毎日暑いですね。猛暑お見舞い申し上げます。
新型コロナの影響で、夏祭りがどこでも中止になり
「金魚屋さんも金魚すくいの需要がなくて困っている。
小売りでは、多少需要があるが・・」
というニュースが流れていました。
いつの間にか風鈴の文化も遠いものになている気がしますね。
我が家も片づけをしていたら
風鈴が一個出てきたので、飾ってみました。
あ、↑ これはネットの無料画像ですけど・・・
で、昔のことを思い出しました。
風鈴売りや金魚売が ♪きんぎょーえーきんぎょ♪
と、街中を担いだり、リヤカーに載せて売っていた
時代があったんですよね。
昔の夏の風物詩だったと・・・それを思い浮かべると
何てのどかで、風流なことか・・・
まして、その商売が成り立っていたのですから
今では、信じられない時代でもありましたよね。
そんな中で、育った子供たちは
情感がはぐくまれていたのではないかと想像しております。
もちろん、その頃の大人も
それを求めて、風鈴を買い金魚を買い求め
親も子も祖父母たちも一緒に楽しんでいたのでしょう。
それが、商売として成り立つほどの消費があったのも
今では不思議でなりません。
代々、そういう感性が育つ瞬間って大事だったと思いました。
情操教育の原点ではなかったのかなと・・・
戦後75年大きく時代は変わりました。
昔に戻れないかもしれませんが
今こそ、情感を育てる場を意識をして
できるだけ多くの感性を育てる工夫が
求められる時代になっているのではないかなと・・・
ストレスが多い現代、老若男女み~んなで
穏やかな、ゆったりした癒しを求めてみては・・・
そんなことを、ふと思った日でした。