皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。
診断士資格が9月末で期限切れになるので、初めての更新手続きを経験しました。理論政策研修5回分の修了証明書、実務ポイント30ポイント+α分の診断助言業務実績証明書、登録申請書、中小企業診断士登録証を持って、東京都中小企業診断士協会へ行ってきました。協会が会員サービスの一環として、「必要書類の確認と中小企業庁への提出」をしていることを山崎塾長に教えていただくまで知りませんでした。事務局の方にチェックしていただき、無事終了。後は新しい中小企業診断士登録証が来るのを待つばかりです。
さて、診断士試験に合格して稼プロ!に通いだす頃にノートパソコンを2台体制にしました。自宅用と診断士活動=持ち運び用です。最近、2台とも挙動が怪しくなってきていたので思い切って2台とも買い換えました。Microsoft 365 Officeを持っていると複数台インストールできるので、Officeなしのパソコンを購入でき、量販店のポイントなどもフル活用して思いのほか安く済ますことができました。OneDriveもあり、新しいノートパソコンの立ち上げも楽にできました。
最後に最近読んだ本で面白かったものを紹介します。
半導体産業のすべて――世界の先端企業から日本メーカーの展望まで Kindle版
Amazon.co.jp: 半導体産業のすべて――世界の先端企業から日本メーカーの展望まで eBook : 菊地 正典: Kindleストア
「半導体」という言葉はよく耳にしますし、「半導体不足」が生活のいろんな面に影響していることを経験すること(車の買替、給湯器が壊れたときなど)もあると思います。私は製造業に勤務しているので「半導体不足」が業務や会社業績に大きく影響することを実感しています。とは言うものの、「半導体」って何?どんな業界?と聞かれてもよくわかっていませんでした。社会に与える影響は今後も大きくなりますし、「投資」という面でも勉強しておきたいと思っていたので読んでみました。文系人間には「半導体が動く原理・仕組み→「ブール代数」に基づく回路構成」など難しいパートもありますが、動向・産業構造・製造工程・工程ごとの関連企業などがわかりやすく書かれています。半導体チップメーカーとしては凋落している日本企業ですが、製造装置や材料などの分野では全世界で一定のシェアを持っている企業が少なからずあることがわかります。サクッと読めますので興味があれば是非。
アベノミクスは何を殺したか 日本の知性13人との闘論 (朝日新書)
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: アベノミクスは何を殺したか 日本の知性13人との闘論 (朝日新書)
アベノミクス、三本の矢(金融政策-異次元緩和-、財政政策、成長戦略)、異次元緩和のメニュー(量的・質的緩和、マイナス金利、イールドカーブコントロール)と言った言葉もさんざん耳にしていますが、その内容や成果・影響などはあまり知らず?気にせず?にいる気がしています。日銀・官僚OB、経済・財政専門家など13名のインタビューや記事を中心にいろんな視点からアベノミクスを議論していて大変勉強になりました。こちらもサクッと読めますので是非。印象に残った文章→「異次元緩和は最初から効果がないとわかっていたが日銀はやるしかなかった。しかも全力でやりきるしかなかった」「消費が盛んな生産年齢人口の減少→需要なき生産拡大は値崩れを起こすだけ」「預金フェチ(偏愛)」「もともと総需要が不足しているのに、すべての人が勤勉に働き、生産能力を高め、同時に質素倹約にも励んでしまったら、供給力の大きさの割に総需要が少ないデフレ状態がいっそう悪化してしまう」などなど
お安く済んだといっても、なかなかの出費だったのだろうと想像しています。
私の出費の大部分は、付き合い含めた飲食代ですが、来月には多少の設備投資をする予定でいます。
※PC2台ではありません
私ももう一台パソコンほしいな~
ちょうど半導体の新工場Rapidusのニュースを見て興味が湧きましたので、読んでみます!!