ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

まるは食堂 りんくう常滑店 @愛知県常滑市

2017年05月23日 | 愛知県(三河・老舗)

取引先の招待で「中部国際空港セントレア」の「セントレアまるわかりツアー・滑走路見学コース」に連れて行ってもらう。ターミナルの反対側、つまり通常見ることの出来る反対側にバスで行くことが出来るのでとても楽しみにしていた。さすがにセキュリティーの関係上、事前の身分証明提出のみならず、ボディー・チェックや各所での人数確認があったりとなかなか厳重。そしてバスに乗って滑走路脇に出た。ガイドをしてくれる若い女性が興奮気味なのは「DREAM LIFTER・747LCF」(写真下参照)という世界に4機だけの珍しい飛行機の着陸がちょうど見られるタイミングだとのこと。生憎の天気だったが、小雨の合間を縫って外に出ることも出来たし、貴重な体験が出来て楽しかった。

 

↑ スマホのカメラでは満足に撮れないが着陸したドリーム・リフターを滑走路脇で撮影。日本ではセントレアだけで見ることが出来るそうで参加証にも機体の写真が印刷されている。

ツアー終了後に連れて行ってもらったのは「まるは食堂・りんくう常滑店」。その昔、親と一緒にこの「まるは食堂」(創業昭和25年・1950)の本店に行ったことがある。もちろんその頃はこんなに支店がある店じゃなかった。沿革を見ると自分達が行った後に大きくなっていったようだ。当時から人気店だったので、随分待って狭い座敷でエビフライか何かを食べた記憶だけある。こちらはドライブインも併設した立派なビルディング。上階に上がり、ツアーに参加したみなさんと席に着く。セントレアでのツアー中は飲酒厳禁だったので、さっそくビールを開けて乾杯。次々と料理が運びこまれた。

刺身、エビフライ、海老塩焼き、さざえつぼ焼き、アサリ酒蒸し、煮魚(メバル)、ヒラメ舟盛りなどなど。なかなか豪勢だ。途中で知多の原田酒造の酒「生道井(いくじい)」に切り替えて熱燗もいただいた。エビフライは大きいだけでいまひとつだったが、刺身は意外に良かった。その他は宴会料理なので味をどうこう言うもんじゃないだろう。連れて来てもらってお酒を呑ませてくれるだけで有り難い。同行者のうち、男性の半分位がお酒を召し上がらなかったのは意外だった。最後に創業者をキャラクターにした梅干しプリンとやらを頂いて御馳走様。(勘定はおまかせだが、たぶん¥6,000程)

 


 

↓ 件の貨物飛行機「ドリームリフター・747LCF」(写真下左)。異様なスタイルが興味深い。昔は自衛隊基地や空港でジェット機を見るのが大好きだったので血が騒ぐ。「ボーイング787初号機」(写真下右)。近く展示施設が出来るのだとか。

 

↓ 海上保安庁の施設(写真下左)ではヘリの整備中。整備士が手を振ってくれていた。写真下右は空港の消防施設。「消防所(しょうぼうどころ)」と言うのだそうだ。

  

 


 

活魚料理 まるは食堂 りんくう常滑店

愛知県常滑市りんくう町3丁目9-5

 

( 常滑 とこなめ セントレア centrair 中部国際空港 まるは まるは食堂 相川うめ 海老フライ えびフライ エビフライ ドリームリフター  )

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UNCUT Magazine / Various Artists

2017年05月22日 | 雑誌付録CD

 

 

英音楽誌「UNCUT」の昔の付録CDをまとめて入手。「MOJO」誌と同様に毎月CDを付録にしているUNCUT。最近は以前よりテーマを決めた特集CDを付けなくなっているので内容がつまらなくなっているようだが、この当時の付録は毎号充実している。各CDのテーマと曲目は下の通り。テーマとしては「殺人&刑務所」関連曲に絞った2009年1月と、スプリングスティーン(Bruce Springsteen)自身が選曲した2009年5月、「パンクの前からパンクだった」バンドを集めた2010年4月が面白い。太字は今回自分が引っ掛かった曲。以前から好きな曲や、アーティスト(ほとんどが有名どころ)も含まれているが、ガキの小遣いぐらいの安値でまとめて購入して、これだけの曲に惹かれたら充分だろう。

UNCUT Outlaw Blues (Murder Ballads & Prison Songs) Jan 2009

01 Johnny Cash - Folsom Prison Blues
02 Dave Alvin - Blue Wing
03 Big Maceo - County Jail
04 Bo Diddley - Cops And Robbers
05 Mississippi John Hurt - Frankie
06 Baskery - Haunt You
07 Woody Guthrie - Billy The Kid
08 Charlie Louvin - A Little Grave In Georgia
09 Cowboy Copas - Hangman's Boogie
10 Bob Frank And John Murry - Joaquin Murietta, 1853
11 Frank Hutchison - Stackalee   
12 Sam Amidon - Wild Bill Jones
13 Julius Daniel - 99 Year Blues   
14 The Handsome Family - My Beautiful Bride
15 Bukka White - Parchman Farm Blues

UNCUT Greetings From The Boss! (15 Tracks Handpicked By Bruce Springsteen)  May 2009

01 Robert Mitchum - The Ballad Of Thunder Road
02 Mississippi John Hurt - Candy Man Blues
03 Neko Case - The Train From Kansas City
04 Hank Williams - Lost Highway
05 Amos Milburn - Chicken Shack Boogie
06 Woody Guthrie - Hard Travelin'
07 Jimmy Reed - Take Out Some Insurance
08 Jimmie Rodgers - My Blue Eyed Jane
09 Bascam Lamar Lunsford - Dry Bones
10 Calexico - Across The Wire
11 The Mississippi Sheiks - The World Is Going Wrong
12 Gene Vincent - Baby Blue
13 Mahalia Jackson - God's Gonna Separate The Wheat From The Tares
14 Chuck Berry - Too Much Monkey Business
15 Louis Armstrong - St James Infirmary

UNCUT Music Is Your Radar (Rare & Unreleased Tracks From Damon Albarn's Record Label) June 2009

01 Hypnotic Brass Ensemble - Ballicki Bone   
02 Terry Hall & Mushtaq - Ten Eleven
03 Trembling Bells - Goathland
04 Abdel Hadi Halo & The El Gusto Orchestra Of Algiers - Ya L'Quadi
05 Errol Bellot - What A Wonderful Feeling
06 Were Omito - Aoko
07 Simone White - Bunny In A Bunny Suit
08 Candi Staton - I'll Sing A Love Song To You
09 Tony Allen - Moyege
10 Wareika Hill Sounds - Coconut Head Special
11 Moondog - Bumbo
12 Elmore Judd - Bass Bully
13 Kokanko Sata - Allah Kognuman Don
14 Las Malas - Amistades Te Hablo   
15 Parvaneh - Mansoori
16 Moritz Von Oswald Trio - Pattern 2

UNCUT Stone Free (15 Tracks Touched By The Hand Of Hendrix) Jan 2010

01 The Black Keys - I Got Mine
02 The Heads - Could Be, Doesn't Matter
03 Colour Haze - Silent
04 Comets On Fire - The Swallow's Eye
05 Toumast - Ikalane Walegh
06 Radio Moscow - No Good Woman
07 Howlin Rain - In Sand And Dirt
08 Terakaft - Ténéré Wer Tat Zinchegh
09 Dinosaur Jr - There's No Here
10 Nebula - The Dagger
11 Buffalo Killers - Leave The Sun Behind
12 White Denim - Say What You Want
13 Pontiak - Wax Worship
14 Earthless - Cherry Red
15 White Hills - Radiate

UNCUT Search & Destroy (15 Explosive Tracks By Bands Who Were Punk Before Punk) Apr 2010

01 The MC5 - Sister Anne
02 James Williamson With The Careless Hearts - 1970 (Live)
03 Johnny Thunders & The Heartbreakers - Born To Lose
04 Death - Keep On Knocking
05 Simply Saucer - Here Come The Cyborgs Pt 2
06 The New York Dolls - Pills (Demo)
07 Sonic's Rendezvous Band - Slow Down (Take A Look)
08 Figures Of Light - Seething Psychosexual Conflict Blues
09 The Monks - Oh, How To Do Know
10 The Flamin' Groovies - Slow Death
11 The Red Krayola - Wives In Orbit (Live)
12 The Scenics - Do The Wait
13 The 13th Floor Elevators - Fire Engine
14 Ducks Deluxe - I Fought The Law
15 Iggy & The Stooges - Search And Destroy

オークションにて購入(¥88/枚)

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いせや @名古屋市中村区・中村公園

2017年05月22日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

中村屋」と同様に中村公園内にある休憩所「いせや」。こちらも創業は大正時代だそう。店の手前には少々の菓子類が並んでいるが、奥はもちろん食事処。「中村屋」ほど混んでいないのは競輪場の勝負がひと段落したのだろうか(笑)。とはいいつつもこちらもテレビはまだそちらの中継のよう。テーブル席と小上がり席、というか座敷があるが、どの卓の上にも鉛筆が置いてあるのはさすが(笑)。店内に掛かっている丈の短い暖簾にはひょうたんの絵があり、中に「いせや」と銘が入っている。店に残っている人たちはビールで上機嫌だが、こちとらバイクがあるので酒は呑めない。味噌の焼けるいい匂いにつられて「木の芽でんがく」を注文した。

給仕の女性は3人程。壁に貼られた品書きを眺めていたが、こんな店にも「台湾~」っていう品があるのが面白いというか、節操が無いというか(苦笑)。そのうちにじっくりと焼きを入れられた田楽が置かれた。田楽は定番の塗りの木箱に5本入れられていて、最初から山椒が振られている。熱々を頬張った。焦げた味噌の香りと味が口いっぱいに。旨い。これをビールか酒抜きでいただくのはもう、罪なんじゃないのか…。(勘定は¥560)

この後の記事はこちら (2

 

休憩所 いせや

愛知県名古屋市中村区中村町字公園内3

 

( 中村公園 なかむらこうえん 豊国神社 伊勢屋 茶屋 茶店 中村屋 でんがく 味噌田楽 豆腐田楽 とうふ田楽 駄菓子 駄菓子屋 名古屋競輪 )

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吾妻軒本店 @愛知県瀬戸市

2017年05月21日 | 愛知県(尾張・老舗)

瀬戸市内を流れる瀬戸川沿いにある和菓子の店「吾妻軒本店」に立ち寄る。全然知らない店だったが、近くを歩いていた時に、地元の客らしき人達が何台も車で寄ってサッと買っていくのが目に留まった。こちら創業は大正5年(1916)で、現在4代目だとか。100年越え、凄い。店内は古い感じではなくガラスケースの中や上に菓子が並んでいる。上生菓子がとても綺麗だったが、持ち帰ることが出来ないので、いつものように好物の最中と「陶の里(すえのさと)」と名付けられた菓子、それに嫁に干菓子の詰め合わせを買っていく。上品な奥様がお話ししながら包んでくれた。

最中だけは帰りの車の中でペットボトルのお茶と一緒にいただいた。最中種(皮)には「陶都」の文字が入れられている。奥様曰く、米だけを材料にした最中種だそうだ。艶のあるつぶ餡でしっかりと甘く、淡い最中種とぴったり。帰ってからいただいた「陶の里」は、茶碗を半分に割ったような形をしている。なかなか説明しづらいが、練った餡に白い粉がまぶしてある(※後から調べたら白餡と栗を練り込んで茶碗の形にして、煎った米粉がまぶしてあるとのこと)。優しい甘さで、ほっこりとした上品な食感。旨い。

干菓子は見ての通り(写真下)、春を題材にした型がとられている(訪問:4月)。蕨(わらび)、筍、菜の花、桜、空豆、鶯(うぐいす)、土筆(つくし)などなど。こちらの和三盆はカチカチではなく、ふわっとした口当たりで、ほのかにニッキが香る。見ても楽しく、食べても旨い。抹茶を点てていただいた(…って嫁の為に買ったんじゃないのか)。他にも季節によって変わるだろう色々な型の干菓子がたくさんあったので次に寄るのが楽しみ。今度は上生菓子も頂きたいなァ。(勘定は¥1,000程)

 


 

↓ 「日本基督教団瀬戸永泉教会」(明治33年・1900・建造・昭和5年改修)。黒壁に塗られたこじんまりとした教会。周囲にシュロが植えられていて何となく異国情緒が漂う。登録有形文化財。

 

 「せと末広町商店街」を散歩。閉まった店が多いが、そのまま残されている古い意匠の店が多く面白い。下は「旧・レストラン・クラブ」。きっとモダンな店だったんだろうなァ。

 

↓ 古い旅館「旧・松千代館」(下左・大正時代頃建造)。その昔は街道を通る馬の蹄鉄を扱っていたのだとか。「屋根神さま」も見える。現在はギャラリーとして使われることもあるのだそう。下右は、もう営業はしていないだろう薬屋「中央堂」(下右・建築詳細不明)。

 

↓ この商店街には昭和38年(1963)にアーケードが設置されたのだとか。状況はなかなか厳しそうだが、往年の雰囲気がそのまま残っている貴重な商店街だ。

 


 

 

御菓子処 吾妻軒本店

愛知県瀬戸市新道町1

 

( 瀬戸 せと 瀬戸市 御菓子司 吾妻軒 あづま軒 吾妻軒本店 あづまけん 和菓子 和三盆 陶都饅頭本舗 末広町商店街 末広商店街 屋根神様 近代建築 国登録有形文化財 )

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えびすや @名古屋市西区・円頓寺

2017年05月20日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

円頓寺商店街の手焼きあられの店「ゑびすや(えびすや)」へ。店は洋食屋「はね海老」のすぐ隣。アーケードの下だが、その隣は更地になっている。創業は昭和23年(1948)だとか。店頭のワゴンにいくつか菓子が並んでいたが、中へ。少々雑多な感じのする店内には小袋に入ったあられ類、菓子類の他、ショーケースには缶入りの進物用あられも。今ではあまり見ないが昔は進物として化粧缶に入ったあられが重宝されたようだ(そういえば多治見市にもあったな)。

とても気のいい主人に「特製ゑびすあられ」を包んでもらう。と言ってもこの日はビジネスバッグだったのでほんの小さいパック。おまけに「うまい棒」を1本くれた(笑)。全て手作りだというあられはしっかり硬いタイプ。短冊形で海苔が巻いてある。歯応え良く、キリッとした醤油味で濃いめの味付け。量からすると少々値が張るが、旨い。これには”ちんちん(とても熱いの意)”の熱いお茶が必須だ。(勘定は¥500)

 


 

 

↑ アーケードで見辛いが建物をよくみると近代建築らしい意匠が見て取れる。「のざきシャツ」(写真上左)、「お茶の松月園」(写真上右)。共に円頓寺本町商店街にて。

↑ 今では名も無き建物だが、よく見ると白い部分は豆タイル、2階の木枠の窓は歪んだ模様の「菱モール(旭硝子製)」が入っている。円頓寺商店街にて。

 


 

 

菓舗 ゑびすや (えびすや)

愛知県名古屋市西区那古野1-20-37

 

( 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 円頓寺本町商店街 お土産 名古屋名物 あられ 煎餅 せんべい アーケード街 近代建築 昭和 ガラス 硝子 )

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愛松屋 @愛知県稲沢市

2017年05月19日 | 愛知県(尾張)

名鉄名古屋本線の奥田駅の踏切の横にあるタバコ屋兼駄菓子屋の「愛松屋」。こちらお好み焼きや焼きそばもやっていて、店の中で食べられる昔からある形態の店。こういう店は戦後に戦争未亡人が在宅で1人でも始められる仕事として広まったという説もあるらしい(この店がそうかは知りません)。こちらが最近個人的に注目している「ソース後がけ焼きそば」らしいと聞いて訪問。暖簾が掛かっていたので(逆向きだけれど・笑)店の中へ。駄菓子類の棚は空きが多い。誰も居なかったので奥に向かって声を上げると、奥から息子さんらしき方が出ていらして、ご高齢の小柄なお母さんを呼んで下さった。「焼そば」を食べたい旨伝えるが、「そば、切らかしてまって…」と、残念ながら目当ての焼そばは食べられず。休日前に注文しておくのをお忘れになったのだとか(笑)。「時間かかるけど、お好み焼ならええよ」との事で、一番シンプルな「お好み焼」をお願いした。

まだ暗い飲食スペースに電気を灯して準備が始まる。中はカウンターにスツール、ゲーム卓も置いてあり、壁には「トイレ使用料・前金拂20円・但シお客様ワ無料」(原文ママ)の貼り紙も(笑)。駅が近いから貸してくれっていう人が来るのかな。お母さんは鉄板に火を入れ、冷蔵庫から材料を出してゆっくりと準備。壁に貼られた短冊の品書きにはビールや「酒1級」の文字も。準備の間にいろいろお話させてもらう。お母さんがここに嫁に来たのが伊勢湾台風(昭和34年・1959)の時だったそう。ということはもっと前から営業しているのかも。電車がすぐ横を通るので地盤沈下して家も傾いてしまうのだとか。なんて話をしていたら「お好み焼」が完成。

平皿にのせられた「お好み焼」は、古い店らしくウスターソースが控えめに塗ってある。4つにカットされていて薄焼き。2つに折られる東海地方仕様のもちっとした生地ではなく、下側がしっかりめに焼かれパリッとしている。紅生姜が効いて旨い。薄味で「よかったらソースかけて」と言われていたがそのまま食べ進めた。目当てだった焼そばは、以前は今よりももっと太い麺を使っていたが、仕入れ先が変わったのだとか。そうか、それでその辺のスーパーで買い足しに行ってくる訳にはいかないんだね。そんな話を聞いたら尚更食べたくなってしまう。「次は焼そば食べに来てね」と言って下さったお母さんのご健勝を祈って再訪を誓い、勘定してもらった。(勘定は¥250)

この後の記事はこちら

 

 


 

↓ 「中高記念館」(明治13年・1880・建造、移築修理)。明治20年4月に開校された中島郡高等小学校校舎として使われた。2度程移築しているらしい。目の前の駐車場が近過ぎて惜しい。

 

 


 

愛松屋

愛知県稲沢市奥田長角町70

 

( 稲沢 いなざわ 奥田 おくだ あいまつや あいまつ屋 名古屋鉄道 奥田駅 お好み焼き おこのみやき ヤキソバ 焼きそば やきそば ソース後がけ ソースあとがけ 駄菓子 )

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Olé Olé Olé! : A Trip Across Latin America / The Rolling Stones (2DVD)

2017年05月18日 | DVD

Olé Olé Olé! : A Trip Across Latin America / The Rolling Stones (2DVD) (2017)

昨年2月から3月にかけて行われたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の南米ツアーを記録したドキュメンタリー映画。最終キューバ公演を収録したDVD+CD作品「Havana Moon」の日本盤スーパー・プレミアム・ボックスに、世界に先駆けて封入されていたが、(思った通り)単体での発売とあいなった。ライヴ映像の完奏こそないものの(2枚目で完奏ライヴ曲が10曲観られる)、南米の公演をひとつづつ、それぞれの国と音楽の話題を絡めつつ、何から何まで手探り状態で進むクライマックスの最終キューバ公演までの道程を描いている。

南米のファンのロック・バンドへの熱狂ぶりは前から知られているし、これでよくあの大規模公演が成功裡に行われるものだといういい加減さというか、大らかさも垣間見える。「ロリンガ」族なるストーンズ崇拝グループの存在も始めて知った。どの国も多かれ少なかれ政情不安を抱えていた(いる)ので、過去の弾圧も多く、全面的に解禁されたのがまだここ最近だというのも信じられないことだ(ま、日本だってたかだか40数年前に彼らを入国禁止にした訳だが)。

ただどの国をとっても、ロックに限らず音楽に対する情熱は不変で、その昔「東欧を民主化したのはロックがあったからだ」とキース(Keith Richards)がうそぶいていたのもまんざら嘘でない。禁止されれば情熱はその倍にもなって蓄積されるもの。様々な媒体で音楽が溢れ、音楽それ自体が”安物”に成り下がってしまった先進国とは、やはり色々な意味で音楽それ自体の持つパワーが違うようだ。

映画はテンポ良く進み、一気に見させてしまう求心力があってなかなか良い。彼らの伝記映画などでは、ファンであるが故に消化不良に悩まされることが多いが、変にドライにもウェットにもならず、今のストーンズのバンドとしての魅力を映し出すのにも成功していると思う。一度あの南米の狂乱のスタジアムに身を置いてみたいナとも思うが、きっと周りの汗だくで体臭の強い奴らにもみくちゃにされた時点で帰りたくなるんだろうな(笑)。

そしてなんと!秋の欧州ツアーが発表された。なんという爺様たち!

amazonにて購入(¥6,092)

  • Format:DVD-Video, NTSC
  • Subtitle: 日本語
  • Region: Region 2
  • Disc : 2
  • Label : ワードレコーズ
  • 2017/05/12

 

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黄河 @名古屋市西区・那古野

2017年05月18日 | 名古屋(中村区・西区)

昼食で菊井町の交差点近くにある中華料理の「黄河」へ。名古屋駅から北に歩いて15分くらい。円頓寺商店街はよく行くのに、すぐ近くのこちらに伺ったことは無く、名前はずっと前から知っていたものの、初訪問。店は白を基調としたお洒落な感じ。店に入ると思ったよりこじんまりとしているが、シンプルでモダンな内装。カウンターに腰を下ろした。表の案内板に出ていたランチ・メニューからいくと四川料理のようだ。その中から「陳麻婆豆腐セット」を注文。給仕をしてらっしゃる女性は奥様かな。先客は1人だったがすでに料理が出されていたので、さっそく麻婆豆腐の調理が始まる。その間に青海苔と玉子のスープ、ザーサイ、ご飯が置かれた。

主人がカツッカツッと鍋を操って「陳麻婆豆腐」が登場。花椒は別の小皿にも少し入れられている。楕円の大きめの皿に盛られた麻婆豆腐は油多めで口当たりもやや重め。深いコクがあり、辛さは充分だと思うが汗をかくほどではない。山椒は大好きなので全部足していただいた。すっきりとした辛さと香りが増して、旨い。以前はこういう本格的な味の麻婆豆腐はなかなか食べられなかったけれど、最近は「陳」を名乗る店も多くなった。ランチでは他に「四川タンタンメン」「チャーシューメン」「五目チャーハン」が選べるようだ(2日前までに予約出来ればコース料理も可だとか)。次は是非夜に来てアラカルトで頼んでみたいナ。(勘定は¥900)

 


 

↑ 名駅3丁目にある「大進堂看板舗」(建築詳細不明)。大して古い建物ではないかもしれないが、ここの商店の並びは思い切り”昭和”。

 


 

 

海鮮中国料理 黄河

愛知県名古屋市那古野2-11-15

 

( 名駅 めいえき 名古屋駅 那古野 なごの こうが 四川料理 麻婆豆腐 マーボー豆腐 中国山椒 ホワジャオ 花山椒 ランチ 中国料理 近代建築 )

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田代 @愛知県瀬戸市

2017年05月17日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県瀬戸市を散策。鄙びた「宮前地下街」に差し掛かる。地上なのに地下とはこれ如何に?(→商店街の東側が小高くなっているからかな)。ほとんどの店にシャッターが降りていたが、一角だけ人の気配。近づくと鰻屋「田代」。もちろん名前と評判は知っていたが、場所は全然知らなかったので「おぉ、ここがかの有名な…」と近寄ってみる。半端な午後遅い時間だったので、もちろん店には暖簾が掛かっておらず「準備中」の札。並んでいる人も居ない。軒先には湯沸し用の七輪が並んでいた。店先の焼き場では主人がせっせと鰻を焼いていたので、外から「何時からですか?」と尋ねると「食事?どうぞ!」と幸運にも中に入れてくれた。中に入ると先客が居る不思議(笑)。年季の入った店内は小さいテーブル3つとカウンター(使ってるかな?)のみでこじんまりとしている。壁には色紙が沢山。品書きは「鰻丼」と「長焼」のみと潔い。給仕のお母さんに「鰻丼・並」を注文した。

じゃんじゃん焼いているのは持ち帰り客の分のよう。電話も次々とかかってくるし、引き取りもひっきりなし。主人は焼きながらも次々と鰻を捌いている。まな板の上で目打ちしてギリッという音と共に一気に割く。最近の鰻屋は大店ばかりで、こうして間近に調理を見ることは少なくなったが、なるほど上手いものだ。

しばらくして待望の「鰻丼」が登場。まずは鰻にかぶりつく。照りがあって艶良く、厚みもすごい。これだけの厚みを経験したのは納屋橋の「イチビキ」以来かな。外はカリッと、身はプリプリで素晴らしい。皮と身の焼き具合も良し。たれはやや濃いめ。身が厚いのでたれも濃いめでないと合わないのかも。それでも鰻の身の味がダイレクト過ぎて苦手な人は居るかもしれない。素晴らしい鰻丼だった。ちなみに山椒は最初から置いていないようだ。こういう野趣溢れる地焼きの旨い鰻を食べてしまうと、関東で食べる”蒸し”の鰻は、上品だが頼りなく感じてしまう(関東の人はこういうの食べるとどう思うのかな)。唯残念だったのは漬物と吸物。守口漬だったら言うことなしだったが、たくあん。それに吸物は明らかに市販品の味。これなら無い方が良かったかも。(勘定は¥2,700)

 


 

 

↑ 商店街の裏通りへ。スクラッチタイル壁が素敵な「旧・若松屋洋服店」(建築詳細不明)。現在は食器を販売しているよう。

 

↑ 何だか不思議な感じの風情が残る三差路。昔はどんな景色だったんだろう。近くの建物(写真上右)には「屋根神さま」が祀ってあるが、屋根からは下ろされたものの高さはキープ(笑)。

 


 

 

うなぎ 田代

愛知県瀬戸市深川町13

 

( 瀬戸 せと 宮前地下街 たしろ 鰻田代 うなぎ ウナギ うなぎ丼 ウナギ丼 鰻丼 深川神社 屋根神様 近代建築 )

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銀座ライオン・地下鉄名駅店 @名古屋市中村区・名駅 (※閉店)

2017年05月16日 | 名古屋(中村区・西区)

他の地域からの来訪者を惑わす名古屋駅地下街のひとつ「メイチカ」。店はたかだか20軒ほどだが長くやっている店が多い。こちらで一番改札に近いところにあるのが「銀座ライオン地下鉄名駅店」。仕事が終わった暑い夏などに、とりあえず屋外から避難してきた時に使う事が多い(笑)。それでも最後に知人と寄ったのはもう数年前かな。何しろ古い地下街なので店はこじんまりとしている。この日は1人だったが、午後3時頃に仕事から解放されて、喉を潤すためだけに店へ。お腹が空いている訳でもないし、ただ座りたいだけ。さすがに先客は居なかったが、店の前は途切れることなく沢山の人が改札に向かっている。腰を下ろしてヱビスの「ハーフ&ハーフ」を注文した。

席の周りの壁には昔の名古屋駅周辺の写真が貼られたので眺めて待つ。程なくして運ばれた「ハーフ&ハーフ」の色は、ほとんど黒ビールと変わらないくらい濃い。冷たいのをグイッと流し込む。吞み口はすっきりとしていて、呑んだ後にコクと甘みが残る。店の外を足早に通り過ぎていく人々(この時間だとほとんど働いている人ばかりか)を横目にいただく生ビールは間違いない。疲れていたのでまた格別の一杯。誰も居なかった店内には次々と年輩の客が入ってきた。まだこの時間だとリタイアしたような人が多いのかな。結局食べ物は何も頼まず勘定してもらった。(勘定は¥810)

この後の記事はこちら (2

銀座七丁目店の記事はこちら

名駅店(※閉店)の記事はこちら

銀座ライオン 地下鉄名駅店

愛知県名古屋市中村区名駅3-14-15 メイチカ一番街

※メイチカ閉鎖により令和5年3月末を以って閉店しました

 

( 名駅 めいえき 名古屋駅 メイチカ メイチカ一番街 ライオン メイチカ店 エビス 生ビール ビアホール ビヤホール 名古屋地下街 )

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