連日の猛暑!
今からもうだめーーーなんて、泣き言を言ってます。
叔母が、なんとか元気に食事がとれて頭がしっかりしているので…
とてもありがたく、安心して自分で自分を甘やかしてグダグダできます。。
24㌔の体重で、もうダメかと、思っていた叔母の体重もやっとやっと26.5㌔になりました。
安心安心!!
でも、油断大敵、アーーーっという間にたべなくなれば、またまた点滴の日々に
なりますから…
この猛暑の中で、無理をさせずにデイも月に3回、10日おきに行っています。
それでも、点滴三昧よりいいので、この暑い夏を乗り越えられるように、このままでよし、
と夫婦でお世話をしております。
今日は、杖をついている方を見ると…
同じ病気かしら? リウマチかしら? 脳関係? かしら、なんて、ついつい
見るようになった私です。が…
自然な親切のお話です。
東京新聞の記事からご紹介します。
『心地よい声』 西田小夜子(作家)
電車が止まると、白い杖を持った初老の男性が静かに席を立った。
勇一さんは声をかけようか迷いながら降りる、ドアの外はピタリと昇りエスカレーターの位置だ。
慣れてるんだなあと勇一さんは感心した。
白い杖をまるで「目」のように扱い、大勢の人に混じってゆったりエスカレーターに身をまかせていく。
改札口手前のコンコースでその人は立ち止まり、しきりにショルダーバッグの中を探っていた。
勇一さんが「あの」と言おうとした時、60代の女性が男性の肩にそっと手を触れ、声をかけた。
「何かお困りですか。お手伝いしますが。」
その声は落ち着いて、やさしく心地よく響いた。男性は顔を上げると
「いえ、大丈夫です。乗車証を出すのに手間どりまして」と答えた。続けて、
「ご親切にありがとうございました。やさしいお声をかけていただいて、助かります」
と笑顔になる。
「こちらこそ。どうぞお気をつけて」
勇一さんはやり取りを聞きながら感激してしまった。
特に女性の「こちらこそ」という言葉が胸にしみる。
きっと女性は困っている人を見たとき、自然に声がでるのだろう。
人に親切にして感謝され、幸せになれる人なのだ。
何より声が心地よい。
今度は、自分も思い切って声をかけようと決めた。
何かお困りですか? お手伝いしますが… と声をかけて、そっけない態度だったら…
嫌だし、とか、親切に声をかけて、損したような感じになったらとか…
見返りを望むように気持ちになったりとか…
ではなく、「こちらこそ」「おたがいさま」の気持ちが忘れられてきたように
思いました。
足のご不自由な方がエレベーターで転倒したり、目のご不自由な方が、ホームから
転落したりしないように、自分の足に問題があっても…無関心な目だけはやめたいですね。
阿部総理の取り戻す、、うんぬんではないですが、心のゆとりこそ、取り戻したいですね。
そのためにも、今度の選挙は傍観者ではなく、しっかり足が痛くても投票所へ行きましょう!!
予定のある方は、必ず期日前投票をなさって下さいね。
体調管理に十分お気をつけて、皆様今日もがんばりましょう!
私はご心配お掛けしましたが、元気になりました。
大丈夫です!
『変形性股関節症に負けないでね!』