22期の藤川豊です。
先日より、稼プロの診断実習が始まり、有機野菜の卸・小売業を経営する事業者様に、直接ヒアリングをさせていただく機会がありました。
これまでの企業内での営業提案経験や、中小企業診断士としての実務経験(こちらはまだ期間は浅いですが)にて、多くのクライアントへのヒアリングを行ってきました。ですが、この「聴く」ことの奥深さに改めて気づき、課題がたくさんあるなぁ。。。と感じました。あと、ヒアリングが終わると、かなりぐったりでした(^^;
講師からは事前に、「明日からできるレベルの具体的提言に落とし込むため、細かなところまで見ていこう」「聞くと嫌な顔をされるような内容でも、全体像のパーツを集めるために、ためらわずに聞きましょう」「それを聞いて、次にどうつなげるのか、その観点で質問を選びましょう」というアドバイスもあり、事前準備もしつつ、それらを意識してヒアリングを進めたのですが、、、
始めてお会いした相手の気持ちに入り込む役、その気持ち引き出す役、聴き取って記録・記憶しつつ提言のストーリーをイメージする役、の一人3役は、同時になかなかこなせず、難しさを改めて実感したところです。
ダメな点もたくさん見つかってしまったので、引き続き、インプット、アウトプット、周囲からのフィードバックなど、多面的な経験を積んで、「聴く」スキルの向上を目指していきたいと考えています。