Stax-Volt Revue Volume 2 :Live in Paris / Various Artists (1967)
スタックス(Stax)レーベルの人気アーティスト達が一緒にヨーロッパをツアーした際のレヴュー・ショーの音源。全部で公式にはVolume 3 まで発表されている。けれど素晴しい内容に関わらず、91年にリマスターCDで出て以降はこの2だけなぜか入手が困難になってしまっていて、ずーっと中古で探していたのだが、ふとHMVで見つけたので迷わず注文。しかし、いつまで経っても発送されず、「取り寄せ中」になってはや1年以上(笑)。一緒に注文した他の商品はもうカードで精算されているのかどうかも分からない…(←もちろんカード明細を調べれば分かりますが…)。もうそのまま放置していたところ、オークションで安価で見つけて落札してしまいました。
オーティス(Otis Redding)を含む全盛期のスタックスだけあって、どのアーティストも素晴しい。もちろんバックの演奏で支えているのはブッカ―・T&ザ・MG's(Booker T & The MG's)の鉄壁の面々。1も3も良かったが、この2もそれぞれのアーティストが持ち味を出して盛り上げていて最高。こんなレヴュー(色々なアーティストの組み合わせ)あの時代に見てみたかったなぁ。次から次への熱演で、ヨーロッパのファンは悶絶しただろう。現在いくつか見られる当時の映像でもアーティスト達が汗まみれになりながらホールの客を熱狂させている。北欧公演の映像も出ているようだから買わなきゃ。
惜しむらくはこの2を含む3作共、なぜかデータが少なくて、いつ、どこの公演の録音だという事や3作への振り分け方、実際のセットリストなどもよく分からない。パリとロンドンとノルウェーで演ったことは分かっているけれど。どこかにデータあるのかな? 3作出ているということは多分いくつもの公演のマスターテープがちゃんとある(あった?)のだろうから、改めて編集し直してレヴュー完全版として発売されないだろうか。きっと凄いものになると思う。
オークションにて購入(¥712)