稼げる!プロコン育成塾コースマスターの太田一宏です。
藤井聡太さんの登場で将棋が報道される機会が一気に増えました。明後日は王将戦七番勝負の第5局。ご承知のように、2勝同士のタイで迎えた一戦です。
藤井さんはAIを使った研究をされていると報じられています。将棋のAIは過去の膨大なデータからそれらをつなぎ合わせて「最適解」を導いてくるようです。
一方、今はAI研究が盛んだからこそ、AIが指さない手順を深く研究するという戦い方が有力になってきている、そうです。
AIが指さない手順というのは何でしょう。セオリーでは導けない手順を見出すということでしょうか。これを将棋の外に当てはめると、ふつうでは結びつかない経験知を結びつけてみる着想、あるいはその先の試行錯誤ということになるのでしょう。
そんなAIは経験を記憶の母としているといえそうです。人は、もう一歩すすんで、経験を知恵の父にする力を秘めているのではないでしょうか。
2015年に野村総合研究所が「コンピュータ技術による人工知能やロボットへの職業代替確率 」を計算し、代替される確率が低い100の職業のうちの一つに中小企業診断士が含まれていました。
100の職業のうち、中小企業診断士以外のものをみてみると、芸術系が約40%、約20%が医療関係、約10%が教育関係となっていました。
この報告に未来は安泰と喜んだ方も多いでしょうが、そんな簡単な話ではないように思われます。
共に並べられていた他の職業と同じように、常に「知恵」を磨き続けて、初めてやってくる未来に違いありません。
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