代用できる
気軽にできる運動、遊び。等等でした。
あっという間の楽しい時間でした。
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石原先生の口の働きと言い
小野口先生の、運動遊びと言い
未発達の赤ちゃんと衰えた年寄りには
共通点が多く驚きました。
私の年頃(おばあちゃん)になると、同じレベルで遊べるので
おばあちゃんの子育て参加は
やっぱり言い事なんだと、改めて思ってきました。
いやいや
保育士を育てる大学ですから
今回の公開講座も、現役母さんたちや
保育関係の方に受講してもらうためのものですよ。
でも、カンレは、おばあちゃんの立場で受講してきちゃって
勝手にそう思ったのでした。