ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

スズメ屋 @名古屋市熱田区・神宮前

2023年03月16日 | 名古屋(熱田区・中川区)

熱田神宮の東、熱田神宮前商店街にあるパン屋「スズメ屋」へ。まだ早い時間とあって商店街はシャッターの閉まった店がほとんどだが午後はもう少し店が開くのだろうか。本当はこの日、神宮小路入口にある喫茶店に寄ったのだが休み。確か昼まで営業しているはずなのだが、ここのところ数度行っても営業日に当たっていない。そんな訳で朝食を入手するべく店内へ。中に入るとトレイとトングを取って棚から商品を取るようになっている。狭い間口の店だが意外とパンの種類が多い。ラスクなど焼菓子も少々並べてある。店番は年配の女将さん。奥でパンを焼いているのは若い人かな(未確認)。オレンジ色のトレイに取ったのは「ハットスイート」「カレードーナッツ」の2つ。勘定してもらい自分のバッグに入れて店を出た。

近くの某所で腰掛けて包みを開ける。「ハットスイート」はたぶん帽子の形から命名されたのかな。つばの付いた麦わら帽子のような形でメロンパンみたいな生地。ちょっとココナッツっぽい風味がして甘い味わいの菓子パン。「カレードーナッツ」は真ん丸に膨らんで、中には辛さのない懐かしい感じのカレーが入っている。外の生地は甘い感じ。旨い。コーヒーと一緒にいただいた。朝食とはいえ、もっと色々買えば良かったな。また寄ってみよう。(勘定は¥340)

 

 

スズメ屋(SUZUMEYA)

愛知県名古屋市熱田区神宮3-3-13

 

( 名古屋 なごや 熱田神宮 神宮前 すずめや すずめ屋 ベーカリー パン屋 持ち帰り テイクアウト)

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スティング @名古屋・日本ガイシホール

2023年03月15日 | ライヴ(日本公演)

スティング (3月14日 名古屋・日本ガイシホール)

日本ガイシホールでのスティング(Sting)の来日公演最終日に急遽参戦。実は来日することは事前に全然知らなくて、コロナ第8波も下火になったことだし、アーティストの来日スケジュールは増えてくるのかなとチェックしていて初めて知った次第。自分は2008年のポリス(The Police)の東京ドームでの再結成コンサートは逃しているので、是非ともと遅ればせながらチケットを入手した。

長兄が持っていたポリスのファーストとセカンド・アルバムを聴いてからだから、もう40年以上もスティングのヴォーカルを聴いていることになる。それ以降のアルバムは自分で買った。とはいってもポリス以後はファースト・ソロ・アルバムとライヴ盤、コンピ盤を買ったぐらいで熱心なファンとは言えないけれど。一時ちょっとお洒落になり過ぎた感もあったけれど、そのハスキーで特徴的なヴォーカルはやはり唯一無二。最近はシャギー(Shaggy)とコラボしたりもして創作意欲は衰えていないようだ。

時間に余裕があったので近くで一杯やってから会場入り。会場内はスタンド席の一番上の方こそ空席が目立つが、アリーナやスタンド下部まではおおむね満席。自分の席はたった2週間前に慌てて入手した割には、ほぼ横から観る形にはなるもののステージは近くて見やすいし、満足。まずは息子のジョー・サムナー(Joe Sumner)が前座で登場してギター1本で歌を聴かせる。ガタイはデカいがさすが親父そっくりで血の濃さが伺える。声もよく似ているのはあの特徴的な顎の形を引き継いでいるからだろう。信じられないが、自分の隣の席の客なんてこれがスティング本人と疑わず、連れと「さすが、かっこいいねー。」なんて言ってはしゃいでいる(←いやスクリーンもあるんだからさすがにすぐ分かるだろ・苦笑)。にしてもこのジョー、バンドが無いからかあまりにもストレートで普通の曲(失礼)ばかりで驚いた。異母妹はちょっと尖っているのにね。声域も広く、歌唱自体はひょっとしてスティングより旨いかもしれないが、ちょっと”真っ当”過ぎるかも…。

ジョーがたっぷり30分ステージをこなした後に御大登場。歳はとったが(71歳)スリムで腹も出ていないしかっこいい。ポリス時代の名曲からステージが始まるが、もともとハスキーな声だしキーを落としても最初はちょっと声がきつそう。それでもステージが進むにつれてどんどん良くなるのはさすが。バンドの面々は皆スティングにとっては孫世代になるのかな。全員若いが実力は折り紙付き。特にハーモニカ・プレイヤーの演奏は印象に残った。にしてもバンドはキーボードとコーラスを除けば実質3ピースで、ポリス時代を踏襲しているのが興味深い。スティングはもちろんベースも演奏しているが、そういう趣向なのかベースの音の解像度が低く、歪んで演奏が聴き取り辛いのは何なんだろう(席の位置の関係かも)。

中盤はソロ作品が並ぶ。当たり前だがやはりソロ期の曲の方が今の喉にはしっくりくるようでパフォーマンスも素晴らしかった。レゲエ、ジャズ、スパニッシュ・ギター、アラビックなど色々な音楽性の曲とスティングの声の相性も相変わらずいい。手拍子を誘う場面が多いのはまるで昔の外タレのコンサートを見るようだ(昔はみんなずっと手拍子していて鬱陶しかった)。後半はポリス時代の曲を若干アレンジとキーを変えて披露。ガキの頃から聴き続けた曲をとうとう本人の歌唱で聴けて感慨無量。特にリアル・タイムで自分でアルバムを買った「Synchronicity」期の曲は生で聴けて嬉しいナ。最後は静かな「Fragile」。演奏前にスティングが「最後はクワイエットな曲で…。」と言ったら客席から「Next To You!!」(←ポリス初期のパンキッシュな曲)と声がかかってスティングが大受けしていたのが面白かった。

 

<Setlist>

Message in a Bottle
Englishman in New York
Every Little Thing She Does Is Magic
If It's Love
Loving You
Rushing Water
If I Ever Lose My Faith in You
Fields of Gold
Brand New Day
Shape of My Heart
Heavy Cloud No Rain
Seven Days
Mad About You
What Could Have Been
Wrapped Around Your Finger
Walking on the Moon
So Lonely
Desert Rose
King of Pain
Every Breath You Take

(Encore)

Roxanne
Fragile

 

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末廣屋本店 @岐阜県本巣郡北方町

2023年03月15日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜バスのスマホ専用のフリー・チケットを使って北方町辺りを散策。下尻毛(しもしっけ)の幹線道路沿いで大きな和菓子屋を見付けたので、妻へのお土産を買いに入ってみることにした。昭和23年(1948)創業(未確認)という「末廣屋本店」。この新しい店舗になって10年ぐらい経っているようだ。大きな暖簾をくぐって中に入ると様々な菓子が沢山並べられていた。洋風なのもあったような。飛び込みで特に目当ての菓子があった訳ではないので、店内をうろうろと物色。購入したのはこちらの名物っぽい扱いだった「かりんとう饅頭」、「栗粉餅」、「鬼まんじゅう」の3種。全て妻の好物だ。

家に持ち帰って渡しつつ、自分も「かりんとう饅頭」と「栗粉餅」をいただいた。「かりんとう饅頭は」小さくて皮がカリッカリ。口にすると香ばしい黒糖の風味が口に拡がる。中はこし餡。旨い。「栗粉餅」も小さめ。弾力のある餅にしっとりとして甘い栗粉がまぶしてある。こちらもいい感じ。季節が外れていたのでこの地方で有名な「みょうがぼち」はいただけなかったが、初夏になったら寄ってみようかな。(勘定は¥670)

 

御菓子司 末廣屋本店

岐阜県岐阜市下尻毛383-1

 

( 岐阜 ぎふ 尻毛 しっけ 末広屋本店 すえひろやほんてん すえひろや 和菓子 洋菓子 くりこもち かりんとうまんじゅう おにまんじゅう 鬼饅頭 )

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フランカ @名古屋市昭和区・荒畑 (2)

2023年03月14日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

昭和区の御器所(ごきそ)にある喫茶店「フランカ」へ(→最寄り駅は「荒畑」)。1ヵ月ほど前にこちらに来た時は臨時休業で振られてしまっていた。実はこの日、営業再開したと聞いた近くの別の喫茶店に赴いたのだが、数度訪れているものの今回もあえなくシャッターが閉まっていてこちらへ。店に入ると店内は7割程の客入り。ノートパソコンを広げる若い客らもいて賑わっていた。カウンター中には女将さん、それに給仕女性の2人体制。艶のあるダークウッドの装飾に、重厚なペンダント・ライト、柄付きのベロアの椅子に花柄の絨毯など、完璧な内装の昭和喫茶。昔の喫茶店は造りも気合の入り方が違う。少し腹が減っていたので「オムソバ」をお願いした。

まずはトマトの入ったミニサラダが供され、後から鉄板皿に盛られた「オムソバ」が登場。鉄板ではあるものの、熱々に熱してある訳ではなさそう。焼きそばをとろっとした状態の玉子で覆い、上からソースとマヨネーズがかけてある。焼きそばの具材は豚肉とキャベツ。こってりとした甘めの味わいのソースで味付け。旨いが油もあるので少々重い。軽く食べるつもりが結構お腹が膨れてしまった。こちら昔から変わらず喫煙店。何しろ女将さんがプカーッとやっているからね(笑)。こちらにも隣の席の紫煙が漂ってきたのでお暇した。(勘定は¥800)

以前の記事はこちら (1

 

 

カワチコーヒーショップ フランカ

愛知県名古屋市昭和区御器所2-10-5

 

( 御器所 ごきそ 珈琲フランカ カワチ珈琲 カワチ珈琲商会 COFFEE コーヒー 喫茶 純喫茶 ランチ 洋食 イタリアン )

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あつたや @愛知県清須市

2023年03月13日 | 愛知県(尾張・老舗)

久しぶりに東海道と中山道を結ぶ脇往還「美濃路」を散策。西枇杷島駅方面から東海道本線と新幹線の線路をくぐる歩行者用の赤煉瓦トンネルを抜けて街道に出た。散策の後、コロナ禍で控えていた銭湯巡りを再開。ずっと前から入ってみたいと思っていた「二川湯(仁川湯)」で湯を浴び、須ヶ口方面へ。

カラッカラの喉で暖簾をくぐったのは須ヶ口駅近くの交差点にある「あつたや」。こちら大正15年(1926)創業で、もうすぐ100年になろうかという歴史ある店なのだそう。戦前に先々代が熱田からこちらに移って来たのだとか。店に入ると夜営業が始まったばかりの時間にも関わらず、もう先客が何組も居てほぼ満席の盛況ぶり。カウンター席も埋まっていたので唯一空いていた入口近くのテーブル席に案内された。湯を浴びてきた身にはやや暖房が効き過ぎで苦手な温度設定。ご夫婦でやっていらっしゃるようで(後から手伝いの女の子も)給仕の女将さんはあっちから呼ばれ、こっちから呼ばれと大忙し。品書きは手書きでA3用紙にコピーされたもの。迷ってしまうくらいびっしりと品が書かれている。何はなくとも「キリンラガービール(大)」をお願いし、酒肴は「串かつ」と「ニタリクジラ」をハーフでお願いした。

冷えたビールを勇んでコップに注ぎ、グイッと…。ウメーッ。銭湯の後のビールの旨いこと旨いこと。付き出しの胡麻和えだけで1本空にしてしまいそう。「串かつ」は味噌でお願いしたけれど、この味噌、先代が熱田から味噌樽ごと持ってきたものだそう。漆黒で濃い味わい。少し苦味も感じられて旨い。「ニタリクジラ」の刺身は初めて食べたかも。生姜醤油でいただく。しっかりとした赤身で、口に入れるととろんと溶ける感じ。旨いなァ。酒「上撰・二合」をぬるめで、そして「土付きれんこん天ぷら」を追加。天ぷらはざるに盛られて出てきたが、分厚いのが6切れも。抹茶塩が添えられている。衣がゴツゴツとした感じで食べ応えも充分。卓上の山椒で山椒塩も作ったりもしていただいた。本当は締めに何かもらおうと思っていたのだが、この天ぷらのヴォリュームでお腹がいっぱいになったのと、ひっきりなしの注文で遅くなりそうだったので勘定してもらって外に出た。もう外は真っ暗。寒い中を歩いて、いい気持ちで駅に向かった。(勘定は¥2,980)

 

 


 

↓ コロナ第8波もやっと下火になり、念願の「二川湯」(建築詳細不明)へ。大きな看板も何も無いので暖簾が出ていない時間だと銭湯だとは全然分からない(写真下4、5枚目)。脱衣場は格天井で古い秤が鎮座。ガラス窓のロッカーには鍵が無いので注意。浴場は真ん中に浴槽があるこの地方ではよく見るタイプ。電気風呂などもある。女湯との間の壁に石鹸の受け渡し小窓があるのは初めて見たかも(もちろんどちらからも向こうは見えない)。いい湯加減で素晴らしい銭湯を楽しんだ。(注・現在土日営業のみだそうです<令和5年2月現在>)※令和5年4月末を以って閉店されました。

 

 

 

↓ 久しぶりに美濃路を散策。風情ある建物がいくつも残っていて往時の賑わいを偲ぶことが出来る。これでもこの近辺では平成12年の東海豪雨で浸水した多くの古い建物が取り壊されたのだそう。

 

↓ 玄関上に透かしの壁が立っている珍しい建物(建築詳細不明)。入ってすぐが中庭にでもなっているだろうか。それともこちらは勝手口に当たるのかな。

 

↓ 休憩所になっている町屋を改造した「一休庵」(建築詳細不明)。中にはこの地方の名産品が売られていた。屋根神様が祀ってある。

 

↓ 以前にも通ったことのあるアーチ型にレンガを積んである「西枇杷島東六軒トンネル」(※正式名称かどうかは不明・建築詳細不明)。東海道新幹線と東海道本線をくぐる歩行者専用トンネル。

 

 


 

呑処 喰処 あつたや

愛知県清須市須ケ口2335

 

( 清須 きよす すかぐち 名鉄須ヶ口駅 熱田屋 居酒屋 串カツ 鯨肉 みのじ 美濃街道 脇街道 わきおうかん )

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Live In Japan 929 Osaka / Led Zeppelin

2023年03月12日 | クラシック・ロック

Live In Japan 929 Osaka / Led Zeppelin (2018)

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の1971年の初来日公演が録音されていたのは有名な事実。日本側の要請に対してバンドが色々条件を付け、録音したテープをジミー(Jimmy Page)が確認したところ「音が酷い」と発表を却下され、マスターも持ち帰られてしまったのだとか。このブートレグは最終の9月29日大阪フェスティヴァル・ホールでの公演を完全収録。昔から有名な音源で、この盤はツェッペリンのブートレグ・レーベルの雄、Empress Valley Supreme Discから発売されたもの。音はサウンドボードとオーディエンスのミックス。この日の演奏は”929”として過去に何度も色々なレーベルから発売されているので、自分もいくつかの音源を所有している。たまたまネット・オークションを覗いていたら比較的最近発売されたタイトルが安価で出ていて、酔っ払った勢いでポチッとしておいたら落札出来ていた(笑)。

果たして音源のクオリティはというと、うーん以前聴いた音源の方がメリハリがあったような…。後発だからもう少しいい音になっているのかなと思っていたんだけれど、元音源は同じだろうからそうはいかないか。聴いていると音質差は気にならなくなるが。にしてもこの伝説の初来日公演を3時間超えで収録し(日に日にどんどん演奏時間が長くなっていったのだそう)、こうして気軽に聴けるというだけで素晴らしい。最初こそロバート(Robert Plant)のヴォーカルの調子はいまひとつだけれど、どんどん調子も上がってきて、後半にかけてはメンバー間のケミストリーも最高潮に。まだこの頃のロバートは喉が潰れていないから高音も冴えていていい感じ。これを実際に会場で聴いた人がうらやましいなァ。音源が継ぎ接ぎなので鬱陶しいが、だんだんそれさえも気にならなくなる熱演。にしてもアコースティック演奏を交えつつ3時間超えって、会場で聴いてる方もどっと疲れそう。それを毎日朝までどんちゃん騒ぎしつつ毎晩繰り広げたバンドのスタミナたるや。最近の若いバンド・マンにはとっても無理だろうなァ(←悔しくないのかっ)。

ネット・オークションにて購入(¥990)

Empress Valley Supreme Disc – EVSD 1056~1057

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コンパル メイチカ店 @名古屋市中村区・名駅 (※閉店)

2023年03月12日 | 名古屋(中村区・西区)

3月末に閉鎖される名古屋駅地下街「メイチカ」。そちらにある「コンパルメイチカ店」に寄ってみた。まだ朝早い時間帯。地下街の多くの店は開いていないし、改札に向かう早足の人も多い。自分がコンパルに入る時は栄の時が多いので、このメイチカ店に入るのは久しぶりかも。中に入ると広くない店内はほぼ満員の客。店員が「えーっと…。」と空席を探そうとするといいタイミングで1人客が立ちあがったので、奥のその席に案内された。モーニング・サービス(とはいってもドリンク代のみでなく少額足すタイプ)もあったが、朝昼兼用でしっかり食べたかったので「アイスコーヒー」と「ジャーマンカツサンド」をお願いした。

こちらコンパルの「アイスコーヒー」は独特で、デミタスカップに入った熱いコーヒーを自分で氷の入ったグラスに注ぎ入れるという変わった提供の仕方をする。でも自分は紙パックやペットボトルから注がれるだけのアイスコーヒーより香りも良くて好きだな(あれ見ちゃうと何だか興醒めするし)。「ジャーマンカツサンド」はパン1枚分の大きさを3つにカットしてある。中はメンチカツと刻みキャベツ。「ジャーマン」=「ハンバーグ」ということなのだろう。ケチャップソースで味付けされていて、まだ衣はサクサク。頬張るとジュワッと肉の旨味が口に拡がった。旨い。味は予想通りだが、こういうのでブラック・コーヒーを飲むのは大好き(ひょっとしてビールよりも?←ナイナイ)。自分の前の席の女性は注文の品が届いてから10分もの間、コーヒー・カップとサンドイッチの位置を変えながらずっと写真を撮り続けている…。ちょっと怖い(苦笑)。勘定してもらって外に出たら、何と行列が出来ていてビックリ。(勘定は¥1,180)

 

コンパル メイチカ店

愛知県名古屋市中村区名駅3-14-15先 メイチカ 名駅地下街

※メイチカ閉鎖により令和5年3月末を以って閉店しました

 

( 名古屋 なごや 名古屋駅 地下街 コンパル コーヒーとサンドイッチ モーニング サンドウィッチ 閉鎖 リニア中央新幹線 )

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KAZOKU @岐阜県本巣郡北方町

2023年03月11日 | 岐阜県(岐阜)

以前に岐阜バスのスマホ限定のフリーチケットを使って北方町まで行って散策したが、その時に気になった店があったので再訪。まずは和菓子の「とよだや」のすぐ向かいに出来たインドネシア料理の「KAZOKU」。最初に見付けた時は気付かなかったが、以前に小牧市で入った店の姉妹店がこちらだったようだ。店は物品販売のスペースの横にいくつかテーブルが並んでいる(写真下)。最初はその棚を眺めていたが商品説明が全然読めない(笑)。何か面白そうなものがあればと思っていたが購入は諦めてテーブル席に腰掛けた。店に入ってからずっと誰も出てこないので訝ったが、しばらくしたら若い男性店員が1人出てきた。メニューを眺めて注文したのは「bebek goreng sambail hijau - フライドダック(緑サンバルソースかけ)」と「ココナッツジュース」。本当の事を言うと「ビールでもあれば…」と思っていたのだが、こちら”Halal”の店でもあり、宗教上売っていないようだ。残念。

しかしこんな所にこんな店があっても需要があるのかなと思っていたが、後から自転車に乗った若い子(もちろんあちらの人)がどんどんやって来て、物販スペースで購入したり、食事をしたりと盛況。勤め先が近くにあるんだろうな。しばらくして「フライドダック」が運ばれた。生野菜のサラダ付き。骨付きのもも肉で、見るからにクリスピーに焼き上がっている。肉を齧るとそれだけでしっかり辛い。しっかり焼きなのでやや硬めの食感。付いているサンバルもかなり辛い、と言うか塩っ辛い。旨いが、ビールが欲しいなァとつい心の叫びが(笑)。「ココナッツジュース」は多分店に売っていた缶のものと同じだろうけれど、甘くはあるものの穀物のような不思議な風味があって、正直あまり自分の口には合わなかった。店を見回すとメニューには載っていなかった旨そうなものが他にもいくつかある様子。次はそんなのをテイクアウトしてみようかな。(勘定は¥1,210)

小牧店の記事はこちら

 


 

↓ 僅かにプラットホームが残る名鉄揖斐線の北方駅跡にはソーラーパネルが敷き詰められていた。この巷にあふれるソーラーパネルって将来ダメになって廃棄処分するのにどのくらいのエネルギーを消費して環境に負荷を与えるんだろう。

 


 

 

Halal Mart Kitagata Gifu& Resto KAZOKU

岐阜県本巣郡北方町栄町1-64

 

( 北方 きたがた カゾク カゾク北方店 カゾク岐阜店 インドネシア インドネシア料理 ムスリム ハラル ハラール  廃線 )

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大黒亭 @名古屋市熱田区・伝馬町 (4)

2023年03月10日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

熱田神宮の東側路地にある洋食屋「大黒亭」へ。こちら日曜休みの店なので自分はなかなか訪れる機会を作れず、この日は祝日を狙っての訪問。その素っ気ない佇まいに”西洋料理”とあるのが”上がる”(笑)。店に入るとこの日は先客が3組、それも1組は多人数だったので一瞬迷ったが、壁の品書き下の土間のテーブル席が1つ空いていたので腰掛けた。見回すとどのテーブルもまだ料理が出ていない状態。高齢の女将さんとは1度目が合ったが、ずっと奥に引っ込んでいて水も貰えていないので注文するタイミングも無く、長期戦を覚悟。座って20分もした頃、やっと水が運ばれたので「エビフライ」と「カレーライス」をお願いした。女将さんがいつものように無造作に紙ナプキンとナイフ、フォーク、スプーンをジャラッとテーブルに投げ出す(←いつもこうなのです・笑)。ジリジリとゆっくり時間が進み、ようやく自分の前の客に料理が配膳されたのでもうすぐかと思いきや、この日はそこからも長かった…。

店に入ってから1時間(!)も過ぎた頃、ようやく「エビフライ」と「カレーライス」が運ばれた。女将さんはマイペースなので特に悪びれもせず(←いつもこうなのです・笑)。「エビフライ」は中サイズの海老が3尾、銀皿に盛られている。付け合わせは千切りキャベツとポテサラ、そしてカットレモン。タルタルソースとかも付いていないので、まずはそのまま。旨い(長く待ったしナ)。そして卓上のソースを垂らしたり、レモンを絞ったりしていただいた。マヨネーズの入っていない酸っぱいポテサラがいい感じ。「カレーライス」は豚の薄切り肉が入ったポークカレー。ポテッとした口当たりで辛さはあまり無い。この味わいはスパイスや旨味の効いた既製品のルーとかは使わず、小麦粉とカレー粉で作ったんじゃないかな。もう他ではあまりお目にかかれない味だ。待った時間のわりにはあっという間に平らげて勘定してもらった。この日はちょっとタイミングが悪かった。ま、行列店で外で1時間待ったと思えば同じか。次は時間をずらして行こうっと。(勘定は¥1,350)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

 

西洋料理 大黒亭

愛知県名古屋市熱田区神宮2-1-16

 

( 熱田 あつた 熱田神宮 神宮前 伝馬町 てんまちょう 洋食 西洋料理 だいこくてい 戦前 老舗 海老フライ カレーライス ライスカレー )

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Original Album Series / Peter Tosh

2023年03月09日 | レゲエ・スカ

Original Album Series / Peter Tosh (2014)

安っぽい造りとはいえ簡易紙ジャケのアルバムが5枚入ってお得な「Original Album~」シリーズ。今回購入したのはピーター・トッシュ(Peter Tosh)。ご存じの通りウェイラーズ(The Wailers)のオリジナル・メンバーで、脱退後はソロとして活躍したが、1987年に強盗に撃たれて命を落としている。ここに収録されているアルバムは以下の通り。

Bush Doctor (1978)
Mystic Man (1979)
Wanted Dread & Alive (1981)
Mama Africa (1983)
No Nuclear War (1987)

時期的にはローリング・ストーンズ・レコーズと契約していた頃の3枚とEMIと契約していた2枚。自分が最初に買ったピーターのアルバムは1978年の「Bush Doctor」。ストーンズ(The Rolling Stones)のアルバムを集めていて関連アーティストも買うようになって手に入れた。アルバムにはミック(Mick Jagger)とキース(Keith Richards)が参加していて、プロデュースもグリマー・ツインズ(The Glimmer Twins・2人の変名)が担当している。

サングラスで分からないが眼光鋭く、主義(ラスタファリズム)を貫き、解禁(マリファナ)、アフリカ回帰、人権、反戦など、様々なメッセージ性の強い作品を発表していて、ここに収録されたアルバムにも主張がしっかり。彼の低音ヴォーカルはボブ・マーリー(Bob Marley)と並び立ち、ウェイラーズの音楽に深みを与えていたし、ソロ作品でも個性は際立っている。自分は先述の作品と、コロンビア時代の2枚は持っているが、残りのアルバムはしっかりと聴いたことがなかったので聴けて嬉しい。ちょっと遅きに失したけれど…。レゲエのベテラン勢は、流行した”ダンスホール”など大幅にスタイルを変えて生き長らえたアーティストもいるが、ピーターは亡くなるまで同じスタイルを貫いていたんだな。

ネット・オークションにて購入(¥1,198)

  • Label ‏ : ‎ Imports
  • ASIN ‏ : ‎ B00KM4787C
  • Disc ‏ : ‎ 5
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