南相馬市は3つの町が合併した7万都市だった。
福島原発から20km圏内の小高地区は、今でも昼の時間しか入れない。
人が住めなくなった街は、今も震災当時のままである。
柳田邦男さんの『終わらない原発事故と「日本病」』55pより引用
大量の放射能性物質をまき散らすことによって、広大な土地を汚染し、人が住めなくしてしまう。
コミュニティを破壊し、何万何十万という住民に移住や避難を強い、心 . . . 本文を読む
週末に福島を訪問しました。
同行された方もほとんどが福島は初めてでした。
今回の訪問の中で、問われた言葉の中に、
「なぜ、あなたは東北に来るのか」がありました。
このことについて考えてみました。
私には東日本大震災以前には東北の友人はほとんどいませんでした。
震災後、東北の友達ができました。
最初はその人に会うために、東北に行っていると思っていました。
友人がいる地を尋ねるのは大きな喜びでも . . . 本文を読む
「貝殻のうた」です。
1年前に購入したCDです。
今も聴き続けています。
推薦です。
「貝殻のうた」を聴き続けています。「貝殻のうたー和合亮一の詩による伊藤康英歌曲の世界」見角悠代さん(ソプラノ)が歌います。実は見角悠代さんの演奏を聴くのは初めてでした。素晴らしいですね。YOUTUBEで聴...>続きを読む
和合亮一による 伊藤康英 歌曲の世界 貝殻のうた伊藤康英,見角悠代(ソプラノ) 伊藤 . . . 本文を読む
2013年11月22日10時38分
※2013年は2005年に比べて、大槌町(27・9%減)、陸前高田市(21・0%減)、山田町(19・9%減)
だそうです。厳しいですね。
県が21日公表した今年の県人口移動報告年報によると、県の10月1日現在の総人口は前年より8898人少ない129万4453人だった。沿岸12市町村の人口は25万2780人で、震災前の2010年より2万1306人減った。
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台風30号に直撃されたフィリッピン中部の被害全容は約10日が今での明らかになっていません。
未だに救援の手が届かない地域も多いと聞きます。
世界から救援の手は差し伸べられています。
日本から緊急医療支援隊が国から派遣されています。
また自衛隊が1000人規模の艦艇部隊が現地に向かっています。
アジアの国々と深い結びつきのある医療ボランティアAMDA(本部:岡山市)からは第4次派遣チームが18日 . . . 本文を読む
半年ぶりの訪問だった。
前回は冬が終わったばかりの4月でした。
草も生えていなく、さら地が拡がっていた町内でした。
一変していました。
生い茂るセダカアワダチソウと大量に運び込まれる盛り土です。
セダカアワダチソウは西日本では当たり前にはびこっている外来種ですが、東北にはまったくなかったそうです。
震災後の大量の物資搬入や人々の交流が影響しているのかもしれません。
セダカアワダチソウは北米原産 . . . 本文を読む
書きたいこと、観ていただきたい写真があります。
すぐにはアップできませんが、まずは写真を少し掲載させていただきます。
第4回復興グルメF-1大会の準備、実施。撤去のために現地1泊、車中2泊の旅をしてきました。
参加者は40名。最も若い人は15歳。最もベテランは60代と全世代でした。
ボランティアの業務内容も一部の隙もないようなタイムスケジュールでした。
東北は岡山からは1300kmです。
若 . . . 本文を読む
最近、バタバタとしており、ブログもろくに書けません。
過去の記事でお茶を濁しております。
母親のケアハウス入居が明日に迫っています。
60数年ひとつの家に住んできた人が年老いて新しい生活を始める段取りはなかなか大変なことです。
母も私ももう一頑張りです。
写真はパキスタン南西部地震緊急支援の募金活動です。アムダです。
『津波のまちに生きて』 川島秀一著 を読んでいます。冨山房インターナショナル . . . 本文を読む
まずはスタッフ、出演者の方々に。
お疲れ様でした。
十二分に楽しませていただきました。
いや毎朝十五分、堪能させていただきました。
第一話を見た時には、オープニング・ソングの軽快さに驚いたものです。
それが156回も続くと、なくてはならぬ朝のサウンドになりました。
あかちゃんも、猫ちゃんもあの曲に反応していました。
毎朝、画面に飛びつかんばかりの猫の動画には笑ってしまいました。
映像の中にある . . . 本文を読む
※2013年4月、海側から日和山を望む。幼稚園は丘の上にある。低地に降りた送迎バスが被災した。
想定外の大地震であれ大津波であれ、保育園側が適切な対応をとることが求められてる。
被災された園児の皆さん安らかに。
合掌
日和山については、岩清水日記にも書いています。
読売新聞より
行く必要もない海側にわざわざ連れ出され、幼い命は奪われたのではないか――。
あの日から2年半、死亡した . . . 本文を読む
月命日であり、2年と半年の経過した日です。
オリンピック2020は、やはり東京の話と思えてしまいます。
この夏の花火大会の開催に揺れる被災地の人々の思いをNHKで見ていると、東北と東京との距離を感じてしまいます。
私は東京の上を越えて東北と繋がっていたい。
申し訳ないが岡山と東北の間に東京があることが違和感となっています。
本当に申し訳けれど、偽らざる思いです。
※写真は今年4月岩 . . . 本文を読む
今年、4月に始まったNHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」が東日本大震災当日を迎えました。
この朝ドラは、東日本大震災の前からその後までを時代背景としたドラマなのは、
もちろん見る人はみんな知っている。
ドラマの中で、いつか主人公が震災を迎えることはわかっている。
しかし、当時の私たちがそうだったように主人公たちはそのことを知らない。
一生懸命生きてきて、3月11日に突然、すべてが変わってしまう。
. . . 本文を読む
2013年9月1日 NHK総合で、東日本大震災「宮城県多賀城市での証言」が放送されました。
多賀城市の街中で津波に襲われた人々の一夜を追います。
自動車販売店の駐車場の車の上で十数名が取り残されます。
水は引きません。
濡れた身体に氷点下の寒さが襲います。
近くの高層マンションからは、頑張れの声が聞こえます。
懐中電灯が見えます。
しかし、とても救助に行く状況ではありません。
それでも「私たちは . . . 本文を読む
この書籍は、サブタイトル通り、現場の警察官に取材したドキュメンタリーです。
通常、警察取材は警部以上であり、現場の警察官がこのような書籍に登場することはないという。
もちろん、OBの場合は別です。
取材対象は石巻警察署(署員220名)の署員です。
宮城県警本部と石巻警察署が協力しています。
このような異例な対応が可能になったのは、東日本大震災の災禍の大きさから歴史的にも記録にとどめること、
また . . . 本文を読む
その時に写真を撮りました。
1年前の記事は、旅行の後に自宅で読んだ新聞記事と森岡さんの書籍からの引用です。
読み返してみました。
「愛は不滅へと続く」 森岡正博さんの言葉。2012年6月19日朝日新聞「こころ」欄掲載 生きるレッスンより森岡正博さんについてはこのブログでもなんどか書いています。今朝は珍しく(?)、朝日新聞に文章が載っていましたの...>続きを読む . . . 本文を読む