皆様こんばんは。業務MAです。最近本業の方もプロジェクト関係が
佳境に入って残業続き。当塾の方も最終プレゼンの準備、卒業論文
の執筆など、色々課題があって多少息切れしています。今が正念場
だと思いますので何とか乗り切りたいところです。
さて、そんなことで土日もなかなか遠出が出来ないのですが、余り煮
詰まってもと思い、気晴らしに近所の荒川土手を散歩することに。
ちょうどハルジオンやノアザミ、シロツメグサやカタバミなどの野草
が花をつけていて、気分を和ませてくれます。道端でひっそりと咲く
野草の花たち。華美さはありませんが、けなげにそして、したたかに
生きるその姿が個人的には好きだったりします。
折角なので久しぶりに川辺まで行ってみました。丁度干潮で、かなり
潮は引いていました(私の住んでいるところは河口から20km近く
上流ですが、まだ感潮域で潮の干満があります)。すると、今まで気づか
なかったのですが、岸近くに干潟がありました。丁度川がカーブして湾の
ようになっているところで、そこに砂が堆積して出来たようでした。
驚いたことにゴミは殆ど流れ着いておらず、ヘドロが堆積することも
なく、砂は思ったよりも綺麗な状態でした。
荒川も10年ほど前と比べると随分水が綺麗になりました。確かにまだ
完全に綺麗になったとは言い難い部分もありますが、少なくとも
10年前の、水面に油が浮いて、悪臭が漂い、水深50cmでも底が
見えないというような状態ではなくなりました。流域の下水道の整備
や、岸辺のヨシを再生したりといった地道な努力の成果でしょう。
どの努力の一つ一つは、とても小さなものかもしれません。しかし、
その積み重ねが自然の浄化能力を目覚めさせ、水質は少しずつ、確実
に改善していく。
自分も、なにげない小さな努力を大事にして、少しずつ診断士としての
スキルを上げ、いつか社会の役に立ちたい。そう思わされる光景でした。
うちの近くは、神田川の細い遊歩道しかありませんが、写真のような遊歩道が近くにあるのは羨ましいです。
自然の中に身を置くことで、私もセルフコントロールすることが多いです。