こんばんは、12期生の岡本です。
『夢をかなえるゾウ』を今更ながら読んでみたのですが、
「人は自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まる」という
表現が妙に気になりました。
ちなみに日本語では自尊心とプライドというのをよく混同しますが、
英語では全く別の概念だそうです。
Self-esteem(自尊心)、Pride(うぬぼれ)
例えば難しい仕事を頼まれる時に、「どうせ無理だろうけどやってみな。」
と言われると何となく自尊心は傷つきます。
逆に、「君ならきっとできる。期待してる!」 と言われた場合、
自尊心は満たされ、本人の仕事の取組み方は前者と全く異なるでしょうし、
もしかしたら結果も異なってくるのではないでしょうか。
昔の自分を思い返してみると、自尊心を満たしてくれるような上司がいた時は
本当に気持ちよく長時間労働させていただいてました(笑)
仕事だけに限らず子育てや近所付き合い等で相手の自尊心を満たせれば
人間関係は円滑になるような気がします。
そもそも、自尊心を満たすというのは相手をおだてるのではなく、
一人の人間として尊重することだと考えれば当然なのかもしれません。
ただ、部下や後輩、子供といった、何となく自分より下だと思いがちな人に対しては
相当意識して接しないと、ついつい相手の自尊心を傷つけてしまいがちです。
叱ることや指導することは当然出てきますが、相手を尊重しているという気持ちも
併せて伝える等の工夫も必要になってくるような気がします。
先日、ちょっと子供に嫌な叱り方をしちゃったので、大いに反省しながら書きました。
自尊心を傷つけてくるような人とはあんまり一緒にいたくないですもんね。
甘やかすのではなく、尊重する接し方を模索してきたいと思います。