事務局の佐々木です。こんにちは。すっかり秋めいてきましたね。今年は例年よりも夏が短かったような。Stay Homeと在宅勤務であまり外になる機会がなかったせいかもしれません。
在宅勤務を続けている方は依然として多いのではないでしょうか?私も今年は非常事態宣言が続くので在宅勤務の日が多いです。在宅勤務は通勤時間を省略でき自分の時間を確保できるので気に入っていましたが、最近ちょっと考えが変わってきました。実はちょっと体調を崩しまして診察を受けたところ、”座りっぱなし”と”冷え”が原因ではないかと。冷房が効いた部屋でずっと座って在宅勤務していたので、全くその通りです。
在宅勤務続きで体調を崩した人は私だけではないようです。職場にも何人かいます。私の仕事はオフィスでもデスクワークですが、出社すれば会議室に移動したり誰かのデスクに話に行ったり、何かしら動く機会はたくさんあります。でも家では基本座りっぱなし。やはり在宅オンリーよりハイブリッドの方が良いのでは?、というような話を取引先のシンガポール人にしていたところ、Work Standing Upをすすめられました。文字通り、立って仕事をするということですね。彼女の会社はオフィスでも立って仕事ができるので、在宅でもできるようにAdjustable Tableを購入したそうです。Adjustable Tableにはデスクの上に設置する小型で高さを調整できるものがあり、その上にPCを置くことで立って仕事ができます。ネットニュースの記事などで立って仕事をする人の話を読んだことがありますが、実際にやってる人の話を聞いたのは初めてです。すぐ影響されてしまう私は、早速買ってみました。
まだやり始めて1週間ですが、非常にいいです。いい点は3つ。1点目は非常に生産性が上がることです。立っていると集中力が増し、頭も手も良く動く。会議もテンポよくファシリテートすることができます。在宅で部屋で一人座ってると眠くなることもありますが、立っているとそれはありません。極端な話、”今日1日ぐらいかかるかな”と思ってた仕事が午前中で終わった日もありました。
2点目はプレゼンテーション。私のプレゼンテーションは身振り手振りを駆使することが多いのですが、オンラインで座ってプレゼンテーションするときは控えめになるので、なんとなく消化不良でした。立ってプレゼンテーションすると、解放されたように自由に動けます。完全な自己満足ですが、スッキリ感が高まりました。
3点目は疲労感の違いです。座りっぱなしの仕事が終わった後にソファーに座っても気分は変わりませんが、立ちっぱなしで疲れて座ると癒されます。気怠い疲労感ではなくはっきりした疲労感なので、だらだら仕事を続けることもなくなりました。
立ち仕事を教えてくれたシンガポール人の会社では、オフィスもフリーアドレス制のようです。立ち仕事にフリーアドレス制。生産性を上げるオフィス改革という話を聞くことはあっても、私の会社とは無縁だと思っていたのであまり関心はありませんでした。でも、今回の立ち仕事を経験して俄然興味が湧いてきました。ワーケーションやシェアオフィス。稼プロ!のメンバーでもいろいろ試されている方がいるようですね。ぜひ感想をお聞かせください!