この日は岐阜県庁付近で仕事があり、昼食時間が押して、もうランチタイムは終わりの時間。予定していた一軒が昼休みに入って振られ、迷った末にたどり着いたのは県庁近くの「そば処更科(さらしな)」。もちろん京町の本店(昭和3年・1928・創業)の系譜。暖簾分けは昭和51年(1976)だとか。こちらもあちらに劣らず人気の店だ。店は大店で、駐車場も広い。中は天井が高くて広く、提灯がぶら下がっていたりする。仕切られた奥には別の間もあるようで、昼時の混雑時に開放するのだろう。やや暗めの照明の店内は、昼も遅い時間とあってのんびりムード。注文したのはやはり「冷やしたぬき」の並。
またすぐ仕事で移動しなければいけなかったが、さすがに本店と違って1分、2分では出てこない(笑)。しっかり5分程かかって(それでもたった5分だけれど)丼ぶりが運ばれた。濃いめのつゆに浸ったそばと、刻みネギ、揚げ玉、揚げ、それに多めの練りわさび、という基本型。もそっとした麺はたぶん本店と同じ配合かな(小麦粉7:蕎麦3だそう)。これは趣味蕎麦と違って、本店と同じ”そういう食べ物”だから「これ蕎麦じゃないんじゃ」なんて不粋な事を言ってはいけません(笑)。あまり甘辛く味が付いていない揚げを端に寄せて、濃いつゆとそば、それに具材をよく混ぜ合わせ、胸につかえそうになりながら(笑)一気にいただいた。そういえばこちらでも大盛のこと「ダブル」って言うのかな。(勘定は¥550)
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そば処 更科 (県庁前店)
岐阜県岐阜市薮田南1-3-20
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