皆さんこんにちは。事務局(19期生)の高橋です。
寝苦しい夜もようやく少なくなり、秋の虫が鳴いています。
昨日、宮崎先生の特別講義「ボイストレーニング」に参加してきましたので、体験してきたことをお話いたします。
午前中は、「発声の基本」として、正しい姿勢、声が出る体をつくるための「ののゆる体操」、母音の発生について学びました。
声をお腹から出すために、正しい姿勢をする必要がありますが、ただ良い姿勢をしたつもりでも自分なりの良い姿勢であり、人によっては後ろに重心がかかったり、胸を張ったりしています。宮崎先生から一人ひとりに正しい姿勢へ直してもらい立つと、慣れずに足が疲れました。正しい姿勢を日々1分間でもすることで、出来るようになっていくとアドバイスがありました。
「ののゆる体操」は声が出るようになる体づくりをします。肩甲骨を広げるような動きもあり、全身を伸ばして体を柔らかくしていきます。ひととおり体操が終わると体も熱くなり体力も使います。
午後は、「朗読」でお腹からの声で記事を読む練習をしました。読み手に原稿の内容をわかりやすく伝えることを狙いとします。午前中に発声を練習したにもかかわらず、お腹からの声ではなく、のどからの声しかでません。自分では大きな声を出しているつもりですが、声がちいさいと指摘をうけます。ただ読むことに一生懸命になり、人に伝えようとする気持ちがないといわれます。人に伝えようとする話し方がどうすればできるのかわからなくなります。
朗読を聞いてもらい、宮崎先生からさまざまなアドバイスを受けて、少しずつ改善をしていきますが、なかなか声が出てきません。お腹から声を出すためには、お腹をおさえながら練習をするアドバイスをいただきました。2回目講義までに少しは声が出るように練習をしていこうと思います。
話す言葉は聞く人に届く声が出せるようになれたら嬉しいです。2回目の特別講義を楽しみにしています。
今回の特別講義に参加されないかたは、カリキュラムで宮崎先生の講義を受けられます。今まで意識してこなかった声の出し方を学べる機会を楽しみにしてください。