ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

佐野屋 (2) @岐阜県岐阜市

2019年03月19日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の伊奈波神社近くにあるお好み焼きと焼きそばの店「佐野屋」へ。曇り空の下、何か行事でもあるのか参道は駐車待ちの車の列が続いている。それを横目に脇道へ入り、店の暖簾をくぐって中に入った。客はまだ誰も居なかったが、奥からハンサムだが眼光鋭い主人が出てきた。そんなに年配ではないが相変わらず愛想無し。今回は「(キャベツの)一銭焼」を注文した。お好み焼きは”一銭洋食”と呼ばれたおやつから始まったとも言われている。もちろん自分はそんな時代は知らないが「お好み焼き」と分けているからにはそんな名残の物が出てくるのだろうかと楽しみ。鉄板の様子を見ているとやはり重ね焼きのよう。半分に折るのかなと思いきや、平皿に丸いまま出てきた。

薄焼きの生地で千切りのキャベツや紅生姜が挟まれている。上から控えめにソースが塗られ、青海苔。箸で生地を割って食べようとするとコロコロと揚げ玉が沢山出てきた。キャベツの火入れは強くなく、やや生っぽい食感が残る。自分が小さい頃に馴染んだ半分折りのお好み焼きをイメージしていたが、そちらはキャベツがソースと一緒にトロトロ位まで火入れされているもので、ちょっとイメージとは違った。これはこれで旨いけれど。口当たりが軽いのであっという間に胃袋へ。値付けが安過ぎる位なのでもう1品頼もうと思ったが、電話注文がいくつか入ったようだったので、また次の機会に。そういえば何も書いてないがここにビールはあるのかな(訊きづらい雰囲気…)。(勘定は¥250)

以前の記事はこちら

佐野屋

岐阜県岐阜市末広町31-14

 

( 岐阜 ぎふ いなば神社 伊奈波神社 さのや お好み焼 おこのみやき 焼そば やきそば ネギ焼き ねぎ焼き 一銭焼 )

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