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声の力 その3

2021-11-24 12:00:00 | 21期生のブログリレー

稼プロ!事務局の田本秀行です。

声の力シリーズ第3弾は、発声のポイントについてご紹介したいと思います。

ミニプレゼン、ナレーション、朗読を行い、先生にチェックしていただくと、やはり自分ではなかなか気づかない自分のクセを認識することができます。そしてそれを意識して練習を繰り返すと少しずつ無意識にできるようになってきます。その際、必ず自分の声を録画して、後で聞いて確認することをお勧めします。最初は恥ずかしくて聞いてられないのですが、繰り返すうちにだんだん慣れてきます。そこまで聞きこむと、実は人の発声の良しあしもなんとなく聞こえてくるようになります。そうなればしめたものです。

さて、発声のポイントです。

①口を大きく縦にあける

当たり前のように聞こえますが、この口を縦にあける、というのが実は力強い発声をするのにとても効果的なのです。口が開いていないと口先でしゃべりがちになります。すると腹呼吸による発音ではなく胸呼吸による発音になってしまい、弱弱しい細い声になり、それを補って大きな声を出すと、声がかすれてがなったような音になってしまいます。口を縦に空けると口の中に空間ができて口の奥の方で発声するようになります。すると腹呼吸と連動させて頭蓋骨から口の中全体にかけて共鳴させて太い力強い声になります。

 

②発声する前に口を開ける

ナレーションや朗読の文章の読みはじめに、声を出すと同時に口を開け始めてしまう、ということはよくあります。そうしますと、その最初の単語の発音が詰まってしまい、その後のリズムを崩してしまう、ということが起こります。最初の単語が詰まると聞き手にとっても聞き取りにくく、その文章全体を理解するのに時間がかかってしまうことになりかねません。ですので、最初に口をあけてから発声を開始するようにしましょう。

 

③文の最後を落とさない

最初は勢いよく話すのですが、文の最後のほうで急激にしりすぼみになって語尾は聞こえなくなってしまう、ということも良く起こります。そうしますと、相手に声が届かず手前に落ちてしまいます。文章最後の語尾をしっかりと発声しましょう。子音よりも母音を長めに発声するようにするときれいに聞こえるのでそういったことも意識するといいと思います。

 

ほんのさわり程度のご紹介でしたが、これまで紹介した姿勢、腹呼吸とともに事前に知識として持って、第5回講義「話す」に臨むと、とてもいろいろなことが腑に落ちてくると思います。ぜひ、楽しんでいただきたいです。

また、ののゆる体操とミニ朗読がセットになったボイトレ特別企画も12月スタートで案内いたしました。ご参加をお待ちしております。

 

 

 

コメント (5)
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