昨日(10/8)は体育の日でしたが、天気はイマイチでしたね。
この連休、自転車で自宅周辺にある2時間程度の2つのサイクリング・コースを走りました。
サイクリング・コースのほとんどはリバーサイドにありますが、開放感があって爽快です。
コース周辺は公園、河川敷のグランド、神社仏閣、大学のキャンパス、ゴルフ場、大小さまざまな橋などがあり、飽きることがありません。
そして田園風景を隔て、遠く赤城山、榛名山などの山々も眺められます。また川辺の涼風、きんもくせいの甘い香りも心地よいものです。
しかし、いいことばかりではありません。上り坂、向い風、暑さ、お尻とサドルの摩擦等など。
苦労もありますがこれからも気長に自転車と付き合い、健康増進、気分転換をはかっていきたいと思っています。
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二十代前半の頃、当時東京の小平市に住んでいましが、実家のある愛知県O市まで約、350Kmほどでしょうか自転車で走破しました。
まだ自家用車など手の届かない時代でしたが、最新のサイクリング車を購入し半年ほど周辺を走っていました。そして遠距離サイクリングを思い立ち、出発しました。
小平から厚木を経て国道1号線、そこから一路西へ西へ。箱根の山登りはきつかった。峠の3分2くらいは自転車を引っ張って歩きました。
峠の頂上に着いた頃は夕方、下りはトラックがビュンビュン走る脇をブレーキをかけながらまっしぐらに駆け降りるのですが、ブレーキが壊れるんではないかとヒヤヒヤしていました。
三島の宿で一泊し、翌早朝からひたすら西に走る。ほとんど景色など見る余裕はなかったようです。
O市に着いたのは深夜23時頃でした。2日間の激走、疲労困憊の放心状態でした。
自転車はそのまま実家に預け、帰りは新幹線で帰途につきました。
しばらくは股ズレがひどくガニ股で歩いていましたが、青春時代のホロ苦い一頁です。