ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Let It Roll : Songs By George Harrison

2016年03月02日 | クラシック・ロック

Let It Roll : Songs By George Harrison (2009)

2009年に発売されたジョージ・ハリスン(George Harrison)のベスト・アルバム。クレジットはされていない(と思う)が、コンパイルしたのは妻のオリヴィア・ハリスンなのだとか。レーベルを超えたオールタイム・ベストという触れ込みだが、日本盤の副題がそうなっているだけで、海外盤は「Let It Roll : Songs By George Harrison」となっているだけ。ビートルズ時代の曲をライヴ・ヴァージョンで収録している中途半端さから、ファンには総じて評判は良くないようだ。でも1968年の「The Concert for Bangladesh」はやっぱり外せない重要なアルバムだろうと言われればそうかもしれないし…。ま、彼のような大物、しかも元・ビートルズ(The Beatles)という看板は外そうにも絶対外れないから、コアなファンをも満足させるような編集盤は永久に出来ないだろうナ。

自分は熱心にビートルズを聴いてきた訳ではないが、小学校の頃には長姉が持っていた赤盤、青盤、それに何枚かのアルバム、長兄のポールやジョンのオリジナル・アルバム、そしてジョージのThirty Three & 1/3」が家にあったのを覚えているので、他の同世代の人達よりは聴いていたかもしれない(その頃の小学生はまだ「ザ・ベストテン」でピンクレディーだったからね)。むしろ社会人になってからディラン(Bob Dylan)、レオン・ラッセル(Leon Russell)、ジョー・コッカー(Joe Cocker)、デラニー&ボニー(Delaney & Bonnie)、ジェシ・エド・デイヴィス(Jesse Ed Davis)らのいわゆる「LAスワンプ」あるいは「英スワンプ」(←これらもへんな括りだ)に関連するアーティストが好きになった過程で聴くようになった程度。だからオリジナル・アルバムも順番通りに並べられないぐらいの知識しかない。クラプトン(Eric Clapton)との来日公演もあまり記憶に無い…。スライド・ギターと言えばブルースだが、評価の高いジョージのスライド・ギターってあまりブルースを感じさせない独特な感じで興味深い。自分のお気に入りは復活作の13「When We Was Fab」かな。 

中古店にて購入(¥180)

  • CD (2009/7/8)
  • Disc : 1
  • Label : EMIミュージックジャパン
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