情報共有の難しさ

こんにちは。田村隆一郎です。

私は現在、ある企業の業務改善のコンサルティングをしています。

社員20名ほどの中小企業です。

コンサルティングの内容は、業務を効率化するための施策、営業をうまく行うための施策などを考えるというものです。

特に今は、営業活動がうまくいくためにはどうすべきかを検討しています。

営業マンは、各自担当を持ち、外出も多いため、社員間のコミュニケーションが希薄になってしまいます。
他の営業マンがどのような営業スタイルをとっているのか、顧客にどのような提案をしているのか、その会社の社員同士でも意外と知らないのです。

そして長い間（創業以来数十年）その状態が続いていました。

社員20名ほどの会社でもそのような状況です。

その会社は、割と業績も良く、売上高も微増を続けています。
そのため、過去のやり方を続けていても、特に問題はありませんでした。

しかし、今後のことを考えると、各自任せの営業スタイルを変えていく必要があります。

そこで、営業情報を共有化するためにはどうしたらいいか、営業の成功例、失敗例を知るにはどうすべきかを社員たちと議論しています。

少しずつ情報の共有化が進んでいます。
最終的には営業マニュアルのような形にして、営業のうまいやり方、失敗するやり方を誰でも理解できるようにしたいと思っています。