4月24日の夜8時過ぎまで、オンライン説明会をやっていました。
それまでは体調に異常はなかったのです。
ところが、寒気を感じ21時頃37.5℃の微熱がでたなあと思ったら
その日の夜39℃近く発熱しました。
翌日は土曜日。
「発熱相談センター」という専門の電話番号に電話すると
すぐにつながり、当日受診できる可能性がある近くのクリニックを3件紹介してもらいました。
土曜日でも診察してくださる先生に感謝しながら
夕方に診察の予約をして、PCR検査をしてもらいました。
翌日は日曜日でしたが、結果を電話で教えてもらって、陽性とのこと。
感染ルートにも心当たりがなくとても困惑しました。
私の場合、発熱以外に特に症状がなかったのですが、
このような状態の人が仕事があると言うことで
解熱剤を飲んで外出したりすることも十分あるだろうなと感じました。
外の世界は、感染者が一定数うろついていると思った方が良いですね。
特に20-30代の人は軽症で熱も出ないひとも多いようです。
私の話に戻りますと、
家族に移しては大変なので、ホテル療養を選びました。
病院からPCR陽性の結果を保健所に連絡してくれて、
その後の連絡は、すべて電話でのやりとりです。
地元の保健所の宿泊療養の担当の方から電話をいただき、
翌日すぐにホテルを手配していただけました。
ホテルに移動するには、東京都が手配してくれる専用車両が自宅まで迎えに来ます。
その車はホテル以外のどこにも立ち寄れないため、いったんその車両に乗り込んだが最後10日間世間とは隔離されることになるのです。
ホテルでは、3食お弁当と飲み物が支給されるのですが、
ホテルの自動販売機などは利用できません。
食事はお弁当のみ、水とお茶以外の飲み物は一切無く、もし健康ならばかなり退屈な日々が続きます。
私の場合は、合計8日間の滞在中5日ぐらいは発熱していたので、ちょうどゴールデンウィーク中ずっと寝て過ごすような状況でした。
仕事への影響という意味ではほとんど影響なくラッキーと言えばラッキーでした。
とはいえ、連休中に約束していたオンラインミーティングを何件かリスケしていただき、迷惑をかけてしまいました。
費用面ですが、ホテル代、食事代などいっさい費用はかかりません。すべて無料。私の場合8日間の滞在でしたが、支払は全く発生しませんでした。
滞在中は、1日3回定期的に内線電話がかかってきて、体温、血中酸素濃度などの数値を報告します。
看護師さんたちは、みなさんとても親切で、弱っていて不安な中、精神的にとても助かりました。話を聴いてもらえると言うだけでもありがたかったです。
ホテルでは、一切医療行為は提供されないのですが、
体調管理のためにときどき医師との遠隔診療を受けることができます。
私の場合は、入所後すぐと、退所前の診断の2回遠隔診療を受けました。
診察を受けることになると、
ホテル内の専用の部屋に行くように指示されます。
その部屋に行くと鍵が開いており、
中にはノートパソコンが一台。
中で1~2分ぼけっと待っていると、内線電話が鳴り、ノートパソコンでZoomの呼び出しに応えるように指示されます。
あとは、医師とZoomがつながり、遠隔で問診されるという仕組みでした。
私が実際にホテル療養を体験してわかったことは、
・東京都の関係者の方が、とても頑張って支援してくださっていること
・食事は3食お弁当なので、1週間以上は我慢できないかも
・ホテルの部屋にデスクが無い場合、仕事は短時間しかできない
私の場合重症化せず回復できたのでとても幸運だったと思いますが、病歴がなく健康な人でも重症化して人工呼吸器がないと死に至る場合が増えているそうです。
私は感染ルートも不明。どこで感染したかも全くわからず、突然発症しています。
会食はワクチンが行き渡るまで、若い人が集まる場所への接触、会食は控えた方が良いと思います。
それでは、みなさまが感染されないことをお祈りしつつ、今回のブログを終了します。
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