連休中のこの日、自転車で大曽根近辺をウロウロして遊んでいた。日曜日の営業は昼までということで、なかなか訪れることが出来なかった和菓子の「伊勢久兵衛」にやっとの訪問。端午の節句なので店頭には「柏餅」や「ちまき」の幟がはためいている(訪問5月)。以前から何度も店の前は通ったことがあったが、やっと暖簾の掛かった店内へ。ガラスショーケースに整然と菓子が並ぶ。もう子供はデカくなったので端午の節句にちなんだ菓子は買わず、好物の最中をと「金鯱最中」、そして「あさ堀」という菓子を買ってみた。この日は嫁が居ないのでひとつづつ。少量なのに申し訳ないが自転車だったので小さい袋に包んでもらう。女性店員に「よかったら菖蒲湯にお持ち帰り下さい。」と壺に挿してある菖蒲の葉を指したが、さすがに菓子2個で持っていく厚かましさは無く、気持ちだけいただき遠慮しておいた。
「金鯱最中」は文字通り名古屋城のしゃちほこを形どった最中種。形状が複雑で立体的なので硬い部分があって食感がいい。松原にある「元祖鯱もなか本店」にも同様の最中種の最中があるので食べ比べてみないと。「あさ堀」はタケノコを餅菓子に使った珍しいもの。タケノコ特有の歯触りがあってかなり甘い味付け。食べている時からタケノコの食感で甘いというのに自分の脳みそが追い付いていかず(笑)。次は一番人気という「鯱で餅」を買ってみようっと。(勘定は¥360)
愛知県名古屋市北区東大杉町3-25-4
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