こんにちは、塾長の山﨑です
先週9月30日(土)10月1日(日)と稼プロ!23期の合宿でした。
参加された塾生、講師、事務局の皆さん大変お疲れ様でした。今年は2日ともフルタイムで第4回、第5回と2回分の講義を行い、大変充実した合宿になりました。
合宿会場は昨年に続き、JR南武線矢向駅から徒歩7分ほどの「川崎生涯研修センター」で行いました。この施設は私が20年前に実務補習を受けたメンバーと指導員の先生も交えて、同窓会合宿で使ってみて良かったので昨年から稼プロ!合宿に使っています。
この施設、今年までてっきり川崎市の施設と思っていたのですが、栁平 彬(やなぎだいら さかん)という方が創設されましたGDI(㈱グループダイナミックス研究所)という民間の研修機関が経営しており、川崎市とはまったく無関係ということを知りました。栁平氏は1940年東京生まれ。慶応大学経済学部卒業後、丸紅を経て渡米、ハバフォード大学(ペンシルベニア州にある難関名門校)でリベラルアーツ・哲学を学び、MBAを取得。75年、GDIを創立し、AIA・心のアドベンチャー(Adventures In Attitudes)など、やる氣啓発プログラムというものを開発。矢向と蓼科高原に縄文天然温泉付きの相互啓発研修センターを設立し、普及活動をおこなっています。
川崎生涯研修センターは、1981年当地に開設されたようですが、隣接した半導体のテスト工場が2002年に閉鎖され、その跡地利用に1300m掘削して温泉を湧出しました。九州・黒川温泉を有数の温泉地に創り上げた故後藤哲也氏の指導のもと、八ヶ岳から230トンの安山岩を運び、九州・飛竜野山頂からコナラなどの自然木を移植し、露天風呂「志楽の湯」が造られました。研修センターの一帯は太古の昔、縄文文化が栄えた場所らしく、研修センターも「志楽の湯」とともに、縄文がテーマになっています。
栁平氏によると、弥生的発想は官僚主義に近いものがあり、縄文的発想は、目標達成ではなく目標創造を重視するとのことで、やりかたではなく、ありかたを重視する稼プロ!にも通じるものがあるかも知れません。
研修センターのフロントで「やる氣の健康学」という栁平 彬氏の著書が販売されており、買ってみました。この本は1981年4月から日経新聞の日曜版に毎週連載されたものを編纂したもので、2012年に発行された改訂版です。第96話まであるので、改訂版で追記されたものもあるのでしょうが、日経にも随分長く連載されたようです。第1話がいきなり「出勤前のキスで長生きする法」と始まり、思わずコケそうになりましたが(笑)。
http://shop.gdi-attitudes.co.jp/products/detail.php?product_id=4
ちなみに「氣」は「気」の旧字ですが、栁平氏はあえてこの字を使っておられるようです。穀物から湯気が立ち上っているさまの象形文字で、いかにも縄文ぽいので、このブログでも使ってみました。
また、余談ですが、矢向駅は横浜市というのも今回のブログを書いていて発見しました。駅の南半分が横浜市鶴見区、北半分が川崎市幸区になっているようです。
縄文の湯にゆったり浸かり、英氣を養いながら学ぶ稼プロ!合宿。来年も当研修センターで開催の予定です。卒塾生もまたぜひご参加ください。
http://www.k-kenshu.com/training.html
https://www.shiraku.jp/2018/08/03/nl-16/
そうなんですよね、私も廊下に貼られていたポスターやパンフに興味を持ちました。よく見るとなかなか良いことが書いてありました。そのうちまたブログで共有したいと思います。
杵渕さん、コメントありがとうございます。
そうですね、来年の合宿初日の塾長講話に絡めたお話しを考えてみたいと思います。ご提案ありがとうございました!
AIAがなにやらわからず、保険会社かなにかの間違いかと笑っていましたが、とても奥深い教育プログラムでしたね。温泉味わっていただけて良かったです。
永岡さん、コメントありがとうございます。
フロントでこんな本売ってました、と永岡さんに教えていただき、早速買ったのがブログの発端でした。パクッてしまってすみません(笑)。まず最初のページ開いて抱腹絶倒でしたね。