こんにちは!19期生の土佐林です。
2023年がスタートして1ヶ月が過ぎました。今年の冬は、比較的暖かく、例年だとマフラーは必須ですが、そういう機会もあまりないですね。
最近は、ダイレクト出版の「Wake Up Productive」という12週間の生産性向上のプログラムに取り組んでいます。朝の習慣で、水を500mℓ飲む、散歩をする、瞑想をするなどから始まり、集中力を鍛えるメニューを1週間に1テーマずつこなします。このプログラムを通じて、最近はチャットツール、メッセンジャー、LINEなど人とつながっている状態が続いており、集中力が欠けやすいことに気づかされます。スマホデトックスにもチャレンジしています。
私のパラレルワークということで、今日は、補助金申請について書いてみたいとお思います。補助金申請を診断士活動の中心とすることに、賛否両論はあるかと思いますが、補助金申請がパラレルワークに向いているという観点でお話をしたいと思います。
1.時間の融通が利きやすい
顧問契約や研修講師などは、日中の方が圧倒的にニーズが高いです。企業勤務を兼ねているパラレルワーカーにとっては対応が難しいと思います。それに対して、補助金申請は、事業者様は、本業の時間以外で取り組みたいケースが多く、時間の融通が利きやすいのが特徴です。以前までは、事業者様を訪問して対面での打ち合わせが主流でしたが、新型コロナの影響で、オンラインの面談が一般化し、遠方にまで出向かなくても事業計画のヒアリングができるようになりました。私自身、IT補助金の申請支援は、主に福岡のお客様とオンラインで面談し、申請支援しています。
2.企業内で培った書類作成技術等が活用できる
事業者様は、ビジネスに取り組むのは得意ですが、書類作成、文書を書くのが苦手な方は多いと感じています。企業内では、稟議書や計画書を筆頭に、文章を作成する機会は多く、そこで学んだことを十分に活用できます。
3.需要が高い
事業者様の悩みの一つに資金調達があります。補助金申請は事業者様の課題解決に貢献できることから、市場ニーズがあります。よく補助金はなくなるのではないかという質問をいただきますが、補助金はなくなる可能性は、いくつかの理由から低いと考えられます。
私がものづくり補助金申請支援をしていたときのことです。事業者様にできる限りかみ砕いて、具体例を挙げながらヒアリングしました。事業者様から、「はじめは補助金採択を目指していたが、質問されている中で、自分の考え、会社の方向性を整理できてよかった、採択の結果は関係なしに、補助金申請に取り組んでよかった」と言われた際には、何事も代えがたい、診断士をやってよかったと思った瞬間です。この事業者様は、補助金申請で自社に真摯に向き合い、もちろん採択になりました。
私の事例ではありますが、補助金申請をきっかけとして、事業者様の新しい事業の許可申請を支援したい、事業計画の目標達成支援をしたい、販売支援をしたいなどで、新しい自分の商品開発のヒントを見つけることもできました。
今日はパラレルワークと補助金申請の相性の話をしました。最後までお読みいただきありがとうございました。
土佐林 義孝