谷根千(谷中・根津・千駄木)近辺をウロウロ。上野桜木から谷中のランドマークともなっている「ヒマラヤ杉」へ。そして「夕やけだんだん」のある「谷中銀座商店街」を冷やかし、千駄木の老舗煎餅店「菊見せんべい総本店」へ向かう。この辺りは坂が多いので歩いてだと大変だったろう。電動アシスト付き自転車で快適に走破した。交通量の多い団子坂の道路端にある柳の木の下に風情ある店が見える。創業は明治8年(1875)とのこと。屋号はその昔、菊人形見物で有名だったこの通りのお土産として作られたからだそう。店は開放となっていて、木枠のガラスケースや入れ物の中にたくさんの煎餅が入っている。こちらの煎餅はその昔から珍しかったという四角型。あれもこれも食べてみたかったが、まずはオーソドックスな醤油煎餅を何枚か購入した。
パリッと焼かれた四角い煎餅は硬めの歯応えで、醤油辛さがちょうどいい。やっぱり自分は砂糖をまぶした甘辛い煎餅よりも、こういうシンプルな醤油煎餅が好きだな。この店、実はパンも売っているのだとか。店に行ったときは全然気付かなかった。知ってしまったらもう一度行きたくてしょうがない。(勘定は¥110/枚)
↓ 植木鉢から大きくなったというヒマラヤ杉(下左)と、その下にある「みかどパン店」(残念ながら閉まっていたが、いわゆるパンは売っていないらしい・笑)
↓ 惜しい、夕焼けに5分だけ間に合わず…「夕やけだんだん」。その先が「谷中銀座商店街」
東京都文京区千駄木3-37-16
(菊見煎餅総本店 菊見せんべい 菊見煎餅 きくみせんべい 菊見せんべい本店)