東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

■見え方、見せ方

2014-07-26 22:06:54 | 14期生のブログリレー

14期生の高橋裕司です。

まさに夏真っ盛り、うだるような暑さが続いていますが、みなさま熱中症や夏風邪など、体調管理には十分ご留意ください。


さて、今日は「見え方、見せ方」について考えてみます。


ちょっと前の話ですが、W杯ブラジル大会で日本サポーターが試合後にスタンドのゴミ拾いをして帰ったことが世界中に配信され、ちょっとした話題になりました。
一次リーグ敗退、と勝負事的には非常に残念な結果ではありましたが、このピッチ外のちょっとした行動に対し、「日本の文化的遺産だ」とか、「国の品格を表している」などと海外メディアに取り上げられていたことに、他人事ながらとても誇らしく思いました。

確かに日本国内では、ゴミのポイ捨てや不法投棄なども普通にあるわけで、必ずしも日本国民すべてがマナーやモラル、環境に対する心得を備えているわけではないのですが、かといってブラジルでゴミ拾いをした方々の行為には特別違和感はないですし、ある意味、一日本人として「当たり前のことをしたまで」という感覚もあります。


片や、最近話題となった中国の腐敗肉問題。
カビが生えた肉や床に落とした肉、期限を大幅に超過した肉を何の悪気もなく流通させていたという事実。日本の2社含む、世界的外食チェーンへ卸している食肉加工工場での映像は衝撃的でした。
そこで働く人たちの食に対する意識、職に対する意識に愕然としつつ、「中国の食=危険」なイメージをより一層強烈に印象付けることとなりました。

一方で、中国には古代黄河文明前から綿々と連なる歴史があり、GDP世界第2位という厳然たる事実からも、13億の人口が産み出す経済的活力は世界の勢力図を塗り替えるパワーを持っており、アメリカとの2大強国として世界中の国々から注目を集めています。


これらのことから言えることは、

  「一部の事柄が、全体を印象付けてしまうことがある

ということだと思います。

仮に良くやっていたとしても、ほんの些細な一時の過ち、一部の過ち、一部の手抜きが全体の品質、品位、品格を著しく貶めてしまう可能性があるということだと思います。


私自身、2013年に中小企業診断士試験に合格し、実務補習の完了を以ってまもなく「中小企業診断士」としての称号を正式に得る事になります。
「一部分の見え方」「一部分の見せ方」によって、それは私個人の行いや振る舞いそのものなのですが、「中小企業診断士って、大したことないよね」とか、「国家資格保有者とはいっても、名ばかりで使えないよね」なんて思われないよう、『中小企業診断士』全体のレベルを損なわないよう、より一層の努力と勉学が必要なんだと、あらためて思いました。


P.S.
本日は第2回目の講義、および懇親会お疲れ様でした。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マニュアルを越える

2014-07-25 09:30:04 | 講師亀田からのメッセージ

講師の亀田です。

先日、息子(3歳)と六本木ヒルズにある「サルバトーレ」というピザを売り物にしているイタリア料理のレストランに行きました。

 

ランチはブッフェスタイルなのですが、息子は卵アレルギーがあるので、

どのメニューに卵が入ってしまうのかを確認する必要があります。

 

確認をした結果、息子が大好でかつこのお店の売りのピザには、具材に卵が入っていましたので食べられないことがわかりました。

残念でしたが、サラダやパスタなど卵に入っていない料理もそこそこあるの入店することに。

 

しばらく食事を楽しんでいると、お店の人が私たちのテーブルにピザをまるまる1枚運んできました。

「ブッフェにしました。ピザはオーダーしていませんよ」と断ると、

「お子様が卵アレルギーとお聞きしまして、お子様用に特別に卵を具材に使用しないピザをおやきしました。

よければお召し上がりください」とのこと。

 

感動しました。

マニュアル越えた先に感動がありました。1枚単品で1500円くらいするピザをサービスしていただけたのです。

 

残念がっていた息子は大喜びなのはもちろんのこと、親の私も大変嬉しかったです。

 

そして、何度か訪れていたお店ですが、一瞬でこのお店のファンになりました。

 

及第点の対応であれば、卵が入っている料理を正確に伝えることだと思います。

ですが、ピザを焼いてサービスで提供することは明らかに利益の面ではマイナスです。

ただし、これはあくまでも、この1回の短期的な面での視点で考えた場合になります。

 

私はこのお店のファンになりましたので、今後も機会があれば「積極的」に訪れますし、友人にはおススメをしてきます。

結果としては、いわゆるLTV(顧客生涯価値)ではきっと大きなプラスになるわけです。

 

まさに、顧客感動がLTVを最大化させる良い事例を自ら体験しました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0.1%の凄さ

2014-07-24 10:55:40 | 14期生のブログリレー

14期生の北方謙です。

 

早いもので今年も7月後半となりました。

思えば2年前まで、仕事の合間をぬって隙間時間を見つけては、 

至る所で参考書と問題集を開き、詰め込み勉強をし、

何でこんなにも知識が定着しないんだと、

己の脳みそのキャパの小ささに、やきもきしながら過ごしていたことを思い出します。

 

 

そんな受験生時代には、いつもイチローのこの言葉に勇気づけられていました。

 

 

「小さいことを積み重ねるのが、

 

とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」

 

 

試験に合格したとはいえ、

イチローみたいに 「とんでもないところ」へは、

未だ全くもって行けていないのですが、

 この0.1%の複利効果をみて、この教えの合理性について腹落ちしました。

 

 1.001×1.001×1.001×・・・・ =!!!

 

 

毎日0.1%進歩させることって、皆さん、意識すればできそうですよね?

 

この意識すればできそうな0.1%の成長を、

 

もし毎日できたとすると、

 

なんと1年で44%の成長となるんです!

 

 

さらに、この計算を年度で繰り返していくと、

 

  5年 6.2倍

  

  10年 38.4倍

 

  20年 1474.9倍

 

 

0.1%でも、長い時間をかけて積み上がっていくと、物凄い成長になるんです。

 

これが、イチローが言うところの

「とんでもないところへ行く」方法なんだと解釈しています。

 

 

この「0.1%」×「複利効果」を意識し、

 

日々の小さな成長を積み上げることを習慣として、

 

とんでもない境地へ辿り着きたいものですね。

  

                         北方謙

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひまわり

2014-07-23 06:36:29 | 14期生のブログリレー

ついに梅雨が明けました。

夏といえばひまわり、今年は見どころの神奈川県座間市で

少々発育が悪いようですが、

満開になるとこんな光景が広がります。

ひまわりってもとは北米産で日本古来のものではないと最近知りました。

油が採れて、種も食用にできることから、ヨーロッパでも栽培されているようです。

一面のひまわり畑に麦わら帽子。

まるで昭和の世界にやってきたかのような光景も、

ダイナミックでいいですね。

車社会の神奈川県郊外にあるのでアクセスは良くありませんが、

今年も座間のひまわり祭りが、7月と8月に開催されます。

夏を感じたい方、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

企業診断8月号からの連載が決定しました

2014-07-22 21:02:02 | 14期生のブログリレー

皆さん、こんばんは。三好康司です。

梅雨が明け、暑くなってきましたね。

13期生5名による、企業診断(同友館)の連載開始が正式に決定しました。タイトルは「元気な酒蔵探訪記」、8月号(7月28日発売)から来年2月号までの7ヶ月間の連載です。メンバーの署名には「稼げる!プロコン育成塾 13期生」という所属名も載ります。

第1回の8月号は「日本酒業界を俯瞰する」という総論的な内容であるため、執筆メンバー全員の連名となりますが、9月号以降は、一人ずつ訪問した酒蔵を順番に紹介していきます。私は10月号の担当です。尚、最終回の2月号は「ミス日本酒」もまじえた座談会形式の予定です。

当執筆企画は、13期生の育成塾カリキュラム「執筆企画を考える」の中から生まれました。たまたま同じテーブルに座ったメンバーが酒好きであったことが発端となり、日本酒業界を応援する企画を講義で立案しました。

当日の懇親会で酔った勢いもあり「これは面白いから形にしよう」ということになりました。当時、金子先生が企業診断で「ワインのブランディング」の連載をされていましたので、「ワインの次は日本酒や」とメンバーで言っていました。

その後、企画が採用されてもいない中、今年2月にはメンバー5人で勝手に京都伏見の老舗酒蔵2社のインタビューを敢行しました。大雪の日でした。

鴨志田先生、亀田先生の応援、御指導も頂き、今年4月に同友館の編集長と面談、企画が採用され、今回の連載開始に繋がりました。ぜひ、皆さま、8月号から企業診断をお買い求め下さいね(笑)

また、14期生の皆さまも、この一年間で執筆に取り組んで頂ければと思います。文章力を磨くには、執筆はとても効果的です。私達のように、育成塾カリキュラムの中でも道は開かれています。

では、皆さま、7月26日(土)の第2回講義でお会いしましょう。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする