In The Beginning There Was Rhythm / Various Artists (2004)
イギリスのSoul Jazz Recordsというレーベルから発売されたポスト・パンク・バンドのコンピレーション盤。アルバム・タイトルは収録もされている女性バンド、スリッツ(The Slits)の曲名から。曲数は少ないが、この筋では外せない名バンドの名曲群が収録されていて、こういう路線の音楽が好きな人には堪らないだろう。各バンドそれぞれ異形のリズム感覚とでも呼べるような独特のグルーヴがあり、共通するのはぶっといベース・ラインとフリーキーなカッティング・ギター、あるいはシンセ。自分はここに収録されているギャング・オブ・フォー(Gang Of Four)、スリッツ、ザ・ポップ・グループ(The Pop Group)などはひと通りハマってアルバムを揃えた(もちろんアナログ時代)ので、久しぶりにこういうポスト・パンクを聴いて新鮮だった。
このSoul Jazz Recrodsというレーベルはいつ頃世に出たのか知らないが、こういう路線の音楽ばかり取り揃えているのかしらんと思ってHPを覗いてみたら、Studio Oneのスカやロックステディ―、南米、アメリカ南部のニューオリンズ、パンク等も扱っている不思議なレーベルだ(しかももうこの盤はラインナップされていない?…)。
01 Shack Up - A Certain Ratio
02 Coup - 23 Skidoo
03 To Hell With Poverty - Gang Of Four
04 Being Boiled - The Human League
05 In The Beginning There Was Rhythm - The Slits
06 24 Track Loop - This Heat
07 20 Jazz Funk Greats - Throbbing Gristle
08 She Is Beyond Good Evil - The Pop Group
09 Sluggin Fer Jesus - Cabaret Voltaire
10 Vegas El Bandito - 23 Skidoo
11 Knife Slits Water - A Certain Ratio
オークションにて購入(¥608)
- CD (2004/1/1)
- Disc : 1
- Format: Import
- Label : Soul Jazz