Apocalypse Now Original Motion Picture Soundtrack (1979)
映画「地獄の黙示録」のサウンドトラック2枚組。サントラで2枚組というのも異例だと思うが、ダイヤログ(台詞)も含む構成で映画を細かく振り返ることが出来る。うちにはこれのアナログ2枚組があったと記憶しているので、家族の誰かが買ったんだと思う(自分ではない事は間違いない)。
以前2001年に映画の再編集版「特別完全版」が出た時にサントラも発売されたが、余りにも簡潔にまとめ過ぎて、映画の中で最も印象的な場面の音楽が編集されたりしていたので不完全燃焼だった。まぁ、普通のサントラは本来そんなものだが…。この映画に関しては音楽も重要な要素だったので、台詞と共に流れてくるとやはり特別。この映画はディープにハマったので、これを最初から聴いているとほぼ映画を最初から見直していると同然で、全ての場面が思い出されるが、台詞部分も多いのである意味とても疲れ、ヘトヘトになる。
導入部と最期にウィラード大尉がカーツ大佐を殺す場面に流れるドアーズ(The Doors)の「The End」がやはり白眉。歌詞の内容と映画の内容がリンクして、作られた時代が違うのにまるでこの映画のために作られたようなハマりっぷりだ。コッポラ(Francis Coppola)監督とジム・モリソン(Jim Morrison)は同窓生なので、この曲があったからこの映画を作ったという一面もあったのでは。
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