稼プロ!20期生のヨシです。先日、ソーシャルディスタンスを気にしながらではありましたが、久しぶりに家族と外食に行った時の話です。店で手羽先を思いっきりかじったら、右の前歯がぐらつきだしました。歯医者に行かねばなりません。家内は歯医者の評判を調べたうえで行き先を決めた方が良いとしきりに言ってきましたが、たいしたことは無いと考え、スマホで歯医者を調べ、掲載されている中で家に一番近い歯科医院に予約を登録しました。
明日、始業と同時に訪問したのですが、診察結果は結構重く、根元から折れており、その場で麻酔をして抜歯となりました。さらに歯の土台から作り直すため、治療が終わるまでしばらく前歯は欠けたままとなります。ただ、その点はコロナ禍でマスク着用が普通となり、日常生活では人前で口元が隠せるのが不幸中の幸いでした。
ところで、今回、待ち時間にぼんやりと「評判の良い歯医者」について考えました。折角なので、スマホで改めて「良い歯医者」「歯医者の選び方」などを検索した結果、現在歯医者紹介サイトが数多くあることを知り、大変驚きました。私は単に「腕の良い歯医者は〇〇をみればわかる」といった雑学を得ようと思っただけなのですが、「この町ならこの歯医者さん」というサイトがひしめきあっています。その背景には歯医者過剰による競争激化があるようで「コンビニより多い歯医者」と言われているとの記事も見つけました。
自分が今回の歯医者を選んだ基準は、繰り返しになりますが、単に「家に近い」という基準だけでした。ただ、考えているうちに、心の根底に「開業しているくらいだから、最低限の“腕”は持っているに違いない」という開業医に対する信頼があったことに気づきました。
では、診断士がお客様から選ばれる基準は何でしょうか。
まあ、選ばれる基準は受験回数や、その試験の得点ではないだろうと、合格までに時間がかかった自分をまずはなぐさめましたが、具体的な基準は、まだつかめていません。ただし、仕事をするためには最低限のレベルが必要なのは歯医者と同じだ、との考えに至っております。試験に合格しただけでは、そのまま仕事をするわけにはいかず、信頼されるだけの“腕”が必要です。その水準がどのレベルであれば開業できるのか、それ自体も見えておらず、現段階では経営診断、助言講演、また補助金等獲得のお手伝い、等々どれ一つとっても未熟なままです。
今後診断士の仕事をするためにも、稼プロ!の講義についていき“腕”をあげねば、と意を新たにしております。引き続き何卒よろしくお願いいたします。