東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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私の大理論候補 - BABOK

2022-12-26 12:00:00 | 22期生のブログリレー

読者の皆様、こんにちは。
22期の柴山宗馬です。

クリスマスとお正月の商戦が熱くなる一方、
昼間でも冷え込む日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は前回投稿(仮説の引き出しは「中範囲」で増やしたい:2022/12/4投稿)で整理した内容を踏まえ、自分に合う大理論としてBABOK®(A Guide to the Business Analysis Body of Knowledge)が使えないか? と思い至り、BABOKガイドV3.0の日本語版を買って読み始めています。

BABOKガイドには、BA(ビジネスアナリシス)として定義される、「ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨することにより、エンタープライズにチェンジを引き起こすことを可能にする専門活動」に必要な知識、技法が一覧化されています。

ざっと記載内容の雰囲気を確認しましたが
実践的なHow-Toのガイドというよりは、どういうときに何を使えばよいかのWhy-Whatの体系になっていました。

例えば、「根本原因を分析する技法にはフィッシュボーンチャートやなぜなぜ分析の技法があり、それぞれ長所短所は…(数行の記載)…です」といった具合です。

国語辞典を暗記しても文章がうまくなるとは限らないように
どんなものがあるかは載っているが、それを実践的に使いこなすには
① 詳細なお作法:例えばフィッシュボーンチャートなら、チームで描くために背骨、大骨、小骨、孫骨はどのような粒度で洗い出せばよいか?のポイント
② 適用対象分野の知識:1次知識や経験で蓄積した知識を応用する世界。例えば生産管理。
それぞれを通して何段階か具体化する(=中範囲に落とし込む)必要がある印象です。

もちろん、BABOKが物足りないということではありません。
雑多にネット検索して拾い集めるよりも、とっかかりとしては遥かに扱いやすい印象です。

現時点では、自分の知識がBABOKだとどこに使えるのか?
「ハッシュタグを付ける」ように整理できないか? 探っていくのがよい使い方ではないかと思っています。

そのためにも、ある程度BABOKガイドの把握自体が必要ですが、
500頁弱の辞書もどきをがむしゃらに読み込む真似はせず
日々の中で都度BABOKガイドをリファレンスしつつ
時折全体像をビジュアルシンキング(2022/8/22投稿)を取り入れて可視化していきたいですね。

 

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PMIは診断士のお仕事?

2022-12-25 12:00:00 | 22期生のブログリレー

こんにちは。稼プロ20期生の大野徹司です。

 

 今年3月に改訂された「事業承継ガイドライン」を(今ごろ!) 読んでみましたので、雑感を述べてみたいと思います。このガイドラインは、2016年発表されたものから新たに認識した課題や対応策を盛り込み改訂したものとなっています。ポイントとなる部分を以下5点列挙してみました。

 

1.想定より事業承継がうまく進んでおらず、黒字でも止む無く廃業する事業者がいる

2.事業承継に関連する優遇税制や特例について詳しく解説(特例適用の期限が近い)

3.従業員承継やM&Aが増加傾向にあるためプロセスなどの説明を充実

4.後継者とともに経営改善(磨き上げ)を実施することが後継者育成にも有効

5.M&A後の統合作業であるpost merger integration(以下PMI)をガイドライン化

 

 今回の目玉は、PMIを別枠でガイドライン化したことではないでしょうか。この改訂の同日、中小企業庁と中小企業診断協会は、事業承継・引継ぎに対する支援について連携して取り組むことを共同で宣言しました。独占業務がない中小企業診断士ですが、PMIを進める専門家としてクローズアップされるとよいと思います。

 さて、診断士はどのようにPMI案件にかかわるのでしょうか?PMIはM&A後のプロセスではありますが、M&A検討中から計画したほうがうまくいくというデータがあります。合併完了の前から出口戦略をしっかり考えておくわけですね。ですので、取り組むべき診断士はM&Aプロセスをよく理解する必要がありそうです。そうすることで、M&A仲介者やPMI支援者として、複数のプロセスでお手伝いができそうです。

 事業者とがっつり膝を合わせる支援が必要ですので、私のような企業内診断士が取り組むには少しハードルが高いかもしれません。本業が週3,4日になれば是非取り組みたい支援ですので、引き続きウオッチしていきます。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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宇宙(そら)へのロマン

2022-12-24 12:00:00 | 22期生のブログリレー

22期生の塩谷です。

宇宙と書いて“そら”と読ませるのは、私の物心がついてからは機動戦士ガンダムの “めぐりあい宇宙(そら)” ぐらいだと思いますが、私の小学生時代に比べると今は宇宙が“そら”のように身近な存在になってきていると感じます。

今月13日、2015年7月から運用されていた静止気象衛星「ひまわり8号」が「ひまわり9号」に切り替わりました。「ひまわり9号」は、「ひまわり8号」と同じ性能を備えており、天気予報などに欠かせない観測データを届けてくれます。以前にも増して大型台風や激しい線状降水帯などの災害リスクが高まっており、今後とも備えるための情報を前もって教えてくれることでしょう。「ひまわり8号」はバックアップ機としての任に就くようです。

また、今月、日本のベンチャー企業ispaceの月面着陸船が、米フロリダ州から無事打ち上げられました。この後、順調にいけば2023年4月末にも月へ着陸できる見通しであり、成功すれば民間プロジェクトとしては世界初というビックニュースです。更には今月9日にはNASAの長官が米国主導の月探査「アルテミス計画」において「日本人宇宙飛行士も月面に行く」との考えを示すといった話もありました。

これら以外にも、少し前の話ですが今年5月、航空自衛隊内に“宇宙作戦隊”という自衛隊初の宇宙領域専門部隊が空自府中基地(東京都)に隊員20名で新設されたといった話もありました。主な任務は、日本の人工衛星にとって衝突などの脅威となる宇宙ゴミ(スペース・デブリ)や不審衛星などを監視する「宇宙状況監視」とのことです。また、2020年には小惑星探査機「はやぶさ2」に日本中が歓喜したのも最近の話のように感じます。

先日、たまたま勉強会で隣に座った社長様と話をしていると「50名程度の中小企業ですが近くにいらっしゃった時はお寄り下さい」と言われました。帰ってから調べてみると、「はやぶさ2」のメインプロジェクトの重要な技術を持っている会社であることが分かりました。「はやぶさ2」は小惑星表面にクレータを作り、それによって地中にある鉱物を採取したわけですが、一連の工程の重要な装置に社長の会社の技術が使われていたのです。

その方とはあまりにも自然にお話ができ、初対面なのに慣れ慣れしかったかなと思う一方で、やはり日本には素晴らしい中小企業が沢山あるのだということを改めて知りました。そして中小企業を通じて宇宙との繋がりやロマンを感じることができ、とても嬉しくなったというお話でした。本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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自分は恵まれているな、と思いました。

2022-12-23 12:00:00 | 講師富岡からのメッセージ

皆さん、こんにちは。講師の富岡です。

 

先日ある企業で「SDGs」をテーマに研修を行いました。

その企業では、コンプライアンス、CSRについての研修を定期的に

行っていまして、今回もその一環です。

 

SDGs(Sustainable Development Goals, 持続可能な開発目標)は、

2015年9月、ニューヨークの国連本部で行われた国連サミットで採択

された、国連加盟193か国が達成を目指す2016年から2030年までの

国際目標です。

 

共通理念「誰ひとり取り残さない」という考えのもと、環境問題、社会問題、

経済問題に関する17の目標とそれを達成するための169のターゲットが

設定されています。

 

このことを調べていて、いかに日本に住む私たちが恵まれているかという

ことを感じた次第です。

 

例えば、目標1「貧困をなくそう」。現実の課題として、1日1ドル90セント

という国際貧困ライン未満で暮らす人々は7億8300万人に上る。

目標2「飢餓をゼロに」。世界人口の9人に1人(8億1500万人)が栄養不良に

陥っており、開発途上国では、栄養不良率が人口の12.9%に達している。など。

 

私自身、SDGsに関連して何が出来るか、考えて実行しようと決意を新たにすると

同時に、こんなに恵まれた環境に生きているのだから、小さいことで不平不満を

抱いたらいかんな、と思った次第です。

 

富岡 淳

 

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いよいよ俳優デビュー?

2022-12-22 12:00:00 | 22期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。

22期生 小山亨二です。

 

突然ですが、みなさん 最近新しい体験していますか!

実は 私 先日 現業務関連で 厚生労働省教材の収録があり、俳優としてデビューしました!

とは言っても、よ くある会社上司と部下とのやり取りのGood/Notgood 2パターン展開もの。

まだ正式アップされるかは未定のため、詳細はお伝えできませんが、はっきり言ってプレゼン演習より数倍緊張!

当初 収録への協力依頼があった時点では、「紙を見ながら話すだけ」と言われ、二つ返事。

その後収録は予備を含めて4日間の日程確保連絡と仮台本を着信。

台本をパラパラめくると、想像以上にシーンとセリフが多く... 後悔先に立たずとはこのこと。

同じ服装にしなければならないため、鎌倉シャツでYシャツ2枚購入し、いざ出陣!

さて初日は 簡単な読み合わせから。しかしこれが全くうまくいかず。

まず書いてあることなのに、滑らかに口が回らず、何度も 詰り、言い間違え。

のどが開かず、声も出ない! そうだ!ののゆる体操だ!とも思ったが、そんな時間もない。

そして自分では意識していないイントネーション違いに加えて、セリフ暗記もできず、もう心がボロボロに。

その時、ふと思った。これまで芝居がうまくないと思っていた俳優(「沢○○子さん」)に、「いろいろ言ってごめんなさ~い!」と。

その後 初日は全セリフを言いやすく修正して終了。

いよいよ二日目、本番収録開始。「はい、スタート」の合図で話し出すが、緊張してガチガチで、全くの棒読み。

注意箇所に気を取られ、他の個所でミス。そして、どれが正しいイントネーションかも分らなくなるありさま。

文字を追いかけ、間違えないことにばかり気を取られるため、早口にもなる始末。トホホ…。

やはり俳優はスゴイ!「尊敬します、沢○○子さん!」。

カット割りを多くし、何とか二日目で収録終了! 週末に編集チェック、ミスなければ終了とのこと。

どっと疲れが出ていたが、その日の夜は旧友との飲み会へ。

冒頭から一人 ハイ状態で喋り、楽しんでいたところ、正面からビールをこぼされ、スラックスがびしょびしょ。

一応、再収録の時のために、翌日クリーニングへ。

休み明け出社しても連絡ないため、念のため確認メールをすると、撮り直しの連絡があり、

何と 一部に私のカンペが映っているとのこと!(クリーニング出しておいて良かった~。)

その時、また思いました。「どう映っているかまで意識する、沢○○子さん、あなたはプロだ!」。

1シーンだけの撮り直しだったが、途中で小道具の不足が判明、午後3時頃には無事クランクアップ!

以上 俳優デビュー(⁉)の新体験・激動の1週間でした!いい経験でした!

万一 世に出ることがありましたら、皆様にもご連絡します。

その時は どうか温かい目で 見てください!!素人ですからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

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