ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Turns And Strokes / Wire

2013年02月26日 | パンク・ニューウェーヴ

Wire_2

Turns And Strokes  / Wire (1996)

ワイヤー(Wire)の未発表ライヴ曲を集めたコンピレーション。79~80年の音源が収録されている。パンク隆盛期を過ぎて、バンドとしてもより独自のスタイルを確立し始めた頃。残念ながら音質はあまりよくなく、ばらつきがあるが、この時期のワイヤーが好きな人にとってはおすすめ。最近では79年のライヴを始め、高音質でオフィシャルライヴ音源を手に入れる事が可能なので、一般的には一番目には勧められない。あくまでコアなファン向け。彼らの音楽を聴いていると、特にメリハリのある曲でなくてもだんだん覚醒するというか、静かに盛り上がるというような不思議な感覚になる。

最初にワイヤーが好きになったのはライヴ・コンピの「Live at the Roxy London Wc2 (Jan-Apr 1977)での全2曲5分程の演奏を聴いていから。もちろん持っているのはアナログ。勢いがあり、短いけれどアイデアが詰まった曲で一発で気に入った。それからシドニーで中古のデビュー・シングル「Mannequin 」を手に入れ聴きまくり、すぐにファースト・アルバム「Pink Flag」を購入。これも中古でイギリス・オリジナルのハーヴェスト(Harvest)盤を手に入れた。もうかっこいいのなんの。それから個人的には空白期もあったけれど、また最近よく聴くようになってずっと好きでいられるバンドのひとつになっている。

オークションにて購入(¥936)

  • CD (1996/5/13)
  • Format: Import
  • Label: Wmo -- Caroline --
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