大曽根の銭湯「報徳湯」でたっぷり汗を流した後に、フラフラと駅方面で呑めるところを探すもピンとくる店が無く、結局ナゴヤドーム北の中華料理店「大幸飯店」まで来た。うっかりしていたのだが、この日はドームでドラゴンズ戦のデーゲーム(ボロ負け)があり、ちょうど観戦後の観客がぞろぞろと歩いている時間帯に当たってしまった。残念会(笑)で座れないかもと暖簾をくぐると、意外や客はまだ(もう?)多くなく、ユニフォームを羽織っていたり、メガホンを持っているファンも数名いるだけ。年配のご夫婦が切り盛りする調理場前のカウンターに腰を下ろして、何はなくともビール(キリンラガー大瓶)をお願いする。
乾ききった喉に滲みていくキンキンに冷えたビールはつまみなしであっという間に半分無くなった。旨いのなんの。注文したつまみは「餃子」。しばらくして運ばれた「餃子」は片側がしっかりめに焼かれたものが8つ。焼き面はカリッとはしていないが、中華料理屋らしい餡の味で、これもまた旨い。ビールをもう1本追加してメニューを眺める。内容はよく分からないが「三絲飯(サンスーハン)」、「蝦仁飯(シャーシンハン)」なんてところが気になるも、まだご飯で締めたくはなかったので、麺ならつまみになるかもと「焼そば」をお願いした。どんなタイプの「焼そば」か注釈は無かったが、出てきたものは甘めでとろみの付いた中華餡がたっぷりかかったもの。餡の下に細麺がたっぷりと隠れている。うーん、旨いけれどちょっと酒呑みには重かったかなァ。この後もう1軒くらいどこかへ呑みに行こうかと思っていたがお腹がいっぱいになってしまった。次は昼に来て気になったご飯物を頼んでみようかな。(勘定は¥1,900)
↓ 「大曽根駅」と「平安通駅」の間の路地にある「報徳湯」。大きくない浴場だがサウナもある。名古屋の銭湯らしく浴場の真ん中に浴槽が。果実湯と称して柑橘系の果実(ザボンかな)が袋に入った湯船も。
中華料理 大幸飯店
愛知県名古屋市東区大幸2-3-5
※閉店されたようです(令和4年1月現在)
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