読者の皆様、こんにちは。22期の柴山宗馬です。
22期生は診断実習の真っ最中。脳に汗をかいて取り組んでいます。
私も当然悩みながら進めていますが、一方で自分の成長も実感しています。
それは、1次知識を単体ではなく組み合わせて全体像を整理できるようになりつつあること。
例えば、ドメインの3要素(誰に、何を、どのように)の「何を」(顧客ニーズ)の部分に
プロダクト3層モデル(中核製品、実体製品、付随機能)を当て込むと1段階深く分析できる、といった具合です。
診断先企業の事前情報をいただいた当初は、一体どこから手を付けたらよいのかと暗闇に入りかけました。
しかし、そこで焦らず一呼吸。
1次試験のテキストを読み返しながら、軸とする大枠の理論に個別のフレームワークを当てはめるように
マインドマップツールを使って愚直に分解していくと
深いところで9階層、全200弱の要素まで砕いた段階で頭が整理されてきました。
実際のマインドマップの一部がこちら:
ここまで来ると、事前資料を読み解くための仮のロジックツリーもどきができあがっており
得た情報を該当箇所に当て込んでいくだけのため、一気に効率が上がりました。
9階層200要素とだけ聞くと複雑ですが、実際は理論に則って構造化しているため
ツリーの展開(expand)と折りたたみ(collapse)によって脳内で管理できます。
今回の診断実習は、ほぼほぼこの整理だけで喰らいついています。
私の経験知はたかが知れており、
診断先の社長や従業員の皆様はもちろん、稼プロ!の講師や事務局、同期の皆様とも大きな開きがあります。
思いつきで進めないためには理論と論理で補う必要があります。
なかなか大変ですが、今回のような経験が自分の型づくりに繋がっていきます。
私の場合は、この整理方法が診断実習の個人テーマになりそうです。