6月某日、それは突然の出来事だった。
会社の基盤であるシステムが作動しなくなったのだ。
パソコンの端末を叩いても、すべてエラー。
本部への電話回線も遮断されていた。
内部のLANも使えない。
どうやらシステムダウンしたらしい。
後からわかったことだが、
建設業者が工事現場で重機の操縦を誤って、地盤にある回線を切断させてしまったとのことだ。
「回線の切断」
物理的にはたったそれだけのことだが、会社のすべてのシステムがダウンし、
お客様の口座への入出金はおろか、データの照会すら確認できない状況となった。
(のちに復旧し、被害は最小限?で収めることができた)
自分に置き換えてみると、
私はレッツノートを使っており、パソコンの性能に過信してしまっている。
そのため、故障など緊急時の対策が全くできていないこと、
また、そんことが起こるはずがないという危機意識の欠如が自分にはあると気付かされた。
起こることは稀である。ただ、その稀なことに対策を立てておく重要さを実感した。
さっそくパソコン内のデータのバックアップをしよっと。