こんにちは、13期生の佐野です。
このたび同期である山﨑塾長からお声がけいただき、21期のブログリレーに参加させていただくことになりました。
1年間どうぞよろしくお願いします。
はじめまして、の方が多いと思いますので、まずは自己紹介を。
今年で9年目の企業内診断士です。出身は青森県。幼稚園と小中学校を五所川原、高校を弘前で過ごしました。今も母が弘前で暮らしています。
ブログを読んでおりましたら、ここにも何人か青森出身の方がおられますね。中には本塾に青森から通われたという凄い方もいらっしゃるようで、いまや帰省の移動だけで体力が0%まで喪失する私にとっては、“尊敬”以外の言葉が見つかりません。
大学を出て社会人となり、今に至るまでIT業界で仕事をしています。ある時、一念発起して診断士資格にチャレンジ。二次試験の壁に何度も跳ね返されましたが、絶対に諦めたくなかったので東洋大の養成課程の門を叩き、なんとか2012年に診断士資格を取得。来年2回目の更新を迎えようとしています。
東洋大の講師として登壇されていた鴨志田前塾長に本塾を紹介いただき迷わず入塾。本業との掛け持ちで時間管理が大変でしたが、得られたものは想像以上のもので、充実した1年を過ごさせていただきました。その素晴らしさを多くの診断士に伝えたい思いで、14期と15期の事務局を務めました。その後、7期生の寺嶋さんが主宰する「経営コンサルタント養成塾」の事務局、MBC総研(本塾の1期から10期までの運営母体)、そしてドラッカー勉強会に参加し、初代塾長の宮本先生や先輩卒塾生の方々との交流を通じ、学びを続けています。
本業はITコンサルです。顧客のIT課題に対する解決策を導く仕事です。システム開発は行いませんが、どのようなITが顧客の課題解決にベストな選択かについて考え、提案し、プランを作って実行に着手するところまでをサポートしています。最初の会社に入社後担当した顧客が地方自治体で、その後何度か会社を変わりましたが、今も変わらず自治体を担当しています。これまで沖縄県を除く46都道府県下の自治体を支援してきました。お陰で公共機関の仕事や財務、人事など知らないことはないくらいの知識と経験を蓄積していますが、残念なことに公共機関は「中小企業」に相当しないので、資格更新時は毎度実務ポイント不足に苦しんでいます。
本塾では、「診る」「話す」「聴く」「書く」の基本スキルを学びますが、自分は特に「書く」スキルの向上に力を注ぎました。なかでも月刊「企業診断」誌に連載記事『元気な酒蔵探訪記』(2014年8月号~)を執筆したことは貴重な経験になりました。エンジニアが書く設計書レベルの文章力しかなかった自分にとって、不特定多数の人に読んでもらえる文章とは何かを初めて知る機会にもなりました。書いたものを塾長、講師そして同じ志を持つ同期達にレビューしてもらい、紙面が真っ赤になるほどの指摘をもらって何度も書き直す。「書く」力は、こうしたプロセスを経ることでしか身につかないと思います。お陰で「書く」力は、本業での調査報告書や実施計画書等のコンサルティング成果物の作成や、会社の同僚が作成した資料のレビューなどに大いに役に立っています。本塾で学んだことは、今も自分を活かせる『知の財産』です。これからもずっと大切にしていきたいと思っています。
最後までお読みいただき有難うございました。今後もブログリレーを通じて、さまざまな話題をお届けできたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。