うだるような暑さが続き…
記録的な猛暑・酷暑のようです。
昨日、三連休の中日、きららの月さんのバレエ発表会へお仲間と出掛けました。
昨年の発表会のときは、銀サロの宮川先生もいらして下さり、(股関節症なので、
昨年の発表会を最後にするつもりだったようで…)
きららのお仲間6人で、大声援で応援しました。
その後、月さんの足の状態は悪化しなかったようで、昨年の発表会での心残り
(3週間前に同じ作品の出演者が骨折したため、出演不可能となり、振り付けが
大幅に変ったことで、動揺して気持ちよく終了できなかったと…)
それで、こんどこそは、その人も入れて、6人で同じ作品をしっかりと踊りたい、
と思われていたようです。
私は、月さんが今年に入ってから新年会のみの参加だったので、足の状態が
なりより、心配でした。
月さんいわく、仕事が忙しくて、レッスンに通えてないから足が痛くなるほど練習していない。
と。。。
本番を見て、ハラハラドキドキしました。
出演は2作品でした。
自分の妹が出演しているようです。(妹いないけれど…)
昨年より、構成もよく、振り付けも技術的にも少し難しいパが入っていて、よく
頑張っておりました。
東京バレエ団の男性が援助出演で出演され、女性を持ち上げたり、花を持たせたり、
ほんの少し、いいとこどりで踊ったり…
やっぱり、男性舞踊手が入ると、女性がいきますね。
凄く出演料払っていると思うけれど…
私たちの時代の男性舞踊手は、ビルが建つ、というくらいでしたから…
発表会で出まくってぴょいと持ち上げるだけで… と馬鹿にしていたものでした。ごめんなさい。
しばらくぶりのクラシックの作品(眠り姫)でしたが、
すべてのパが、頭の中でよみがえり全て、全てのパの名前が言えました。
8年前に辞めたのに…
発表会なので、楽屋へ行かなくてもロビーに出てくるというので、待ちました。
会場は、「神奈川県立青少年センター」、どんなにか冷房が冷えて足に悪いかと
厚着をして完全防備で行きました。
上着、ストール、全然使わず、お尻とモモの後ろに汗が。
あつい、あつい、汗が吹き出て気持ちが悪くなるくらい、クーラーが効いていない。
設定温度が節電で高いのか? はたまた、猛暑で効かないのか?
ごった返す中、なんとか会えました。
達成感の顔をしていました。
暑い中、仕事もハードな中、練習も少ない中、足の痛みの中、
頑張った!!! と思います。
今朝のメールで、本番はやっぱりあしにきたーーーー!と言ってました。
緊張感の中、アドレナリンがきいて頑張れたから… よし、ですね。
月さん、お疲れ様でした!!
「これで、きららへ通えます」なんて、言ってくれた言葉、信じてますよ。
月さんは、きららへ初めて参加されてからまだ日も浅く・・・
お仕事も看護師(老人ホームの)なので、なかなか忙しくきららへも足が遠くなっていました。
股関節の状態もまだまだ、初期のようでしたので…
ケアの仕方、心構え、取り組み方などを順次お話していきました。
きららの方で、やっぱりなかなかお仕事が忙しく(症状も初期の方で)参加が難しい方が
もう一人いらっしゃいます。
この方もまだ、きららへ入らしてから数度ですが、皆さんの様子とケアの仕方対処、心構え
どんな体操?どのくらいの動き方などなど、細かくお話を致しました。
そして、仕事の合間をぬって、ジョギング(マラソンやトレッキングが大好きの運動ウーマン)を
自分のペースで週に2日くらいやっている、と毎月メールが入ります。
もちろん、痛いときはやらない。
お二人とも50代前半。まだ、初期の状態のようです。
「まだまだ、痛みが強くなければ、やりたいことをしていいんだよ! がんばって!」
という、私の言葉を励みに頑張っているようです。
好きなことが好きなように出来なくなってからでも、辞められます。
というか、痛くて本当に何もできなくなります!!
やりたいこと、やれるように、自分の体を大切に(大切ということは、何もしないで寝ていることではありません)
しっかりケアをして、自分の生きがいを長く出来るように、今日も励んで下さい。
だけど、だけど、痛みをこらえて無理をすることのリスクは忘れないようにして下さい。
覚悟がいります。覚悟を持って後悔しないならば、それがあなたの自分の人生です。
そして、逃げないでしっかり受け止めましょうーーー!!
『変形性股関節症に負けないでね!』