皆さんこんにちは。17期卒の渡邉です。
本日のテーマは「片づけ」です。
私は現在岡山県よろず支援拠点でコーディネーターとして週2日勤務しているのですが、
チーフから常に「診断士というだけでは何ができる人か分からないから何か特色を出せ」と言われます。
よろず支援拠点にも色々な人がいますが、私が他の人と違うのは、本業の会社が自動車メーカー関連の仕
事をしている事です。ただ、よろず支援拠点の相談者はほとんどが小規模事業者で、飲食や美容関係など
のサービス業の人が多いので、工場の話なんかをすることはほとんどありません。
そこで一つ考えたのが、「工場で浸透している5Sの考え方を応用して、店舗やデスクまわりの片付けをし
て業務の効率化を図ろう」というコンテンツです。社内やお客さんの工場を見ても、現場では色々な工夫
をしているので、その中から他の業種でも使えそうな物をピックアップして紹介ようと思ったのです。
(本日 11/25にはその内容でセミナーを行います。)
実際、自分自身のデスク回りも色々と工夫をしてみました。不要な物をどんどん処分して物の配置を工夫
するなどして中々楽しくもなっていたのですが、ただ「効率化、効率化」ばかり考えていると息苦しさを
感じるようにもなっていました。
そんな中で衝撃を受けたのが近藤麻理恵さん(通称こんまりさん)の本『Joy at Work』です。こんまりさ
んの考え方は簡単に言うと「自分がその物にときめくかどうかでとっておくかどうか決める。捨てる物を
選ぶのではなくとっておく物を選ぶ。」というようなものです。「要らないから捨てよう。なくても何と
かなるから捨てよう」とばかり考えていた私には目から鱗でした。
それからは効率化は考えつつも、どうやったら自分がデスクに向かうのが楽しくなるか、というのを考え
て、自分の好きな置物や植物を置いてみたり、無駄に高い文房具を買ってみたりしています。デスクが散
らかるのが嫌なので、書類の放置もしなくなりすぐに処理する癖がつきました。
常にどうしたらもっと良くなるのか考えるようになったので、今ではデスクに向かうのが楽しいです。
という事で、本日のまとめとしては「片づけ」をすると業務の効率が上がるとともに自分自身の気持ちも大きく変わるという事です。
もうすぐ年末ですので、皆さまも大掃除の時には、片付けをしながら「自分が楽しくなる職場づくり」をしてみてはいかがでしょうか?