名駅でのちょっとした時間合わせで1時間程の空きが出来たので、久しぶりにガード下の居酒屋「かぶと」へ。店の戸を開けるとほぼ満席の盛況ぶり。見た感じサラリーマンがほとんど。変形のL字カウンターの店だが、角の1席だけ空いていたのでそこに座らせてもらう。年配のご夫婦でやっていらっしゃるがもちろん大忙し。隙を見て主人に生酛の「大七」を”ひや”でお願いする。こちら日本酒はどの銘柄でも550円。桝に入ったコップで少しだけこぼしてくれる。あまり時間が無いので簡単なものをと、目の前のおでん鍋を覗き込んで「赤棒」と「厚揚げ」をお願いする。
「赤棒」は東海地方ではお馴染みのおでんダネ。魚のすり身を揚げているので”はんぺん”(←さつま揚げのこと。ここで東海地方出身者がばれる・笑)だが、着色してあり実際のところ赤というよりはビビッドなピンク色。これ他所の土地の人が見たらなぜこの色を茶色の鍋の中に入れるのかとビックリするんだろうなァ。こちらのおでんは味噌ではなく、やや濃いめの出汁つゆの”関東煮”。「赤棒」自体は決して風味高いものではないので(どちらかというと価格も安い)、あくまでもおでん種として使われていることがほとんど。「赤棒」にも「厚揚げ」にもしっかりと出汁が滲みて旨い。辛子をつけていただいた。まだエンジンがかかったばかりだけれど、ここでタイムアップ。次はしっかりと腰を落ち着けて。(勘定は¥1,080)
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かぶと
愛知県名古屋市中村区名駅1-3-7
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