21期生の吉岡裕之です。
早くも3回目の投稿となりました。このペースだと年間20回以上の投稿になるのだと思いますが、せっかくの機会ですから、自分自身の診断士としての現在地とこれからの目標の確認、そして目標を達成するための戦略に関して数回にわたって書いてみようかと思います。
まず、今回は診断士としての現在地を確認するため過去の振り返りをしてみます。
診断士になるにあたって、私は2次試験の受験を選ばず養成講座の受講を選びました。私が受講した日本生産性本部の養成講座は半年のコースでかなり厳しい日程だったため、後半は睡眠時間が毎日3-4時間で土日もないような状態でしたが、その分、内容の濃いプログラムを身体に染み込ませるような体験が出来たと考えています。
この養成講座の終講式で、何人かの先輩診断士のお話をうかがいました。そこで特に記憶に残った言葉が2つあります。それは、「チャンスには前髪しかない」と「最初の1年は打診された仕事は絶対に断るな」というものです。
さて、終講式が終わりいよいよ診断士として野に放たれたのですが、前回もお話した通りどこへ行けば仕事があるのかも分からない日々が続きます。
もちろん、その間何もせずに過ごしていたわけではありません。最初に行ったのは専門家の登録です。そして、応募できる案件にはかたっぱしから応募しました。ところが何件出しても色よい返事は1件もありません。次に商工会への飛込み営業をしてみました。これもまた空振りの繰り返し。ところが、最後に訪問した商工会の方からお付き合いのある診断士会を紹介していただくことができ、これが仕事にこぎつけるための最初の一歩になりました。その診断士会で、偶然にも(幸運にも)養成講座の先輩と巡り合い、その方からとある事務局の仕事を紹介していただくことができたのです。
事務局の仕事でも幸運な巡り合わせがありました。
それは、事務局への勤務が始まって1か月あまりが過ぎた頃でした。その職場では、診断士だけではなく社労士や行政書士の方々も勤務されているのですが、たまたま昼食が一緒になった行政書士の先生に「ものづくり補助金申請の支援をお願いできませんか?」という依頼を受けたのです。
やったことがない仕事のため最初はお断りしようと思いました。ですが、その時に思い出したのが、養成講座の終講式で印象に残ったあの2つの言葉です。「これを断ったら次はいつ仕事の依頼がくるか分からない」という思いに突き動かされ恐る恐る始めた補助金申請の支援ですが、最初の案件が無事採択されると、細々ですが何件かの依頼を受けて現在に至っています。
事務局の仕事と補助金申請の支援、これがチャンスの前髪に必死にひたすらしがみついて辿りついた私の診断士としての現在地です。次回以降は、現在地について分析をおこない自分自身の目標との乖離を明らかにして、更に良い仕事が出来るための検証をしていきたいと思います。
早くも3回目の投稿となりました。このペースだと年間20回以上の投稿になるのだと思いますが、せっかくの機会ですから、自分自身の診断士としての現在地とこれからの目標の確認、そして目標を達成するための戦略に関して数回にわたって書いてみようかと思います。
まず、今回は診断士としての現在地を確認するため過去の振り返りをしてみます。
診断士になるにあたって、私は2次試験の受験を選ばず養成講座の受講を選びました。私が受講した日本生産性本部の養成講座は半年のコースでかなり厳しい日程だったため、後半は睡眠時間が毎日3-4時間で土日もないような状態でしたが、その分、内容の濃いプログラムを身体に染み込ませるような体験が出来たと考えています。
この養成講座の終講式で、何人かの先輩診断士のお話をうかがいました。そこで特に記憶に残った言葉が2つあります。それは、「チャンスには前髪しかない」と「最初の1年は打診された仕事は絶対に断るな」というものです。
さて、終講式が終わりいよいよ診断士として野に放たれたのですが、前回もお話した通りどこへ行けば仕事があるのかも分からない日々が続きます。
もちろん、その間何もせずに過ごしていたわけではありません。最初に行ったのは専門家の登録です。そして、応募できる案件にはかたっぱしから応募しました。ところが何件出しても色よい返事は1件もありません。次に商工会への飛込み営業をしてみました。これもまた空振りの繰り返し。ところが、最後に訪問した商工会の方からお付き合いのある診断士会を紹介していただくことができ、これが仕事にこぎつけるための最初の一歩になりました。その診断士会で、偶然にも(幸運にも)養成講座の先輩と巡り合い、その方からとある事務局の仕事を紹介していただくことができたのです。
事務局の仕事でも幸運な巡り合わせがありました。
それは、事務局への勤務が始まって1か月あまりが過ぎた頃でした。その職場では、診断士だけではなく社労士や行政書士の方々も勤務されているのですが、たまたま昼食が一緒になった行政書士の先生に「ものづくり補助金申請の支援をお願いできませんか?」という依頼を受けたのです。
やったことがない仕事のため最初はお断りしようと思いました。ですが、その時に思い出したのが、養成講座の終講式で印象に残ったあの2つの言葉です。「これを断ったら次はいつ仕事の依頼がくるか分からない」という思いに突き動かされ恐る恐る始めた補助金申請の支援ですが、最初の案件が無事採択されると、細々ですが何件かの依頼を受けて現在に至っています。
事務局の仕事と補助金申請の支援、これがチャンスの前髪に必死にひたすらしがみついて辿りついた私の診断士としての現在地です。次回以降は、現在地について分析をおこない自分自身の目標との乖離を明らかにして、更に良い仕事が出来るための検証をしていきたいと思います。
鉄は熱いうちに打ては本当ですね。
そのうちなどと構えていては人生終わってしまいます。
吉岡さんはすでに「前髪」をつかまえていると思います。
離さないように束ねて行ってください。
まずは今ある仕事に全力を傾け、その道のプロになる。そこからまた新たな方向性が生まれてくるのではないかと考えています。