ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Young Shakespeare / Neil Young

2022年09月29日 | クラシック・ロック

Young Shakespeare / Neil Young (2021)

ニール・ヤング(Neil Young)のオフィシャル・ライヴ・アーカイヴ。この作品は1971年1月にコネチカット州のシェイクスピア・シアターでのソロ・ライヴ音源。この時は録音だけでなくフィルム撮影もされていたのだそうで、約50年ぶりに保存されていた16ミリ・フィルムとオーディオ・テープが発掘され、リファインされ発表されたのだとか。時はかの名盤「After The Gold Rush」のリリースと同時期で、以前に発掘された「Live At Massey Hall 1971」の3日後のアコースティック・ライヴ。(ソロの)ニールのパフォーマンスがレコードでもライヴでも最初のピークを迎えている時期だ。

それゆえ後の彼の代表作となる名曲が次から次へと目白押し。ゆったりとした雰囲気で時折ジョークを飛ばしたり、客とコミュニケーションを取りつつも、ギター1本の演奏とは思えないほどの完成度。彼独特のヴォーカルも若いだけあって艶が有り、ダイレクトに心に響いてくる。こんな演奏を連日続けていたのだから凄い。録音状態もすこぶる良好で、ニールのピッキングのひとつひとつが粒立って聴こえてくる。この歳になってやっと彼の偉大さと良さが分かってきた自分だけれど、これをもし若い時に聴いていたとしてもやっぱり良さが理解できたとは思わないナ…。

amazonにて購入(¥1,417)

  • Label ‏ : ‎ Reprise
  • ASIN ‏ : ‎ B08W7GBBWP
  • 原産国 ‏ : ‎ アメリカ合衆国
  • Disc ‏ : ‎ 1

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