スポーツプロモーション

皆さまこんにちは。

稼プロ！20期生の岡崎です。

 

私はこの４月、勤務先で、学生スポーツをプロモーションする部署に異動しました。

今回は、異動後に経験したスポーツイベントについて、思うところを書かせていただきます。

最後までお付き合いください。

 

当該スポーツイベントとは「ハンドボール・ホームゲーム」です。

 

ハンドボールとは、40ｍ×20ｍサイズのコート内で、キーパーが守る相手ゴールにボールを投げ入れ(シュート)得点を競う、７人チームで競う球技です。

この球技で使用するボールは、学校体育の基礎体力測定「ハンドボール投げ」で使用されている「あのボール」です。直径約20㎝の当該ボール、皆さん1度は手にしたことがあることでしょう。

 

ゲームは先週土・日の２日間、大学キャンパス内にある総合体育館で関東の大学数チームを集めて開催されました。

新シーズンにおけるハンドボールチームの実戦開幕の場であります。

 

あわせてこのゲーム、この春お迎えした新入生に観客兼応援団として参加してもらい、愛校心の醸成や校歌・応援歌も覚えていただく場でもありました。

新入生向けに「コト」を演出、リアルな感動を得てもらい、チームや大学の真の「ファン化」を狙っていたのです。

しかし、御多分に漏れず、観客を集めてのゲーム開催は中止となりました。それではと、無観客でのライブ配信を、大学スポーツ協会や学生主体の取り組みを活用して計画、ウエブサイト等で視聴者を募りました。

 

初日の土曜日は「稼プロ！」の講義と重なったので、私は現地ではなくこのライブ配信を講義のスキマに観戦。定点カメラでの映像の流しっぱなしではなく、コートを駆け回る選手を追ったカメラワークやズームアップ・バックした映像の配信は、リアル観戦にそう劣るものではないことを確認。各種スポーツチームの活動資金を頂いている「スポンサー企業」のロゴ入りフラッグ群等も上手い具合に映り込んでおり安心しました。

 

会場には100インチ程度の小型ではありますが屋内ビジョンを設置。演出を施した選手紹介やインタビュー映像も試験的に流しました。

試合は前・後半各30分で行われます。２日目は、試しに10分間のハーフタイムで、急遽当日練習中のチアリーディングチームにダンスを演じてもらい、ゲーム合間の場を盛り上げていただき、また、ゲームは大体30点勝負になりますが、シュート得点の都度に効果音楽を流すなどの演出のおかげで、会場は無観客ながらも終始賑やかな場となりました。

 

ゲーム当事者の学生選手においては、シュートを決めた後の「パフォーマンス」などは、さすがにプロ選手のようには振る舞えませんが、ありがたいことに、映像配信を意識してちょっとしたジェスチャーなどをカッコよく決めてくれたのです。

 

今回のスポーツイベントを通じて、大学スポーツは今後「体育」のみから「エンターテイメント」の部分を増やしていくのもその在り方のひとつかなと考えております。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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