ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

いしぐれ珈琲 @岐阜県岐阜市 (※移転)

2017年05月15日 | 岐阜県(岐阜)

旨い店ばかりだからいいのだが、ちょっとマンネリ化している珈琲豆の購入先を新規開拓すべく、岐阜市の柳ヶ瀬商店街にある「いしぐれ珈琲」へ。以前からこの近辺に来ると主人が店先に立っていたりしたので気になっていた。店はちょうど麺類食堂の「大福屋」の向かいにある。平成21年(2009)に創業したそうだ。店に入るとちょうど子供連れのグループが主人からレクチャーを受けていた。社会見学か何かだろうか。知らなかったのだが店の中で淹れたてのコーヒーを頂くことも出来るようだ。少々雑多な雰囲気の店内だが、自家焙煎の店なので大きいロースターも鎮座している。

レクチャーの手を休めて主人が自分の珈琲豆選びをしてくれる。普段コーヒーを飲む時に何か食べるか訊かれる。自分はほぼ毎度甘いものを口に入れ、コーヒーだけ飲むことはないのと、現在はペーパードリップばかりだと告げると、香りがケンカしないように控えめなタイプということで「グァテマラ(アゾテア農園)」を選択してくれた。店先のマシーンで200g挽いてもらい茶袋に梱包。保存は冷凍庫で、と教えてもらった。

家に帰ってさっそく淹れてみる。挽きたてなので炭酸ガスも多く、お湯を注ぐとドリップペーパーの中でこんもりと膨らむ。主人は控えめとは言っていたが、さすがに焙煎香がはっきりしていて風味もいい。コクとスッキリさがちょうどいい塩梅。酸味はほどほど。菓子(この日は焼き菓子)との相性も良かった。また選択肢が拡がってうれしい。(勘定は¥1,000)

 


 

↓ 再開発が決定しているこの高島屋南区域。建物の間にあるこんな細く怪しい路地ももう見ることが出来なくなってしまう。賑やかだった頃に来たら面白かっただろうなァ。

 

 


 

 

いしぐれ珈琲

岐阜県岐阜市神室町2-15

※タカシマヤ南再開発に伴い”岐阜市日ノ出町1-7”に移転されました

移転後の記事はこちら

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 柳ケ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 オーナーロースターの店 自家焙煎 自家焙煎珈琲 コーヒー 岐阜高島屋 再開発 )

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The Best Of Freddie King / Freddie King

2017年05月14日 | ブルーズ

The Best Of Freddie King / Freddie King (1990)

ブルースで3大キングと言えば、BBキング(BB King)、アルバート・キング(Albert King)、そしてこのフレディー・キング(Freddie King)とよく言われる。これはちょっと酷いジャケット・デザインだが、フレディー・キングのベスト盤。なぜこの盤が目に留まったかと言うと「Shelter Records」から発売されていたものだったから。あのレオン・ラッセル(Leon Russell)が主幸したレーベルで、この盤もプロデュースのクレジットをデニー・コーデル(Denny Cordell)とドン・ニックス(Don Nix)と分け合っている。フレディー・キングが一時でもシェルター・レコーズに所属していたとは知らなかったので興味が涌いた(3枚アルバムを発表したんだとか)。ちなみにCD化にあたってのエンジニアはスティーヴ・ホフマン(Steve Hoffman)。あの辺の音が好きな人ならワクワクしてしまう面々が揃っている。

フレディー・キングと言えば、60年代初期のクラプトン(Eric Clapton)らにカヴァーされた「Have You Ever Loved A Woman」や「Hidaway」で有名だ。このシェルター期にもジェフ・ベック(Jeff Beck)やストーンズ(The Rolling Stones)にカヴァーされた「Going Down」がある。60年代頃までに活躍したブルース・アーティストが70年代に入ると、彼のような大物も含めて白人アーティストや白人プロデューサーに接近して(無理矢理引っ張り出され?)引っ掻き回され、一部は陳腐化、一部はカルト化(笑)した。そんな感じを予想して聴くと、この盤のフレディー・キングは楽曲の質も高く、陳腐化は逃れているしなかなかイイ。自分もブルースの大御所アーティストの70年代の作品を聴くようになったのはまだ最近だが、意外とハマっている。

中古店で購入(¥300)

  • CD (1990/4/2)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Dcc Compact Classics

 

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中村屋 @名古屋市中村区・中村公園 (※閉店)

2017年05月14日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

名古屋駅の西、中村公園付近を散策。ちなみに歌舞伎の初代中村勘三郎(中村屋)も実はこの地の出身なんだとか。豊国神社(明治18年創建)や公園内にある建物を観賞した後に寄ったのは公園内のお休み処「中村屋」。詳しい方のブログによると創業は大正2年(1913)頃だとか。公園が開園したのが明治34年(1901)というから、ほぼ同じ歴史を経ていることになる。近くの遊戯施設では子供が嬌声を上げていて家族連れが多いが、店の中はというと別の雰囲気の客でなんとほぼ満席。そうこちら、公園の北にある競輪場のせいかそちら方面の客が多く、テレビや新聞で情報を得ながら一杯やっている人がほとんど。

席に着くのは諦めて、みたらし団子でもいただこうかと尋ねたが、あいにく売り切れ。そこで残っていた「きなこだんご」を注文した。団子の注文は2本から。店は夫婦でやっていらっしゃるらしく、あれもこれもと忙しそうだ。「きなこだんご」を受け取り外に出て、ゴザの敷いてある席に座っていただく。陽気がいいので気持ちがいい。団子は小ぶりで、かなり甘い味付けのきな粉砂糖がたっぷりとまぶしてある。麺類、田楽などいろいろある店だが、次は競輪の無い日に(笑)寄ってみようかな。(勘定は¥140)

※閉店されたとのことです(2019年1月末現在)

 


 

↓ 公園内にある「中村公園記念館(旧・迎賓館)」(明治42年・1910・建造、後年改修)。名古屋に行幸した当時の皇太子(後の大正天皇)の休憩所として使用された建物。

 

 


 

お休み処 中村屋

愛知県名古屋市中村区中村町茶ノ木 中村公園内

 

( 中村公園 なかむらこうえん 中村日赤 なかむらや 田楽 でんがく ラーメン 名古屋競輪場 豊国神社 茶屋 茶店 休憩処 近代建築 認定地域建造物資産 )

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べら珈琲 瀬戸店 @愛知県瀬戸市

2017年05月13日 | 愛知県(尾張)

ある雨降りの休日、瀬戸市の近代建築を目当てにドライブ。結婚した頃は毎年「せともの祭り」に訪れていたが、最近は全く寄り付いていなかった。まず目指したのは一服と、趣味の近代建築観賞を兼ねて「べら珈琲・瀬戸店」へ。名古屋市内にも店があるローカル・チェーン店だがどこが本店にあたるのかは知らない。創業は昭和45年(1970)とのこと。この店が入っている建物は「愛陶工会館」といって立派な近代建築(下写真参照)。駐車場に車を停め、建物を外から観た後に店の中へ。店先にも中にも像や置物など美術品が脈絡なく置かれている。昔ながらの喫茶店の雰囲気で、女性給仕は全員、黒のカーディガンとパンツ、ネクタイでキマっている。表にも大きく「名物ウインナーコーヒー」と書かれているので頼まない訳にはいかない。ウインナーコーヒーを飲むのは発祥の店(※諸説あり)とも言われる東京・神保町の「ラドリオ」以来だろうか。

しばらくして運ばれたコーヒーにはもの凄い量の生クリームがのっている。これどうやって飲めば…(苦笑)。そのまま飲もうとすると鼻が生クリームまみれになってしまうので、スプーンを使って生クリームを掘削していく。生クリームはしっかりと甘い。コーヒーは濃いめの名古屋仕様。そのうちに生クリームがゴロンとひっくり返って、だんだんコーヒーと混ざっていった。最初はマイルドで良かったが、途中から甘くなり過ぎたコーヒーは、普段何も入れない身にとってはちょっとつらい。ウイーンの人が本当にこんな風にしてコーヒーを飲んでいるのかは知らないが、甘いコーヒーが好きな人にはいいのかもしれない。(勘定は¥500)

 


 

↓ 店が入っている「愛陶工会館(旧・瀬戸陶磁器工業組合綜合共同販売所見本陳列館)」(昭和10年・1935・建造)。鈴木禎次の系譜である名高工(現・名工大)出身の丹羽英二が設計。

 

↓ 全体的には遊びが少ない質実剛健な建物だが、瀬戸らしく、壁面、装飾、照明などの随所に黄瀬戸が使われている。各部屋はどうなっているんだろう。

 

 

 


 

べら珈琲 瀬戸店

愛知県瀬戸市陶原町1-8

 

( 瀬戸 せと べらコーヒー べら珈琲店 べら珈琲 瀬戸店 BERA COFFEE 近代建築 愛知県陶磁器工業協同組合 瀬戸陶磁器会館 瀬戸陶磁器會館 総合共同販売所兼事務所 愛陶工技術振興会館 )

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めしの助 @名古屋市中村区・名駅

2017年05月12日 | 名古屋(中村区・西区)

かつて名駅に「魚しんのすけ」という人気居酒屋があったが、いつも満員の盛況だったにも関わらずになぜか閉店してしまっていた。その同じ場所で朝食からいただけると聞いて、やっと訪問することが出来た「めしの助」。前の店の経営者と同じかどうかは知らないが、店の前まで行くと確かに同じ場所。店名から言ってもやはり関係があるのかも。朝7時から開いているらしいので本来なら早朝から来てみたかったが、なかなかそういう訳にもいかず、朝食には遅いが昼食には少し早いという時間に訪問とあいなった。中に入るとしっかりと客が入っていて、ほんの少しだけ待つことに。すぐに先客が退いたカウンター席に案内された。品書きを眺める。周りは海鮮丼を頼んでいる人が多い。自分は「刺身定食」を注文。日本酒を付けることが出来るか訊くと出来るとのことなので、冷や(常温)でお願いした。

先に届いた日本酒は銘柄知らず。グラスにちゃんとした量が入っている。少しだけ口をつけながら見回すが、店の間取りも以前と同じようだ。しばらくして胡麻のドレッシングがかかったサラダと大根の煮付け、それに刺身の盛り合わせ、ご飯、豆腐の味噌汁が運ばれる。魚は、鰹、鮪、鰆、鯛、鰤、サーモンといったところ。全て近くの柳橋市場から仕入れているのかは知らないが、さすがに調子のいいもの。鰹の切りは厚くて良かったが、他はちょっと薄く切り過ぎかな。早々に酒は無くなり、ご飯へ移行。ご飯は深めの茶わんにしっかりと入っており、美味しくいただいた。刺身でご飯を食べるのは久しぶりだ(笑)。朝は焼き魚定食や、卵かけご飯、豚汁などがいただけるらしい。何とか朝に来る事は出来るだろうか。(勘定は¥2,300程)

 


 

 

↑ 名古屋駅の西側、駅西銀座商店街にある「旅館・浅野屋」(昭和7年・1932・建造)。純和風の店構えが素晴らしい。現役だそうなので、いつかここに泊まってみたいなァ。

 


 

 めしの助

愛知県名古屋市中村区名駅2-36-5

 

( 名駅 めいえき 名古屋駅 柳橋市場 柳橋中央市場 朝食 朝ごはん 朝ご飯ランチ 魚しんのすけ 浅野屋旅館 近代建築 登録地域建造物資産 駅西銀座 )

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フルーツパーラーおおくま @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2017年05月11日 | 岐阜県(岐阜)

最近異常な行列になることが多い岐阜市の「丸デブ総本店」。この日も休日とあって大行列。そんな行列を横目に向かったのは金華橋通り沿いの「フルーツパーラーおおくま」。店は1階が果物屋「大熊果実店(丸大大熊果実店)」(創業昭和17年・1942)で、その2階に店舗がある(※)。外の様子は静かだったのに、階段を登って店に入ると結構な人の入りでびっくり。ほとんどが女の人ばかり。鏡が多用してあって広く感じる店には、テーブル席の他にカウンター席もあるようだが使われていなさそう。冷蔵ショーケースがあり、フルーツが沢山詰まっていた。窓際のテーブル席がひとつだけ開いたので座らせてもらい、給仕の女性に目当てだった「フルーツサンド」のハーフ・サイズとコーヒーのセットを注文した。

ちょっと場違いなオッサン1人で、素晴らしい天気の外を眺めながら調理を待つ。主人がガラスショーケースからフルーツをいくつも取り出し、カウンター奥で調理が行われている模様。しばらくしてコーヒーと一緒に「フルーツサンド」が置かれた。4切れにカットされていて、中には色とりどりのフルーツが挟まれている。イチゴ、メロン、オレンジ、バナナ、キウイ、パインなど。挟んでいるパンには、片側にイチゴジャムが、もう片側には生クリームが塗られていた。さっそく頬張る。口の中でフレッシュ感一杯のフルーツが混然一体となって、旨い。クリームが軽いので口当たりも軽い。以前はほとんど食べたことが無かったフルーツサンドだが、最近何故か好きになってきている。(勘定は¥750)

※てっきり1階と関係のある店だと思っていたが、後で調べてみると「大熊果実店」のツイッターに「お店の2階にあるパーラーは当店とは無関係!」との記述が…。店のマッチの片面には社名も記載してあるのだが…。

※令和2年(2020)6月末を以って閉店されました

 

フルーツパーラー おおくま

岐阜県岐阜市金町2-16

 

( 岐阜 ぎふ 金町 こがねまち フルーツパーラー大熊 丸大大熊果実店 果実店 果物屋 フルーツサンド フルーツサンドイッチ 珈琲 閉店 廃業 )

コメント (2)
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ヴァケイション・クラブ / エアロスミス

2017年05月10日 | ハードロック・へヴィーメタル

Vacatino Club / Aerosmith (1988)

80年代には「12インチ・シングル」というものが一世を風靡した。もちろんアナログ・レコードのことで、33・1/3回転のLP盤と違い、ほとんどが45回転。LPと比較して溝の幅は広く回転も速いので情報量が多く音が良い。「Long Version」、「~ Mix」とか「~ Version」という通常のヴァージョンと違うものが多数作られて発表され、ダンス・フロアーのDJを中心に利用された。自分は一連の”ヴァージョン”が大好きだったので、当時色々集めたが、だんだん突飛なもの、例えばオリジナル曲とかけ離れたメロディを使用したヴァージョンが作られるようになり、中にはオリジナル曲の欠片も感じられないようなものが乱発され、CD化の時代に入ったこともあってだんだん面白みが無くなっていったように記憶している。

このエアロスミス(Aerosmith)の日本限定発売されたミニアルバムは、彼らの復活作「Permanent Vacation」からカットされたいくつかの12インチ・シングル作品と、シングルB面で発表されたアルバム未収録曲を足した便利な1枚。オリジナル・アルバムは、再結成はしたものの燻り続けていた感のあったエアロが、外部ライターを導入することで息を吹き返し、その後の大躍進となる分岐点となった作品。当時来日もして、横浜文化体育館まで見に行った覚えがある。

12インチ・シングル・ミックスはまあまあの出来。自分はどんなアーティストの派生作品でも、”ただの”ロング・ヴァージョンが一番好きなので、ここでも03が一番いいかな。何と言っても、カントリー調のアルバム未収録曲04の出来が素晴らしい。アルバムにはそぐわなかったかもしれないが、アメリカのルーツ音楽に根差したエアロのロックを物語るようで楽しい作品(派生してカントリーの大御所Willie Nelsonと共演したヴァージョン「One Time Too Many」もある)。この曲、エアロの中で自分が一番好きな曲「Chip Away The Stone」の作者Richie Supaの作品でもある。これ聴けるだけでもいいや。

01 Dude (Looks Like A Lady) (Extended Rockin' Dude Mix)
02 Dude (Looks Like A Lady) (Dude This Way) (A Cappella)
03 Rag Doll (Extended Vacation)
04 Once Is Enough
05 Angel (New AOR Mix)

オークションにて購入(¥580)

  • CD (1988/12/10)
  • Disc : 1
  • Label : ワーナーミュージック・ジャパン
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とんきち @岐阜県関市

2017年05月10日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市にある「とんきち」。こちら関市に住んでいる人でも入ったことがない方も多いかもしれないちょっとディープなとん焼きの店。小学校の南の路地を入ったところにあり、赤ちょうちんがぶら下がっている。暖簾は掛かっているものの一見では少し入りにくいかも。自分はその昔、まだ子供が小さかった頃に知人に連れてきてもらい、何度か入ったことがあった。10年以上ぶりの訪問。中はコの字カウンターで、ご夫婦でやっていらっしゃる(はず)。この日は女将さんだけいらっしゃった。先客は若い男性2人。以前は常連客がほとんどだったように記憶しているが今もそうだろうか。

まず瓶ビールをもらう。「きも」をタレで、「心臓」と「せせり」を塩でお願いする。焼いている間は「どて煮」で。このどて煮の量がたっぷり。キャベツが敷いてあるのだが、これだけあると1本じゃ足りないナ。背中のテレビの野球中継の音を聞きながら旨いどてをつまむ。これでビールが赤星あたりだとなおいいのだが(提供されたのはスーパードライ)。女将さんによってじっくり焼かれた串が渡された。「きも」はプリップリで、切りもデカく、旨い。少しレア気味の舌触りもイイ。他の串も丁寧に焼かれていてビールがすすむ。肉質がイイなぁ。この日は”ちょっと呑み”だったけれど満足。昔、この店で「豚足」をいただいて旨かった記憶があるが、まだあるのかな。ぜひまた行ってみようっと。(勘定は¥1,300)

この後の記事はこちら (2)(3)(4)(5

 

とんきち

岐阜県関市宮地町4-20-101

 

( 岐阜 ぎふ 関 せき 関市 とんきち とん焼き とん焼 豚足 とんそく 酒場 焼鳥 焼き鳥 居酒屋 大衆酒場 串物 どて どて煮 )

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ロビン @名古屋市中村区・大門

2017年05月09日 | 名古屋(中村区・西区)

以前からずっと訪問してみたかった昭和30年(1955)創業の中村区の喫茶店「ロビン」へ。店は大門(おおもん)の北東部にあって、純喫茶好きには名の知れた店。以前は店や家がぎっしりと建ち並んでいただろう場所にあり、周囲には商店も残っているが多くは宅地か更地と化している。この地域の四隅が斜めの道になっているのは元遊郭の土地ならでは。店の隣は駐車場になっている(この場所も以前は何か建っていただろう)。朝の4時から(!)営業しているという店の中に入るとカウンター席とテーブル席いくつかの、予想通りこじんまりとした佇まい。店を賄っているのは老齢のお母さん1人だけ(SNSへの関わり方や店頭の案内ボードの文字などを見ていると手伝っている若い人が居そう)。のんびりとした午後だったが、先客と楽しそうに喋っていらした。

店内はダークウッドを多用した落ち着いた雰囲気でとてもセンス良く、年季は入っているが品があって綺麗。静かにジャズが流れていて、ここだけゆっくりと時間が流れているよう。ビロード張りの椅子に腰かけ「ホットコーヒー」を注文した。ちゃんと注文を聞いてから淹れてくれる。しばらくして「お待ちどうさま」と、やさしい笑顔と共にじっくりと淹れられたコーヒーと豆菓子が置かれた。香り良いコーヒーをいただきながら長い年月を経た素晴らしい佇まいに身を委ねる至福の時間を過ごす(と言っても長居出来ないタチだが)。次はサンドイッチを頂いてみようかな。(勘定は¥350)

この後の記事はこちら (2)(3)(4

 


 

↑ 店からすぐ近くの則武本通沿いにある「中京幼稚園・遊戯室」(昭和10年頃・1935・建造)。名古屋市の登録地域建造物資産のひとつ。

 


 

 

珈琲家 ロビン

愛知県名古屋市中村区寿町36

 

( 大門 おおもん ロビン 珈琲家ロビン 喫茶ロビン Coffee Robin ダフネコーヒー 純喫茶 純喫茶ロビン 中村遊郭 大門 近代建築 登録地域建造物資産 )

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松屋 @岐阜県岐阜市 (4)

2017年05月08日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

ある土曜日の夜に岐阜駅近くで用事があり、この時を逃すと残るはチェーン店ぐらいしか選択肢がなくなってしまうという時間帯。車なので駐車場も必要。滑り込んだのは何度も訪れている「とんかつの松屋」。昭和25年(1950)創業の老舗。駐車場はたっぷりあるのですぐに停めることが出来た。いつ行っても人気の店で、この日も次々に客が訪れていた。手前のテーブル席に座って、またメニューとにらめっこ。今までに食べたことのないものを、と「やきめし」を注文して女の子に伝えた。

多くの客がオムライスを注文していたようで、次々とテーブルに運ばれていく。そうそうココはオムライス旨いんだよなァ。まずは和風ドレッシングがかかった千切り大根のサラダが運ばれた。そして楕円の皿に入った「やきめし」登場。こちらにしては量は少なめかなと思ったが、この皿深さがあり、やはりしっかりとした量。色付きは淡く、豚肉片、玉子、玉葱とシンプルな構成。粗挽きの黒胡椒が使われていてパラッとした炒め方。肉が意外に多く、添えられた紅生姜で味を変えながらワシワシといただく。量はやはりたっぷりあったが、ふわっとしているのでもたれない。思った通り旨いやきめしだった。これ大盛にしたらどうなるんだろう。次はカツ丼か、カツハヤシ、それとも焼きそばか。(勘定は¥650)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

この後の記事はこちら (5)(6

 

とんかつの松屋

岐阜県岐阜市松鴻町2-14

 

( 岐阜 ぎふ しょうこう町 とんかつのまつや 松屋 洋食 とんかつ 味噌カツ みそかつ みそカツ オムライス 大盛 デカ盛 チャーハン ヤキメシ 焼飯 )

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