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独占業務 ~診断士に独占業務は必要か~

2021-05-17 12:00:00 | 20期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。

稼プロ20期生の大野徹司です。

 

3回目の緊急事態宣言発出により、より多くの事業者さんが苦境に陥る可能性が高くなっております。事業者さんを助ける施策として、公的な補助金が多数用意されております。さて、どのような補助金がよく利用されているか気になりましたので、少し調べてみました。

上の図は、ChatPlus社が1084人の経営者にアンケートした結果です。経営者が、実際に使った補助金・給付金・助成金の比率となります。中小企業診断士の場合、「補助金」が得意分野ですので、赤枠の補助金の支援が主に該当するでしょうか。診断士初心者の私でも、この3つの補助金名はよく耳にします。

ところで、第2位に「雇用調整助成金」24.8%とあります。これは、雇い主である事業者さんが、労働者の休業手当などを支払う際に、その一部を負担して助成してくれる制度です。社会保険労務士の1号業務(有償独占)として、申請代行業務があります。この「雇用調整助成金」では、多くの社会保険労務士さんが、申請代行業務で活躍したと思われます。法的に独占業務とされていることもあり、「社労士さんうらやましいな」と思うことがあります。

そう考えると、中小企業診断士にも1つくらい独占業務があってもよいのではないか、という考えも湧きます。独占業務がなく収入が安定しないために、独立を躊躇する人も多いと聞きます。結果として、診断士のレベルがあがらない、という意見もありました。

本来は、中小企業診断士が、レベルの高い結果をだして社会的認知度があがり、今まで以上に事業者さんに求められるようになれば、独占業務の有無など関係ない話なのでしょう。ない物ねだりをしてしまいました。そんなことに振り回されず、日々精進したいものです!

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コメント (2)
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