ここでもう1人の日本人を紹介することになる。
NHKのディレクターである川村雄次さんである。
彼もまた、彼女の著書に感動し、クリスティーン
さんにメールを送ることになる。特別番組の制作
依頼である。
実は、京都のADI会議の最中に、NHKBSで
川村雄次さんが制作したであろうドキュメンタリー
が放送されていた。
松江放送局制作となっていた。
松江市では、昨年クリスティーンさんが講演会を
おこなっ . . . 本文を読む
連帯の人といえば、この人を抜きには語れない。
手元に2冊の本がある。
「私は私になっていく」クリスティーン・ボーデン著
「物語として痴呆ケア」小澤勲・土本亜細理子著
この2冊の本から多くのことを受け取った。
そして、クリスティーンさんと小澤さんの、
お話をお聞きする機会にも恵まれた。
クリスティーンさんは、テレビで、
また新聞で報道されており、いまや有名人と
いっていいのかもしれない。
では、 . . . 本文を読む
21才大学生からの投稿抜粋です(12月9日付)。
「痴呆に代わる呼称が『認知症』になった。
私は賛成だ。大好きな祖母が私の名前を呼ばなく
なってから8年近くになる。いくら病気を表す言葉で
あっても、波乱万丈の人生を、明るく厳しく、時に
おちゃめに一生懸命生きてきた祖母にはまったく
似合わないと、ずっと違和感を感じてきた。<中略>
望んで病気にかかる人などいない。必死で今を生きる
患者がそれまで歩 . . . 本文を読む