多治見市の銀座商店街の1本西の通りにあるパン屋「トップ」へ。創業して40年以上だとか。前に訪れた時は臨時だったか祝日だったかで店が閉まっていた。この日は日曜日だったのでOK。かつてはどの町にもあった”町のパン屋さん”。小さい頃には自分ちの家の前にもこんなパン屋があって、食パンを都度切ってもらっていたのを覚えている。その店は大手メーカーの看板を掲げていたが、こちらは自店で手作りしている店。中に入るとパンが並んでいるスペースはさほど大きくなく、ある棚には大手メーカーの物ではない懐かしい雰囲気の袋入り菓子が並んでいた(そっちの方が気になったりして…)。奥では座って食べることも出来るのかな。パンはトングでとってトレイにのせて会計してもらうよくあるやり方。曜日なのか時間なのか、あまり種類は多くなかったが、中から選んでみたのは、なぜか”菓子パン用”と冠の付いていた「カレーパン」と、”長野産”としてあった「野沢菜」。主人に勘定してもらい持ち帰る。
家に帰って次の日の朝ごはんとして食べてみた。”菓子パン用”というのがよく分からなかったが、つるんとした通常のパン生地なので、いわゆる衣をつけて揚げてないということなのかも。2つのパンがくっついたような形をしていてカレーは想像通り優しい味。「野沢菜」は刻んだ野沢菜とマヨネーズ、そして頂部に胡麻が散らしてある。口に入れて野沢菜に当たるとその塩気が適度に効くし、上の胡麻がいい感じ。コーヒーと一緒に美味しくいただいた。自分が訪れた時はこういう総菜パンがほとんどだったと思うが、他にも「多治見焼そばロール」や「ねぎ焼き」「三角あげパン」なんていう面白そうなものがあるらしいのでまた寄ってみよう。(勘定は¥300程)
↓ 「旧・昭和橋郵便局」(昭和初期・建造)◇。ずっとこのまま利用されず建っているので、ある日突然…なんてことがちょっと心配な物件。
岐阜県多治見市金山町11
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