東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

新「コロナ禍中でも稼ぐ中小企業の社長」

2021-03-26 12:00:00 | 20期生のブログリレー

皆さまこんにちは。                                                                                                                                                            稼プロ!20期生の岡崎です。

先週の日曜日に東京でも緊急事態解除が宣言されました。ただし未だ経済の先行きは不透明な状況です。                                                                                                                                     景気づけとして、久しぶりに「コロナ禍中でも稼ぐ(私の周りの)中小企業の社長」を次回と前・後編に分けて書かせていただきます。                                                      

今回ご紹介するのは、前期はコロナ禍でもノーダメージ、今期においても明確な自信を持ち日々美容室を経営しているMさんです。                                                                                         壮年後期おやじの私が「美」容室について書く違和感を暫しの間ご辛抱いただき、最後までお付き合いくださるようお願いします。

 

M店主の店舗は杉並区南西部の閑静な住宅街にあります。                                                                                                                                      最寄りのK駅から徒歩で3分、商店の連なる通りに面した2階建、大手スーパーマーケットが向かいにあり、人通りも多く好立地です。

このM店主、色白で背が高くなかなかの男前。美容師歴は30年で一昨年に独立。自前の店舗を構え開業3年目となります。                                                                                                                                                                               コロナ禍中でも増収・増益を継続中の事業からくりを覗いてみましょう。

 

まずはM店主のお店、施術者は本人一人のみ、完全予約制、客室は2階。お客様は入店してから帰るまで店主以外と出会い接触することはありません。                                                                                                                                                                                   窓を解放して換気をしても沿道側からノゾキ見されることが無くプライベートも保たれます。                                                                                                                                    業種上「密接」は避けられずゼロ密ではないですが、「密集、密閉」を回避した店内環境が、このご時世において強みとなっています。

 

またこのM店主、開業当初から50人の固定客を持っていました。                                                                                                                                                                                               一昨年の独立時、店主についてきてくれた顧客は50人。私も技術を認めそうした顧客のひとりです。

ただし、固定客も時がたてば徐々に離れていくもの。                                                                                                                 M店主は、新規顧客の獲得に向けて、チラシの配布によらず、ホットペッパーなどの検索サイトを活用しました。                                                                                                                                           あわせてInstagram、LINE等のSNS媒体も「多重」に使いこなし、スマホで情報収集する新しい客層に接触、獲得に繋いだのです。                                                                                                           現在、固定客を100人まで増やしています。

 

集客で利用した検索サイト側では、値引きクーポンの発行を強く薦めてきたようですが、そこはオプション追加の付随サービスのみで実施。                                                                    本質サービスのカットとパーマでは値引きせず、ウリの技術の安売りはしなかった。                                                                                                                      このことも、今適正な顧客単価を実現・維持でき、経営が安定している理由の一つとなっています。

 

前編はここまでとさせていただきます。                                                                                                                                         今回の内容はオーソドックスな施策で「序章」に過ぎません。                                                                                                                               次回4月13日の後編では、アイデアマンM店主の真骨頂、本業と関連しない「新規事業」や「資源展開」について書きます。

ご期待ください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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コンサルティングと夫婦仲

2021-03-25 12:00:00 | 20期生のブログリレー

16期生の大石泰弘です。

千葉県中小企業家同友会の体験談をしてきましたが、今回は倫理法人会の体験談です。


同友会の経営指針成文化セミナーを通じて、私のコンサルティングのドメインを、経営者と社員の信頼関係の構築をベースにした製造業の技能承継支援にしました。

その成功のためには、個人事業主にとって唯一の社員でもある妻との信頼関係構築が不可欠だと考えました。しかしいろいろチャレンジしてきましたが、なかなか安定した信頼関係を実感できないでいます。

そこへ倫理法人会の富士研修の案内が来ました。そもそも倫理法人会に入会したのは、事業承継で面談した経営者の中に、後継者にも倫理法人会にはいらせると言われた方が3~4人おられ、その方々は富士研修がいいと言われたので、自分で参加して確かめようと思ったからです。ついでになんとか夫婦仲問題の解決の糸口がみつかればと思い参加しました。

富士山の麓の裾野市に研修所があり、今回は、福島県、茨城県、千葉県、島根県、香川県、沖縄県の倫理法人会から76名の経営者と一部社員の方が参加され、2泊3日の研修を受講しました。

いろんなプログラムを通じて、夫婦仲について気づいたことだけを挙げると以下の2つでした。
1.夫婦仲で悩んでいる経営者は非常に多く、解決できないで悩んでいること
2.夫婦仲を良くしたければ、妻のモチベーションをあげること。
  そのためにやるべきことは以下の2点。①仕事の話を共有し、妻に仕事の相談をすること。②妻が一番したくないことを自分が代わりにすること。具体的には夕食の片づけをすること。

倫理法人会は実践重視なので、研修が終わって帰宅した日から、夜のZOOM会議や外出がない日は夕食の片づけを始めました。10日間で4回しか実践できていませんが、妻の態度は大きく変わりました。家事に注文をつけても機嫌が悪くなりません。総て修正してくれるわけではありませんが、以前は必ず不機嫌になりました。


仕事の話も始めていますが、しっくりきていません。肝心なことが話せていない気がします。内容や話し方を工夫します。

研修で同じ班だった方々と、LINEでグループを作りました。そのグループに実践の報告をしています。すると、あるメンバーから「自分がびっくりするくらいのことを奥さんにしてあげてください。」とアドバイスをくれました。この方は茨城県の経営者ですが、夫婦で倫理法人会に入会し、夫婦の仲がいいことでとても有名な方です。

さらに「生まれも育ちも違う人に、どうして自分の期待を押し付けるんですか。そのまま受け入れてあげましょう。」と私の世界観を対峙から相互尊重に変えるよう助言してくれました。世界観を変えられたらこの経営者を一生尊敬しようとも思いました。

今回の体験を通じて気づいたことは以下の5つです。
①人は相手の困りごとにまずよりそうことで信頼関係が築ける。
②人は、相手が困っている世界観を、困らない世界観に変えてあげると尊敬される。
③社員との信頼関係を築きたい経営者には、まず我を捨て、社員の困りごとによりそうことを薦める。
④妻と信頼関係を築くことは、コンサルティングの土台を強くする。
⑤前回お話しした同友会の研修と同じく、自分の本音を素直にさらけ出せると研修は有意義だ。

自分がびっくりするくらいのことが思いつかないので検討中です。
とにかく片づけと仕事の相談を100回は続けます。

 

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伝説のボディービルダー「マッスル北村」さん

2021-03-24 12:00:00 | 20期生のブログリレー

みなさん、こんにちは!

稼プロ20期生の大野徹司です。

 

私事ではございますが、最近、社労士の勉強にハマっています。「ハマって」と書いたのは、勉強しているとなぜか「安心する」からです。勉強マニアではありませんが、何か学んでいると安心する自分がいます。一方で、「学んだことを活かさないと意味がない」といわれると返す言葉もみつかりません。アウトプットが重要な時代に、内向きな行動の自分とのギャップに悩まされます。

 

さて、そんな事を考えていた近頃、たまたまある人の話を聞きました。

彼の名は、「マッスル北村」。若くして亡くなった伝説のボディービルダーです。

変人ボディービルダーというイメージくらいしかありませんでしたが、調べてみると、彼が哲学者であり、真に自己の生きざまを追求する人であることを知りました。是非、みなさんにも、YouTube「【CLUB紳助】マッスル北村さん」を見ていただきたいと思います。島田紳助さんとの会話の中で、「1つに走ると一見不自由にみえるが、自分が好きなことに取り組むのは自由だ」と言います。真の自由を追求する真摯な生きざま、その優しい語り口調から、一発でファンになってしまいました。

 

そして、動画を見終えて、そうか!「今は学ぶべき(学びたい)とき、誰かに貢献したいときがくれば、そのときに全力を尽くせばいい」と勝手な自己肯定をして納得しています。

(もし動画をみられた方がいれば、それちゃうやろ!といわれそうですが)

 

「人生どう生きるべきか」については永遠のテーマですね。今、自分が正しい方向に向いているかを考えるより、その時々の「頑張りたい」ところに力を入れて生きてみてもいいかもしれません。いつか、貢献(アウトプット)したい気持ちが強くなるときまで、今は学ぼうと思う今日この頃です。(やっぱり内向的か!?)

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

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「鼻血が出る未来」で気づいたコペルニクス的転回

2021-03-23 12:00:00 | 20期生のブログリレー

20期生の大井です。前回の稼プロ!講義の前半は、志倉康之さんの「経営相談」の講義でした。この場で、志倉さんは、自身のキャリアビジョンは「鼻血が出る」まで考え抜くことが重要!と説かれていました。今、これがとても刺さっています。

きっかけは、勤務先のジョブ型人事制度の導入です。ご存知のとおり、ジョブ型人事制度とは、職務(ジョブ)の内容に基づいて必要な経験・スキルを持つ人材を雇用する制度のことです。この制度の特徴は、会社オリエンテッド(メンバシップ型)でなく職務オリエンテッドである点です。つまり、自身のキャリアを会社に委ねず、プロフェッショナルである自分自身に委ねることになります。

勤務先ではジョブ型導入にあたり、社員全員が3月中にキャリアディベロップメントプランを作ることになりました。会社がキャリアを与えるのではなく、あくまで自分が主役で5年先までのキャリアプランを考えます。社員全員が、自分の1年先、3年先、5年先の役割を定義し、その実現計画をブレイクダウンしないといけません。

ただ勤務先は純日本の会社です。「終身雇用だし仕事は会社が与えるもの」という根強い風土があります。社員の戸惑いも大きく、会社として個々の社員のキャリアプラン策定を支援することになりました。私も職制管理職としてメンバー10人のプラン作りを支援しなければならない立場となっています。ここで効いたのが「鼻血が出るまで未来を考える」という、志倉さんの教えです。

実際、1、2年後の未来は現在の状況の延長線上で考えることができますが、5年後の未来を考えるのは先過ぎて難しいと思います。そのヒントが「鼻血の出る未来」、つまりありたい自分です。「5年後の未来の自分を客観的に予想する」のではなく、「5年後の自分自身がありたい姿を考える」ということだったのです(ただ、外部環境変化は意識する必要があると思います)。当たり前かもしれませんが、私にとって「コペルニクス的転回」でした。

メンバーとの1on1ミーティングで、鼻血の出る未来を考えること、そして、自分自身が実践して見せること、を取り入れました。今の仕事の制約にとらわれず考えてみようと、伝えました。すると、数人の方からはこういうことを本当はしたいという話、思い切ったキャリアブランが出てきました。これは感動しました。尖ったアプローチを自ら実践して見せることの効用を、じわじわと感じています。次は有言実行のフェーズです!

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リターンライダー

2021-03-22 07:00:00 | 講師富岡からのメッセージ

皆さん、こんにちは。講師の富岡淳です。

 

なぜか突然、バイク(オートバイ)に乗りたい!と思ってしまったのです。

バイクは20代後半に少し乗ったのですが、その後30年近くご無沙汰でした。

60歳を目前に「今乗らなければ一生乗れない」と血が騒いだのかもしれません。

 

こんな私はおかしいかなと思っていたのですが、そうでもないようです。

日本のライダーの平均年齢は54.7歳とのこと。

(日本自動車工業会2019年度二輪車市場動向調査)

仕事や子育てが一段落して、若い頃を思い出して再び乗る人が多いようです。

リターンライダーです。

 

私のリターンは計画的に進んでおります。

まず、個人レッスン3時間受講、レンタルバイクを利用し一人で運転、

ネットの中古車サイトでお気に入りのバイクを検索、バイク販売店を訪問、

購入バイク決定、バイク用品購入、納車、近所ちょい乗り、とここまで来ました。

徐々に近場から距離を伸ばしてツーリングに出かけたいと思っています。

 

バイクは両手両足、頭も使うので、老化防止にも良いと考えます。

安全運転で楽しみたいと思います。

 

富岡 淳

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